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世界初の百合SFアンソロジー 『アステリズムに花束を』 全作品感想とか

 お久しぶりです。ペンタです。

 

もはやこの挨拶が板についてきた感がありますね。

たぶん次回の更新時にも「お久しぶりです」から始まることになる予感がしています。

 

さて、今回は『アステリズムに花束を』というアンソロジーを読んでみたら新しい扉が開けてしまったので、感想を書いてレビュー紛いのことをしてみたいと思います。

アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー (ハヤカワ文庫JA)

アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 

この本との出会い

記事のタイトルにもあるように、『アステリズムに花束を』とは「百合SFアンソロジーと銘打って早川書房から出版された短編小説(+漫画)集です。

 

ぼく自身は、特に百合やSFが好きなわけでもないけどどちらも別に抵抗はない、というような人間です。

たまたま立ち寄った書店で平積み&ポップでめちゃくちゃ推されていたので思わず手にとって立ち読みを始めました。

 

そして、本書の前書きで、ぼくが大好きな伊藤計劃の『ハーモニー』を百合SFのオールタイム・ベスト作品として挙げているのを見つけてしまいました。

買いました。

tetragon64.hatenablog.jp

 

『ハーモニー』を読んだときには、これを百合としてとらえる発想には至らなかったのですが、改めて言われてみるとなるほどな、と思いました。

大好きな小説の紹介から始まる本とか期待しかないですね?

 

全体的な感想

読んでみての率直な感想としては、とんでもないものに手を出してしまった…という感じです。

詳しい感想はこれから書いていきますが、とりあえずそれぞれの作品がいちいち濃いんですよ。

 

舞台設定から作品の中身までとにかく多様です。

死後の世界、大正ロマン人工知能、宇宙、ソ連鳥人

ざっと挙げるだけでもこれだけ多彩な設定が集まっている本って、なかなかないのでは…?

まさにカオス。

 

10人の作家さんが「ぼくのかんがえたさいきょうのゆりえすえふ」を用意して殴り合ってるようなもんです。

もはや作家同士の異種格闘技戦の様相を呈しています。

そして、殴られるのは読者(ぼく)のほうです。

 

ただ、これだけ多様な短編集であっても、全体としてはどこかで同じ方向を向いているのはすごいなーと思いましたまる

 

各作品の感想

全9作品の感想を個別に書いていきます。

あまり内容・あらすじを詳しく紹介しないままに、感じたことをとりとめもなく書いていたりするので、何言ってんだこいつ、みたいになると思いますがお付き合いください。

 

以下、ネタバレとか一切考慮せずにあらすじや感想その他諸々を垂れ流しているので未読の方はご注意を。

 

『キミノスケープ』宮澤伊織

p.40 あなたはもう、後ろを振り返らない

 

自分以外誰もおらず、崩壊しつつある世界を舞台に、二人称視点で描かれる作品です。

二人称視点の小説とはどういうことかというと、「あなたは~した」というふうな書かれ方をしているのです。

 

しかし、この作品で明確に描写があるのは「あなた」として語られる主人公ただひとりです。

「あなた」である主人公は、自分以外の誰か=「わたし」のメッセージを見つけて、会ったことのないその「わたし」を追って旅を続けます。

この時点でわりと訳がわからないですね。

 

百合SFという様式でありながら関係性の対象が登場しないという謎。

 

ただ、作者である宮澤伊織さんのインタビュー↓を読んでみると、こういった作品を「不在の百合」と呼ぶみたいです。

https://www.hayakawabooks.com/n/n0b70a085dfe0

 

なるほど?わかったようなわからないような…

 

初っ端からだいぶぶっ飛んだ設定の作品でしたが、個人的にはこの作品に溢れる静けさがすごく好きです。

 

そして、もし「あなた」というものが本当は存在しなくて、すべて孤独な「わたし」の願望・想像だとしたらそれはそれでめちゃくちゃエモいのでは、と気づいてしまいました。

 

『四十九日恋文』森田季節

p.51 二十文字じゃ足りないし、二十文字じゃ多すぎる

 

死後四十九日だけ、死者の意識とメールによってやり取りができることが発見された世界で、何を伝えるかというお話。

 

メッセージを送れるのは死者、生者それぞれ一日一通まで

はじめは49文字までのメッセージを送れるが、一日ごとに使える文字数が一文字ずつ減っていく。

こんな制限が設けられています。

 

