こんにちは。
鉄道に乗っていく旅行が趣味のヘキサです。
今回は、ヘキサが実際に行った鉄道旅の中から、おすすめの鉄道旅を5つピックアップして紹介します。
鉄道で旅行に行きたいと感じているあなたにぜひ一度行っていただきたいところばかりです。
- 【1位】青春18きっぷの定番:松本
- 【2位】三崎マグロきっぷで行く:城ヶ島
- 【3位】ガルパンの聖地:大洗
- 【4位】ラブライブ!サンシャイン‼︎の聖地:沼津
- 【5位】東京の秘境:奥多摩
- 余談:鉄道旅で欠かせないもの
- おわりに
【1位】青春18きっぷの定番:松本
おおよその道筋と時間
鈍行で東京から松本までおよそ5時間、4070円(片道)
特急あずさ(新宿〜松本)を使うとおよそ3時間(片道・特急料金込み6620円)
松本までJRなので、青春18きっぷが適用できます。往復すると青春18きっぷの方がお得です!
ってか片道でも青春18きっぷの方がお得なくらい少し遠めです。
旅行の概要とおすすめポイント
松本といえば、松本駅からバスが充実しており、徒歩でも松本城には行けるなど、観光名所がたくさんある街です。
特に国宝の松本城は大迫力で、松本に行くならぜひ行きたい名所ですね。
江戸時代以前に建築された城の中で、現在まで残る城は日本にたった12箇所しかありません。その中の1つが松本城です。
実際に松本城の中に入ってみると、階段の傾斜がキツかったり、城の中が入り組んでいたり狭かったりと、当時の戦の要所として機能する役割を担った名残を強く感じることができます。
また、教育を勉強する人はぜひ国の重要文化財である旧開智学校にも足を運んで欲しいです。
明治時代の小学校、特に明治期では先進的な取り組みをし、建物も西洋風の建築様式を取り入れた旧開智学校は、今の教育にも通ずる歴史を感じることができます。
お昼は長野県の名産の信州そばがおすすめ!
そばの名所として知られる長野県のそばは喉越しがよく、暑い日でもツルツルと食べられるのでとてもおいしいです。
そして旅の疲れを癒す温泉として、浅間温泉があります。松本駅からバスが出ています。温泉で疲れた心と体を癒すこともできるので、観光名所としてどんな人でも楽しめる場所ではないかと思います。
行き方について、お金に余裕がある方は、中央線の特急列車あずさを使うことで都心からでも3時間程度で行くことがができます。
青春18きっぷを利用する際は、高尾発の松本行きや長野行きに乗ることで、途中の乗り換えを最小限にして行くことができます。
ヘキサのおすすめする列車に6:35八王子発松本行きという鈍行の長距離列車があるのですが、この列車は10:17に松本に着くことができるので、松本で余裕を持って観光することができます。
(詳しい時刻はダイヤ改正されている可能性があるので、最新のものをお調べください)
ヘキサが実際に旅をした様子はこちら!
【2位】三崎マグロきっぷで行く:城ヶ島
おおよその道筋と時間
東京から三崎口までおよそ1時間半、1120円(片道)
みさきまぐろきっぷは品川からだと3570円(往復込み)
品川から京急線なので、青春18きっぷは使えません。品川駅でみさきまぐろきっぷを買うのがお得です。
みさきまぐろきっぷは往復切符とマグロの昼食とみさきまぐろきっぷ加盟店で利用できる思い出券の3種類が付いているので、最低限みさきまぐろきっぷだけあれば旅できます。
旅行の概要とおすすめポイント
京急の発売するみさきまぐろきっぷを用いて神奈川県の三浦半島の先っぽにある城ヶ島に行く旅です。
みさきまぐろきっぷの詳しい利用方法は京急のホームページをご覧ください。
品川から京急を使って三崎口駅に向かい、そこからバスで三崎口駅付近や城ヶ島周辺を観光するのが主なルートです。
みさきまぐろきっぷは、切符なのに、三崎口や城ヶ島のお店で食べられるマグロを使ったおいしいご飯の料金が含まれているというのが大きな特徴です。
つまり、おいしいご飯が切符で食べられるというお得さ!
