こんにちは。
ボードゲームがひたすら楽しいヘキサです。
いつも当ブログを読んでくださり、ありがとうございます。
今回は、ヘキサが遊んだことのあるボードゲームの中から厳選して、特にボードゲームにあまり馴染みがない方やボードゲームにこれからやってみようと思う方にオススメのお手軽でハードルの低いボードゲームを紹介します。
今回紹介する10種類のボードゲームはどれもルールが簡単で初心者にも始めやすく、誰にも勝利のチャンスがあるゲームばかりです。
少なくとも1回テストプレイをすれば誰でも簡単にルールを理解できるし、勝つこともできるので、いろんなコミュニティで盛り上がること間違いなしです。
【初心者でも簡単に盛り上がる条件】
今回10種類のボードゲームを厳選するにあたって、初心者でも簡単に盛り上がるために3つの条件を設けました。
①ルールが複雑ではない、ルールを確認しやすい。
②テストプレイを1回すれば概要が掴める。
③分かりやすい運要素があり、初心者でもいきなり勝てるチャンスがある。
ヘキサが考えた初心者でも簡単に盛り上がるゲームの条件はこの3つだと考えています。やはり、初心者とはいえど、ボードゲームをやるからには勝ちたいし、ゲームでやっていることは理解したいですよね。
さすがにテストプレイなしでもできるとなると、手軽ではありますが本当にこれでいいのかという不安がありますよね。
だからこそ、1回は誰かのテストプレイを見て概要をざっくりとつかめるというのは初心者がボードゲームにチャレンジする際に大事なポイントだと考えています。
なので、今回の記事で取り上げるゲーム10種類は全てこの3つの条件に当てはまるものでなおかつプレーしていて面白いものをヘキサが厳選しました。
電車の中でもできるくらい手軽なゲーム
Neu
まず紹介するのは、Neu(ノイ)というゲームです。
このゲームは手札のカードを順番に場に出していき、場の数が101を超える(102以上になる)と負けというゲームです。
足し算の能力が必要ですが、難しくはないものばかりで、2ケタ+1ケタの足し算ができれば誰でも手軽に楽しむことができます。
ただ足していくだけではなく、引き算のカードや特殊カードもあり、90〜101の間で攻防ができるように設定されています。
101になったと思ったら91になったり、101のまま隣にパスを出されたりと、101付近でのドキドキハラハラの攻防がこのゲームの最大の魅力です。
簡単な足し算の能力が少しだけ問われるので、脳トレや頭の体操としても楽しむことができますし、楽しみながら足し算の反復練習ができるツールでもあります。一部の教育現場でも使われているカードゲームであり、頭の体操にも適しています。
そして何より山札から引いたカード次第という運要素がこのゲームの展開を大きく変えるので、実力と運のバランスが良く、誰にでも勝利のチャンスがあります。
その中でもいくつか詳しい戦術(と呼べるのか?)がありますが、それは別の記事で解説しています。
また、チップを使わなければゲームに必要なものが少なくなるので、長旅の電車の中とか限られた範囲の中でも手軽に行うことができます。
余談ですが、長旅の電車の中でできるくらい動作や道具が少ないゲームは、本当に数少ないです。まじで。ヘキサはたまにNeuやUNOを友人と長旅の電車の中で行うのですが、これらのゲームは本当に優秀だと思います。
長旅の電車の中でNeuをプレーした記事はこちら。
コヨーテ
このゲームはインディアンポーカーの派生のようなゲームで、頭にカードを掲げて、自分のカードが見えない状態で、場の合計の数値を超えないようにチキンレースをし、超えたと思ったら指摘することで、ドボンを決めるというゲームです。
別に超えたか超えないかというよりも、超えたと思うか思わないかが重要で、場の数は人によって見え方が大きく異なることから、場の数をいくつに指定するかが勝利への鍵です。
自分の数字が見えないので、ドボンなのかとヒヤヒヤしながら、場の数を推測することに面白さがあります。
×2や0、マイナスなどもあり、場の数が読めなくなるカードも何種類か用意されているので、運要素もありで誰でも勝てるというのが大きな魅力だと思います。
このゲームは人数がある程度多くても少なくてもでき、コミュニケーションを図るゲームとしてとても面白いので、汎用性と実用性が高いゲームだと言えます。
また、ゲームで実際に使うモノが少なく、手軽にどこでもできるというのは大きいポイントだと思います。
例えば、流動的に人の入れ替わりがある場合でもできるし、電車の中で移動しながらでもできることが利点です。
最近のボードゲームは、結構ルールが凝っていて、電車の中で手軽にできるゲームが少ないので、長旅の電車の中でできる数少ない存在だとヘキサは思っています。
ナンジャモンジャ
言わずと知れた名作ゲームです。
もうヘキサが取り上げる以前にご存知の方も多く、多くのブロガー様やYouTuber様に紹介されているゲームです。
見知らぬ生物に名前をつけてその生物の名前を読んで取り合うという簡単ルールなのですが、どのような名前をつけるかによって、参加メンバーの傾向と合わせて難易度や戦術が考えられるゲームですね。