この作品は、その発想というか設定が最高ですね。

使える文字数が減るにつれて、言葉から本質的でないものが削ぎ落とされていくという感覚はぞわぞわします。

 

上で引用した一文で完全にやられてしまいました

 

あまり多くを語りたくなくなってしまう、とにかく素敵な作品です。

 

『ピロウトーク今井哲也

p.73 最悪なのは 最後の瞬間の先輩の寝顔がほんとうに綺麗だったことだ

 

本アンソロジーにおいて唯一のマンガ枠です。

 

前世で大切な枕を失くしてしまい眠れなくなったという少女が、後輩とふたりでその枕を探します。

女の子2人で荒廃した世界を旅するという設定なのですが、少女終末旅行を思い出しますね。

 

発想勝ちというかやったもん勝ちというか、予想の斜め上を行くオチでした。

間違いなくそのオチの着想から出発した作品だと思ってます。

あの流れで膝枕以外の選択肢をぶん投げてくるとは…

 

面白くないわけではないけど、他の作品が濃すぎていまいち印象が薄い本作品でした。

 

『幽世知能』草野原々

p.106 ここにあるのは、ただ、理解のみ

 

百合成分でも中和しきれないガッチガチのハードSFにホラー要素が加わった作品です。

というかそもそも中和する気がなさそうに感じるのは気の所為?

 

他者を理解しようというのは暴力的なことなのではないか。

そもそも自分以外の誰かのことを理解することなど可能なのか。

そんな問いを投げかけてくる、哲学的SFとでも呼ぶべき一作に感じます。

 

正直なところ、難しすぎて途中から理解できていません

哲学的な部分はまだ分かるんですが、SFの部分でニューラルネットワークがどうとかいう話が出てきて、頭が追いつかなくなりました。

まあ、それでも楽しめたからいいよね!

 

究極的な理解は相手と同一の存在になること、というのにはすごく納得しました。

 

あと、この作品は描写がグロくて気持ち悪かったです(褒め言葉)

作者の性癖なんでしょうか…

やたらと生々しいグロ描写で、鳥肌が立つくらいには嫌悪感を抱かせます。

もはや才能。

 

彼岸花』伴名練

p.155 どうぞ永久に、御機嫌よう

 

大正ロマン×吸血鬼×S(エス=お姉さま)という情報量の暴力みたいな作品です。

これは世界観というか空気感がたまらなく好みでした。

 

憧れの「お姉さま」との日記帳のやり取りの中で、この世界や出来事について少しずつ明かされていくという形式になっています。

 

この作品は言葉の端々までとにかく耽美です。

格調高い、という言葉がぴったり合うような文章であり、それだけで圧倒されます。

 

活字なのでもちろん映画のように色はついていないんですが、白黒の世界にだけが色づいて見えるような感じを受けました。

 

作中に出てくる天災というのはたぶん関東大震災のことなのかな…?

歴史改変モノという側面もありつつ、こういったところで史実と合わせてくるのがずるいですね。

 

この作者の文章が好きすぎて、最近出たばかりの単行本も買ってしまいました

まだ読めていないのですが、読むのが楽しみです。

なめらかな世界と、その敵

なめらかな世界と、その敵

 

 

『月と怪物』南木義隆

p.163 国家というこの世界を我が物顔で闊歩する巨獣が互いを喰らいちぎり、血を流し身もだえするかのような時代にセーラヤ・ユーリエヴナは産み落とされた

 

物語の冒頭の文章からこの破壊力ですよ。

 

もともとはpixivの百合小説コンテストに投稿された作品とのことですが、ソ連百合」というパワーワードとともに、一時期ネットの百合界隈で話題になっていたようです。

https://togetter.com/li/1314016

 

ソ連とか全くわからないんですが、時代考証も完璧らしいです。

 

個性がぶつかり合うこのアンソロジーにおいても特に異質な存在のように感じます。

もはや、なんでこんなものを読まされてるんだろう、ってくらいにヘビー。

 

正直なところSF要素としては薄味な感じではありますが、それを補って余りある完成度の高さです。

 

国家の実験によって主人公が植物状態になってしまうなど、あまりに暗くて陰鬱でやるせない気持ちになります。

ただ、百合としての相手とは精神的な再会を果たしているということで一応はハッピーエンドなのが救いといえるのではないでしょうか。

 