加盟するお店が20店舗以上もあり、どのお店も至極のまぐろ料理を提供してくださいます!
どこに行ったらいいか迷っちゃうね。
さらに、三浦・三崎おもひで券という、三崎口や城ヶ島にある観光スポットやお土産をサービスしてくれる券まで付いています!
ヘキサはこの券を使って、温泉に入りました。
三崎口や城ヶ島周辺を観光するのに最低限必要なものが込み込みで入っているお得なきっぷを使って城ヶ島観光をするのは、お得感と満足感がありますね。
この地形にいい感じの穴があったので、テトと記念撮影をしました。
京急に乗るので、もちろん運が良ければドレミファインバーターに乗れるかも!でももう運用する本数が少なく、ヘキサがこの旅に出かけた時には出会えませんでした。
ヘキサが実際に旅をした様子はこちら!
【3位】ガルパンの聖地:大洗
おおよその道筋と時間
鈍行で東京からおよそ3時間、2640円(片道)
特急(上野〜水戸)を使うとおよそ2時間(片道・特急料金込みで4220円)
水戸まではJRなので、水戸までは青春18きっぷが適用できます。往復すると青春18きっぷの方がお得です!
大洗駅で1日1回500円で自転車を借りられるので、大洗市街地を周遊するにはぜひ借りたいですね。(2020年5月現在はコロナ禍の影響で貸し出し中止中、詳しくは鹿島臨海鉄道公式HPで確認)
旅行の概要とおすすめポイント
大洗といえば、やはり戦車道でお馴染みのガルパンですよね。
女の子が戦車に乗って戦うという全くもって意味不明なアニメですが、登場する戦車の音の再現度が高く、マニアックな大人がこだわりにこだわり抜いた伝説のアニメとして今でも根強いファンがいます。
そして大洗の凄いところは、街の商店街がガルパンに乗っかりまくっているということ!
大洗の中心街を歩けばガルパンに出てきた建物だけでなく、ガルパンのキャラクターが至る所で出会えたり、お店の人に話しかければガルパン愛の溢れる対応をしてくださったりと、ガルパンが街の一部を形作っているという世にも珍しい商店街があります。
そして、アクアワールド茨城県大洗水族館という茨城県きっての大規模な水族館があり、広い展示場を悠々と使用した水槽で様々な海の生き物を見ることができます。特にサメの種類は日本一で、サメに力を入れています。
サメといえばジョーズのイメージがありますが、あの尖った体のラインに男のロマンを感じるフォルムですよね。
もちろん、展示だけじゃなく、ショーも充実していて楽しいです!
そして、疲れたら潮騒の湯に行けるのもいいですね。
ガルパンの作品の中でも主人公たちの温泉シーンは潮騒の湯なので、聖地の温泉に浸かれるというのは素晴らしいポイント!
そんな大洗ですが、JR常磐線(特急ひたちが速くておすすめ!)で水戸駅まで行き、水戸駅からは大洗鹿島線に乗り換えて3駅です。水戸から近いというのも行きやすくていいですね。
なんと言っても大洗鹿島線はディーゼルエンジンを用いた気動車なので、列車の上にはパンタグラフがついておらず、乗っているととてもうるさいです。
四国とかにいかなければなかなか乗ることができない気動車を首都圏の日帰り圏内の場所で乗ることができるというのは鉄道好きにとっての魅力ですね。
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【4位】ラブライブ!サンシャイン‼︎の聖地:沼津
おおよその道筋と時間
鈍行で東京から沼津駅まで2時間半、2310円(片道)
新幹線(東京〜三島)を使うとおよそ1時間半(片道・自由席代込みで4070円)
沼津駅〜伊豆・三津シーパラダイス前バス停まで片道750円
沼津まではJRなので、沼津までは青春18きっぷが適用できます。往復すると青春18きっぷの方がお得です!