特徴から名前をつけたり、よくあるような名前をつけたり、有名人の名前をつけたり、全く意味のない言葉を当ててみたり、超難しい学術用語を付けてみたりと、名前の付け方で人柄がよく分かります。
メンバーの多くが東大生であるWebライター・YouTuberのQuizKnockさんは、あえて独自ルールで名前を10文字以上に縛ることで、難易度を調整しています。
東大生のあだ名の付け方独特すぎwww10文字以上縛りインテリナンジャモンジャゲーム
難易度の調整も簡単で、大人から子どもまで、誰もが平等にチャンスがあり、覚えられるかどうかの問題なので、終盤のどれだけ名前を覚えられるかによって繰り広げられる熱戦が魅力でもあります。
ヘキサも小学生の方と対戦させていただく機会がありましたが、呆気なく負けたこともあります。
ワードバスケット
しりとりをカードゲーム化した名作ゲームです。
場に出ている文字で始まって手札の文字で終わる言葉を考えるゲームです。
このゲームも多くのブロガー様やYouTuber様が取り上げています。
早く次の文字を言わなきゃというプレッシャーの中で、最初の文字と最後の文字が規定されている単語を考えるというのは、思った以上に焦ってハラハラするし、思った以上に言葉が出てきません。
頭を使うゲームだからこそ、子どもから大人までみんな平等に、頭の柔らかさと語彙の豊富さが求められるゲームなので、誰でも勝てる可能性を秘めています。
これもヘキサは小学生の方と対戦させていただいた機会がありましたが、これも子どもに負けることもありました。
ヘキサがゲーム弱い説
(そんでも楽しめてるからええやんけ)
またコミュニティによって出てくる言葉が違うというのもありますね。それもこのゲームを楽しむ少しメタ的な面白さではあります。
理論的に考えることが楽しいゲーム
犯人は踊る
4周する間に、様々な情報を駆使して犯人の動向を掴み、犯人を当てたり、探偵から逃げたりするゲームです。
犯人もカードなので、プレイヤーの間でぐるぐると動くというのがこのゲームの最大の特徴です。
なので、誰が犯人という感じではなく、自分の手元に犯人が来てからこういう動きをしただろうとか、あの人が持っていそうとか、逃げるためにこのカードを使うとか、戦略性が鍵を握るゲームになります。
ただ、プレイヤーの個々の判断が大きいため、実際には犯人は動いていないとか、動いていそうとかを考えることができるので、それを順を追って推理しながら考えるのが面白いゲームです。
ワンナイト人狼
大人気の人狼ゲームをワンナイトで完結させ、手軽に行うことができるゲームです。
手軽さゆえにこれも多くのブロガー様やYouTuber様に紹介されています。
【ワンナイト人狼】一夜限りのだまし合いでまさかの結果に...!?
通常は人狼ゲームは夜に1人喰われて、占い師処理みたいなのがあって、昼に誰を吊るかを決めて……という煩雑なものを繰り返していくのですが、このゲームでは、夜と昼を一回ずつ迎えるだけでゲームが終了します。
そのため、占い師は情報を公開するし、人狼は1回市民に紛れることを意識してゲームを進めていきます。また夜に喰われることがないため、全員が議論に参加できます。
そしてこのワンナイト人狼では、怪盗という運要素が発生します。
怪盗は夜のうちに誰かのカードと自分のカードを入れ替えるため、人狼は人狼だと思って行動していたのですが、実は怪盗に人狼が盗まれて入れ替わっており、実は市民側だったということも起こりえます。
これにより、必ずしも占い師の占った役職が正確な情報ではないというグレーさもあり、戦略性と運要素がいいバランスで含まれています。
ただ、このゲームは人狼ゲームを簡略化しているので、人狼初心者には楽しむことができますが、ガチで人狼ゲームをプレーしたいとか、戦略を考えながら理論的にプレーしたいと考える人には向かないゲームです。
余談ですが、運要素を入れるというのは、初心者でも参加しやすいというハードルを下げる役割と、理屈ではどうにもならないという上級者や理論を押さえる人に煙たがられるものでもあるので、そのバランスは難しいものがあるなぁと、このゲームをプレーしていて思いますね。
爆笑必至!ネタゲーム
ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜
異人を組み合わせて、新しい偉人を作り、その偉人同士でバトルをするというゲームです。
偉人といえば、歴史の授業で習う真面目な感じがして、なかなか触れたくないような存在でしたが、このゲームではそんな偉人の名前と経歴をいじり倒すことができる新感覚ゲームですね。
偉人が登場するのに面白いというこのギャップから、多くのブロガー様やYouTuber様に取り上げられています。
【爆笑】東大生が偉人生成バトルしたらヤバい奴うまれた【ソクラテスラ】
3人の偉人の1/3ずつを組み合わせるので、名前も1/3の組み合わせ、経歴も1/3の組み合わせという支離滅裂さやそこから生まれる矛盾が面白いですね。
もちろんこのゲームは勝つことが目的ですが、多分それよりも面白い偉人をいかに面白く登場させ、面白い経歴を紹介できるかという点が大きいと思います。
だからこそ、偉人ネタが分かる、というか世界史で偉人を多く扱っている高校生とか大学生くらいのコミュニティで行うとより盛り上がるゲームかなぁと思います。