『海の双翼』櫻木みわ×麦原遼

p.209 言葉には、対となる意味、対象が必要なのだ

 

老婦人×人外×人工知能の三角関係(?)という情報量の暴力の再来です。

 

二人の作者による合作という形になっているのですが、どういう分け方をしているのか調べても出てこないんですよね。

老婦人視点と人工知能視点のパートに分かれて描かれているので、作家さんがそれぞれを分担して書いたのかな、とは思います。

 

さて、読みはじめてすぐ、これ言語論的転回じゃん…ってなりました。

まさか言語論的転回と百合SFの中で再開することになるとは思わなかったよ…。

tetragon64.hatenablog.jp

 

こちらの記事でヘキサも言語論的転回に触れていますが、言葉によって世界を分断して規定している、とする考え方ですね。

 

結局のところ、何かを表現しようと思うと、言葉という枠組みは窮屈すぎるんですよ。

 

『色のない緑』陸秋槎

p.332 間違ってはいても、慰めの役に立つような答えを

 

中国人の作家さんの作品を翻訳したものになります。

あまり詳しくないですが、言語SFというジャンルに当たるのかな?

 

人工知能(特に言語方面)が発達した世界で、ある女性の死を巡って謎を解き明かしていくというストーリになっています。

 

間接的にではあれ、発達しすぎた技術・人工知能に殺される、というのが皮肉に満ちていてよかったです。

やれAIだなんだと持て囃されるご時世ですが、そういった社会に一石を投じる作品にもなっているようないないような。

 

個人的に、技術や人工知能が発達すればするほど、その本質的な部分がブラックボックスしていく、という説明にはかなり納得させられました。

人工知能によって新しい技術が生み出されるようになったら全てがブラックボックス化する、と思うと少しゾッとしますね。

 

学術的な言葉は正直さっぱりではありましたが、読み終えてからすごく印象に残った作品でした。

『色のない緑』という作品のタイトル自体が作中で重要な意味を持つ伏線になっているというのが粋ですね。

 

「間違っていながらも正しい言葉」を生み出すのはどこまで行っても人間にしか出来ないんだろうなと思うなど。

 

『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』小川一水

p.392 泣いてたら怒りますよ。イカパンチです

 

宇宙ロケットやら宇宙魚(?)やらが出てくるなど、この本の中で一番わかりやすいザ・SFって感じの作品。

 

作者いわく「架空ガス惑星辺境文化巨大ロケット漁船百合」らしいです。

 

短編で終わらせるにはもったいないくらいに凝った世界設定だよなー、とか思っていたら、なんと来年に長編として発表されるらしいです。

これは楽しみでしかない。

 

この作品ですが、とにかく文章が上手すぎますね

結構てんこ盛りな設定のはずなのに、水のように入ってきます。

 

元気系な主人公とクール系だけど熱い相手、という感じで相棒(バディ)ものとしてかなり完成度が高いです。

 

ちょっとずれた所のある2人のやり取りが楽しくて、無限に読んでいられます

小説ということで、作り物の世界における作り物の会話であるのはわかっているんですが、やたらと人間味のある会話描写で引き込まれてしまいました。

 

暗めな作品が多い『アステリズムに花束を』のなかで、とっても明るく楽しく読める作品でした。

 

おわりに

非常に面白い作品が多かったのですが、個人的には『四十九日恋文』、『彼岸花』、『色のない緑』が好きな作品ベスト3かなという感じです。

 

いい意味で直球の百合が少ないアンソロジーでした。

 

もはや「百合とはなにか」という哲学的な問いを感じざるを得ません。

ただ、この問いに対する答えが本書の前書きに「女性同士の関係性を扱うもの」とありました。

恋愛感情、友情、思慕などである必要はなく、ただ関係性があればそこに百合を見出すことができる、というわけですね。

ちょっと納得です。

 

アンソロジーというものは今回はじめて買ったのですが、いいですね。

対バン形式のライブみたいな感じで、いろいろな作家さんを知ることが出来て、読書の楽しみの幅が広がります。

 

ぼくの中で文句なしにお気に入りの一冊になりました。

 

何気なくこの本を手にとったぼく、よくやった。

 

(ペンタ)

 

アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー (ハヤカワ文庫JA)

アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー (ハヤカワ文庫JA)

 

 

織田信長の伝説!安土城址と安土城考古博物館を巡ってみた

こんにちは。


織田は信成派のヘキサです。

 

いつも当ブログを読んでくださり、ありがとうございます。


あの泣き虫おもしろお兄さんの織田信成さんのご先祖様である、小学生でも知ってる戦国武将ランキング堂々の第1位(ヘキサ調べ)織田信長についてもっと知りたいなぁとか思いませんか?