三島駅〜伊豆長岡駅(伊豆箱根鉄道駿豆線)へ行き、そこからバスで内浦に行くルートもあります。伊豆・三津シーパラダイスセット券(片道+伊豆・三津シーパラダイス入園料込み2500円)がお得です。
旅行の概要とおすすめポイント
東海道線方面は鉄道旅行の大定番であり、特に青春18きっぷを用いた旅行を行う18キッパーの皆さんは、定番中の定番でしょう。
その中でも、東海道線方面では熱海や静岡、浜松などが有名です。
今回はそこからすこしずらしてみて、熱海から少し先に行った沼津エリアを紹介します。
沼津エリアは大きく3つに分かれます。
1つ目が沼津駅前エリア。駅前の商店街の散策が楽しめます!
2つ目が沼津港エリア。沼津港の新鮮な魚を食べられるお店がたくさんあります!深海魚水族館もあり、珍しい深海魚を見ることができます。
3つ目が内浦エリア。駅からは遠く、さらに電車やバスで行く必要がありますが、あわしまマリンパークや伊豆・三津シーパラダイスなどがあり、海の生き物を観察したり海沿いを散策できたりします。
3つのエリアすべてがラブライブ!サンシャイン‼︎の聖地なのですが、それ以外にもおいしい海の幸を食べたり水族館を観光したりと十分観光できます。
ちなみに、伊豆長岡駅方面から行く際は、伊豆長岡駅の西側に進むと内浦なのですが、反対方向の東側に少し歩くと、世界遺産の韮山反射炉がありますので、これも一緒に観光することができます。
鉄道的な魅力としては、東海道線を使って行くのもいいのですが、時間に余裕がある方は、国府津から御殿場線に乗り換えて沼津まで、旧東海道線の雰囲気を味わいながらゆったりと向かうこともできます。
また、三島からはいずっぱこに乗って、長閑な田園風景の中進んでいくこともできます。いずっぱこはラブライブ!サンシャイン‼︎コラボラッピング列車もあり、ラブライブ!サンシャイン‼︎好きならぜひ乗っておきたいですね。
東海バスのコラボラッピング車のアナウンスは千歌ちゃんでした!こういうコラボいいですよね!(語彙力無し男)
ヘキサが実際に旅をした様子はこちら!
【5位】東京の秘境:奥多摩
おおよその道筋と時間
東京から奥多摩駅までおよそ2時間、1270円(片道)
奥多摩駅〜鍾乳洞バス停まで480円(片道)
お住まいの場所にもよりますが、奥多摩駅まではJRなので、青春18きっぷが使えます。ただ、お得かどうかは微妙な距離感なので、あなたの住む街の駅から計算してみてください。
ヘキサの最寄駅からは普通に往復した方が安かったです。
そのくらい近くにある秘境って感じだね。
旅行の概要とおすすめポイント
東京の秘境である奥多摩を観光することができます。奥多摩駅は東京からも比較的アクセスがよく、観光名所としても知られています。
ヘキサは特に日原鍾乳洞の観光がおすすめ!
日原鍾乳洞は、奥多摩駅からバスに乗って山奥へ進んでいくとあります。バスは奥多摩駅を出てすぐのバス停から出ており、電車との接続も比較的良く、とても行きやすいです。
鍾乳洞なので、夏は涼しく感じます。ヘキサが行ったのが夏だったのですが、薄手の長袖しか持って行っておらず、鍾乳洞の中でとても凍えました。夏だからと油断せず、冷蔵庫に入る気持ちで防寒着を持っていくことをおすすめします。
というか、夏なのに冷えており、大迫力の鍾乳洞で無数に生えている石筍を見ると、大自然が何万年もかけて作り出した自然の芸術に心を奪われます。
ってか、感想も言葉が足りず、すげーしかいえない……
暑い夏を乗り切るための避暑の目的で観光することがヘキサ流の楽しみ方!(ってか多分定番)
もし体が冷えてしまっても、奥多摩駅の近くに奥多摩温泉もえぎの湯があり、冷え切った体を温めて、疲れた体の汗を流して気持ち良くなって帰ることもできます。
最強の組み合わせかな。
鉄道的な魅力としては、あの都会でよく見る近郊型のオレンジの中央線E233系の列車が似つかわしくないような山奥をどんどん登っていきます。
特に青梅駅から先の勾配をどんどん登っていく姿は、普段見かける都会の姿とのギャップがありますね。(東京アドベンチャーラインという愛称があるらしい)
側から見てると、本当似つかわしくない組み合わせ。
ヘキサが実際に旅をした様子はこちら!