正直、このゲームは正直小学生では盛り上がらないと思います。
世界史の授業や一般教養がフリになるので、フリオチの面白さを考えるなら、フリをある程度理解している人がオチを楽しむゲームですね。
ゲーム性というよりもエンジョイや笑いに力点を置いているゲームなので、知的な笑いに飢えている人におすすめです。
ポプテピピッククソカードゲーム
このゲームは、ポプテピピックという漫画から派生したボードゲームです。
もしボードゲームにお詳しい方ならば、「テストプレイなんてしてないよ」に近い印象ですが、ポプテピピックの世界観と、壊れ性能のカード同士がぶつかって逆にゲームバランスがいいゲームです。
誰でも勝てる運要素がありながら、戦略性もあるというボードゲームの面白さとパロディの笑いやボードゲームとしてのおかしさからの笑いが生まれる名作ゲームです。
基本のルールはカードゲームのデュエルマスターズと似ており、共用の山札から手札を引き、キャラクターで攻撃して、シールドを破壊した状態の人をダイレクトアタックしたら勝利というゲームです。
普通はカードゲームといえば、ゲームバランスの調整のため、テキストが難しく、なかなか処理が難しいものがあったり、とっかかりにくいものがあったりして難しい印象です。
しかし、このゲームは、基本的にカードの性能が壊れているため、テキストが簡単で、初心者にも分かりやすいものになっています。
また数字も大きいから小さいかしかゲームに関わらないため、1対5000兆が起こり得ます。引き算しなくて良いのは、このゲームのハードルを下げており、誰でも簡単に参加できる1つの要因だと思います。
また、ネタ要素のカードも多く、カードゲームなのに場外乱闘が起こりえるような仕組みになっていることも大きな特徴です。
例えばカードのデメリット効果として腰に手を当てていないといけないという場合、そのままプレーすることも良いのですが、他のプレイヤーがそのプレイヤーの腰に当てている手を剥がそうとすることもできます。
カードゲーム風なのにカードゲーム以外の要素も入っているというのは、ボードゲームならではですし、基本的にガチ対戦というよりはエンジョイデュエルが想定されているので、笑いながら終始和やかな雰囲気で楽しむゲームです。
そしてカード1枚1枚が強力なので、毎ターンに1枚ドローするのですが、ピンチな状態でも引いた1枚によって場が解決されたり乗り切れたりすることも多々あります。
運ゲーデュエルでワイワイとエンジョイしたい人には超おすすめです。
そして第二弾も出ています。
こちらも基本ルールは同じで、よりクソさが増して面白くなっています。第一弾と組み合わせて使うこともできるというのも魅力ですね。これ単体でも十分遊べるし。
カードゲームをよくやる人に印象を伝えるなら拡張パックのようなものです。新たなカードが登場し、また環境が大きく変わります。
このゲームの魅力や戦術、細かな裁定についてはこの記事で個別に取り上げていますので、気になる方は合わせてお読みください。
じっくりプレーしたい名作ゲーム
カタン
言わずと知れた超名作ゲームです。
超名作ゲームなので多くのブロガー様やYouTuber様が紹介しています。
【カタン】運と交渉が勝負のカギ!ゲストと4人で超有名ボドゲ"カタン"をやってみた!【カタンの開拓者たち】
このゲームは正直このブログタイトルにはあまりそぐわない印象なので、取り上げないでおこうと思ったのですが、本当に面白いゲームなのであえて取り上げました。
上級者のテクニックとか、陣地取りとかとても難しく感じるゲームで、初心者の方には少し手が出しにくいような印象がありますが、実は初心者の方でも楽しめるような要素がいくつかあります。
まず、街を開拓していく雰囲気が楽しいこと。
盤面で道を作ったり街を作ったり、港を確保したりとやることは多いですが、自分の街がどんどん発展していく姿が見ていて楽しいですね。
そして発展ガチャ。
発展という名前でカードを引くことができますが、その中には盗賊を動かせたり資源を集めたりと、相手の邪魔をする要素があります。
運次第で相手の戦略を狂わせる一手が打てるというのも魅力的です。
まあ、あとは仲間内でワイワイやることです。ヘキサがこのゲームをやる目的は10点集めることではなく、自分の街を発展させることなので、ひたすら都市を開発したり道を伸ばしたりします。
なので、たまに10点を超えているのに気付かずにゲームを続けてしまうことがあります。
そのくらいのエンジョイデュエルというか、ゆるさを持ってプレーすると楽しいゲームかなと思います。
まああとは資源はサイコロで規定されるので、その運要素があるというのもいいところですね。
カードのドローが運要素ではなく、サイコロの出目という運要素を採用しているのがこのゲームの面白さだとも思います。
思ったよりルールがシンプルでとっかかりやすいし、コスト表が手元で確認しやすいという、初心者にも優しい設計で、いつでも手軽にルールを確認しやすいというのはありますね。
いちいち説明書の細かい字を読まなくてもいいというのは大きいと思います。
ラブライブ!ファン獲得♡スクールアイドル大作戦!