 


ちなみにヘキサは全く思いません。(あかんやん)

 


まあでも、日帰りで近畿圏で観光したい!とか、滋賀県に来たんだけど観光名所がよく分からん…って人にはオススメの場所だと思います。

 


したがって、今回はヘキサが安土城址と滋賀県安土城考古博物館などの周辺施設について行ってきたので、その感想などを書きます。


今回はヘキサが安土城考古博物館→信長の館→安土城址という順番で巡ったので、その順番で記事を書きます。


「小学校で戦国武将として織田信長って名前を習ったよ、その程度だけど」って人から「織田信長について詳しく知りたい!」という歴史中級者、そして「城址を巡ることで興奮を覚えちゃうよ」というマニアックな癖をお持ちの方まで楽しめるスポットだと思います。

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東京から日帰りドライブオススメ!さわやか食べて温泉に入ってみた

こんにちは。


旅行はどこに行くかより誰と行くかを重視しがちなヘキサです。

 

いつも当ブログの記事を読んでくださり、ありがとうございます。


今回は、ひさびさにラブライブ!好きのオフ会グループでレンタカー旅行に行った話を書きます。


過去のラブライブ!好きグループのオフ会の様子はこちら↓。

 

3度目の聖地沼津に堕天使ヘキサ召喚!!☆ - テトたちのにっきちょう

tetragon64.hatenablog.jp

 

夏のタチヒビーチでBBQを楽しんでみた@立川立飛 - テトたちのにっきちょう

tetragon64.hatenablog.jp

 

定期で細く長くラブライブ!のオフ会グループが活動してるのいい関係ですよね。自分で言うのもなんですが。そして、タチヒビーチの記事はおかげさまで多くの方に読んでいただきまして、大変嬉しく思います。

 

今回参加したメンバーは、ヘキサと3人の知人の計4人。

 

【キャラクター紹介】

ヘキサ:絢瀬絵里推し、筆者

知人1:三森すずこ逢田梨香子推し

知人2:足立区生まれ足立区運転の申し子

知人3:金村美玖をお寿司かない

※テトとペンタではないです。


「東京からレンタカーで旅行したい!でもどこに行くのがいいのかな?」と迷っているそこのあなたにオススメな日帰りレンタカー旅行です!計画の参考になれば嬉しいです。

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斉藤朱夏1st Mini Album『くつひも』気ままにレビュー

 アイドルでもない、声優でもない。等身大の女の子の恋の歌。

 


斉藤朱夏 『くつひも』 -Music Video-

 

 

彼女の持つ「等身大」さ

 Aqours声優の中では特に好きという印象はないし、ソロデビューが発表されたときも「あぁ、そうなんだ。それよりも鈴木愛奈ソロデビューまだ!!!???(現時点では既にソロデビュー発表されてますありがとうございます)」みたいな感じだったのに、表題曲の『くつひも』を聴いた瞬間なぜかすごく惹かれてしまって、今ではすっかり1日1回は聴くほどハマってます。

 このミニアルバムを通して聴いた時に初めて、"斉藤朱夏"という人物がヤンジャンの表紙に抜擢されたり写真集がめっちゃ売れたり今回のようにソロデビューされるほど引っ張りだこで、それがAqours声優の中でも特に際立っているのか、今更ながらに解る気がした。それはただ単にAqoursの中で最年少だからという単純な理由ではおさまらない、何かとてつもない魅力を彼女は持っているからだというような気がした。たとえるなら、そう、「等身大」。

 