余談:鉄道旅で欠かせないもの
どんな鉄道旅でもそうですが、時間は余るし、思ったよりも退屈だしと感じることもあります。
そんな鉄道旅で欠かせないものは3つあるとヘキサは考えています。
それは、一緒に行く人、荷物、そして時間をつぶす方法です。
一緒に行く人
ヘキサはこれが一番大事だと考えています。
もちろん、ヘキサ自身1人で鉄道旅をしたこともありますし、一人の方がいいって考える人も多くいらっしゃると思います。
しかし、何時間も電車に揺られることになるので、時間は過ぎていきますが、過ぎる時間をただ過ごすだけになってしまいます。
また、現地に着いたときに1人で観光することもありますが、やはり一緒に旅行に行った人と思い出を共有することで、旅行に行ったその時だけでなく、後からその旅行のことを思い出して笑い合うこともできます。
なので、特に鉄道旅をしたいけどなかなか踏み出せない…という人こそ、鉄道旅には一緒に行く人がいるということが大切だと思います。
荷物
荷物については、やはり当日何が必要かというのと、自分の動きやすさや身軽さとの相談になります。
もちろん、便利グッズはあればあるだけ便利ではありますが、その分だけ自分が背負ったり持ったりするものも増えるわけです。
特に鉄道旅は、最寄駅に着いたら、そこから自分の足で目的地を目指すことが多いです。また駅を出るのにも目的地を目指すのにも、バス停を探すのにも歩くので、軽い方が動きやすいというのはあると思います。
別の記事で国内旅行の最低限の荷物と便利グッズについてまとめていますので、参考にしていただければ幸いです。
時間をつぶす方法
最後に、鉄道旅は移動中の列車の中で、時間が余る傾向があります。
一緒に行く人がいると、道中の会話も弾んで、とても楽しいものになると思います。
しかし、会話だけで数時間持たせるというのも難しい時もあります。状況に応じてパターンを想定しながら準備をしていくといいでしょう。
その中で、ヘキサは2種類のおすすめ方法を紹介します。
①ゲームで遊ぶ
やはり、みんなでゲームをすると必然的に会話も盛り上がります。
もちろん、スマホに入っているゲームで対戦するもよし、ゲーム機を持って行って一緒にプレイするのもいいでしょう。
その中で、ヘキサは特にボードゲームをおすすめしています。
ボードゲームの中でも、比較的場所をとらず、列車の中などで行うことができるゲームもあります。そういうゲームを持っていくと、一緒に行く人の中での会話が生まれ、より楽しく感じやすいとヘキサは考えていますし、実際ヘキサはいくつかのボードゲームを鉄道旅に持っていきます。
②音楽をきく
会話が途切れたら、音楽を聴くこともできると思います。
そしてもしおすすめの音楽があるならば、イヤホンを共有したりSpotify等の音楽のサブスクを使っているのであればプレイリストを共有したりすることができます。
余っている時間を有効活用して、自分の価値観を広げてみるというのもいいですね!
③他にもある暇つぶし
ここではヘキサは紹介しませんでしたが、暇つぶし方法は他にもあると思います。仕事を進めるもよし、車窓を眺めるもよし、SNSの更新に勤しむもよし、いろいろ考えられると思います。
ヘキサは、鉄道旅のなかでいかに充実して時間を過ごすことができるかが鉄道旅の成功に大きく関わっていると考えています。
おわりに
今回は、ヘキサが実際に行ったことのある日帰り鉄道旅行の中から、東京から日帰りで行けるおすすめの鉄道旅を5つ紹介しました。
首都圏にお住まいで青春18きっぷが余ったとか、日帰りで鉄道に乗って旅行してみたいとか、どこか少し出かけてみたいという人にはおすすめなコースだと思います。
ヘキサもこの自粛期間が終わったらまた鉄道旅をしてみたいなぁと考えています。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
(ヘキサ)
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