このゲームはラブライブ!の無印のアニメを見ていた人にはぜひプレーして欲しいゲームですね。
基本のルールは、場に10枚出すまでの間に、ファンという数値をより多く獲得したプレイヤーが勝利となります。
ただ、まず最初に9人のメンバーの中からプレイヤーが1人ずつメインキャラクターを選択する場面がキャラクターによって性能差があるため、運要素で決まります。
まずここで推しのキャラクターを引くことができるかどうかがこのゲームの勝敗以前に、自分の中での勝敗に大きく関わります。(オタク)
そして、ゲーム中にはそのメインキャラクターだけでなく、サブキャラクターとして選択されなかったキャラクターを仲間に加えることもできます。もちろんサーチカードもあります。
最終的にはファンの数が勝敗に関わりますが、別の人の推しを敢えて奪う(メインキャラクターは奪えないが、それ以外の6人に関しては仲間にできる可能性がある)ことで、精神的なダメージを与えることもできます。
このゲームで1番強い人は、推しがいない人。はっきりわかんだね。
ただ、基本的にはラブライブ!の世界観で楽しみながらボードゲームをしていくものなので、ライバーの方々と交流を図るツールとして、気心知れた仲間とワイワイ楽しむためのものです。
ヘキサの友人のごはん氏がこのボードゲームを買ってきた時に、当時大学のサークルが一緒だったごはん氏やアルト氏、他のラブライブ!が好きなメンバーと共に、サークルの活動時間にこのボードゲームで遊びまくっていました。
んんんんああああ!なんでいつまで経っても推しの海未ちゃんが引けない……!
海未ちゃんは俺のものだよ!って俺の推しの真姫ちゃんは?どこ?
なんでごはん氏がえりち持ってるねん!クソ!
(写真は先日このボードゲームをプレーしたときの様子)
その結果、騒ぎすぎてサークル内で禁止令が出ました。
後日解禁されたんですけどね。
このゲームはヘキサの大学生時代の思い出というか、活動時にもプレーして、合宿の時にもプレーして、楽しい思い出です。
先日久しぶりにこのボードゲームをプレーしたので、思い出したかのようにこの記事に書きました。(思い出補正やな)
ちなみに、ラブライブ!の楽曲に興味がある方は合わせてどうぞ。
おわりに
今回は初心者でもすぐにルールが理解できて、簡単ですぐに盛り上がるボードゲームを10種類紹介しました。いかがだったでしょうか。
ボードゲームは少し心理的ハードルもありますが、やってみると意外と楽しいというか、思ってたよりもハードルが低いことに気付くのではないかと思います。
今回はその中でもすぐに誰でも楽しむことができて心理的ハードルの低いものばかりを集めて紹介しました。
もちろんボードゲームを購入してやってみるというのも良いのですが、最近ではボードゲームカフェも充実しており、ボードゲームを買わなくてもプレーできる環境が整っています。
またボードゲームカフェでは、店員さんに詳しい遊び方を聞くこともできるので、身一つで手軽に遊びに行って手軽にできるので、本当にすぐに始められます。
ヘキサの場合はサークル活動でボードゲームを楽しんだり、小学生とボードゲームを楽しむ機会があったので、そういう触れ方もあるなぁと思います。ただ、普通はそんなに触れる機会があるわけではないですよね。
もし良ければ、ボードゲームをプレーする機会があれば、その参考になれば嬉しいです。
またボードゲームを買うことを検討している方の参考としてこの記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
(ヘキサ)
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