 「等身大のアイドル」なら既に世の中にはびこっている。「会いに行けるアイドル」(この言葉を目の当たりにするたびに矛盾と似た何かを感じてめまいがする)が世を席巻して久しい。しかし、斉藤朱夏「等身大」であっても「アイドル」ではない気がした。いやどっからどうみてもアイドル声優だろと言われればそうなのだけど、そこにカテゴライズされることはあってもディレクションとしてはそうじゃないんじゃないかとか、そもそもこの作品をアイドル声優のデビュー作」という先入観でみたら半分も楽しめないんじゃないかとか、そういう色眼鏡を外した瞬間に初めて鮮やかに聴こえてくるんじゃないかとか、そんなことを目まぐるしく思ってしまう。

 

 こういう御託を並べてる時点で私も先入観を植え付けていると言われればそうなのですが、とにかくこのアルバム、特に表題曲の『くつひも』を聴く時は、「あの子のこと以外考えられない」みたいな、甘酸っぱい恋のこと、それ以外は全て忘れて、聴くようにしています。

 

 

1.ことばの魔法

 

 

 しっとりとしたこの曲でアルバムは始まる。恋愛もそうだけど、人と人は言葉でしか思いを伝えられないし、言葉も万能ではないからすれ違ったりもするけれど、心の中は見えるものではないから我々はことばという魔法を使って喜びや不安、悲しみを分かち合って生きていくという歌。良(よ)。

 

 この曲も含め、すべての曲の歌詞をハヤシケイさんが作詞され、3曲目『くつひも』以外の楽曲の作曲を担当されています。2009~2012年にボカロを聴いていた人ならわかるはず。

 

 

2.あと1メートル

 

 

 しゅかしゅーの歌、確かに上手いんですが、単に上手いんじゃなくて妙に親近感があるんですよね。ヘタウマともちょっと違う。青さが残る歌い方というか。それも声優みたいに演技がましくない。それが、歌詞で表現されているような、2人どうしちょっと不器用な恋がうまく浮かび上がってくるんだと思う。

 

 

 

 超余談なんですけど、しゅかしゅーの声質と語尾に「さ」をつける歌詞も相まって、鶴屋さんを思い出してしまう。鶴屋さん好きなキャラだった……

 

 

3.くつひも

 

斉藤朱夏 『くつひも』 -Music Video-

 

 ハネるリズムで歌われる王道ポップロック、最高です。歌われているのはよくある恋愛歌詞でありながらちょっとヒネった感じと終末感のあるコード進行がいい感じにマッチしていてクセになる。

 曲調としては本当にウキウキしたままピアノに向かったらこういう感じの曲ができるんだろうなというような曲。というか最近のポールがこういう曲ばっか作ってる。

 

 
 

 今風だとこういうの。

 

 

 こういうリズムのポップめっちゃ好きなので他に知ってる人どんどん教えて欲しい……

 

 

4.誰よりも弱い人でかまわない

 

 

 最初の数秒聴いた瞬間に「あ~スピッツだこれ~」てなった。最近好きなもの同士が思いがけないとこでマッチングするとすごくシナプス刺激される。

 

 

 

 『魔法のコトバ』←→『ことばの魔法』……???

 

 個人的な話、ここ半年、すごく悲しいことがあって人生でも一番と言っていいぐらい涙を流したのですが、そんな泣き虫な自分を受け入れない自分も当然いて。人前で涙を見せないのが立派な人間だという観念もある中で、一方で嬉しかったり悲しくて涙を流す生き物なんてこの世で人間しかいない。そんな心動かされる場面に誰かと一緒にいられるのは実はとても素晴らしいことだし、そんな時に「感情をコントロールする」なんてカッコつけた言葉を使って泣くのを我慢せずに、一緒に泣き合うのも同時に素敵なんじゃないかなと思う。

 

5.リフレクライト

 

 

 モータウンビート来ましたねぇー 声優ソングとモータウンビート、磁石でもくっついてんじゃないかと思うくらい。

 

   

 

 

6.ヒーローになりたかった

 

 

 個人的にハヤシケイさん節を一番感じたのがこの曲。大人になるにつれてどんどんヒーローから遠ざかっていく自分……わかりすぎて心にしみる。

 

 

 

 

 

 

 リリースされてすぐにストリーミングで聴けるのは声優アーティストやアニソン界隈としては珍しいし、それだけ陣営の賭けに出る姿勢が見え隠れしていると感じる。私みたいにあまり興味のなかった人たちが聴いてみて「いいな」と思って、じゃあCDも買おうとレコードショップに繰り出す。もちろん、初動が伸びないとか諸刃の剣ではあるかもしれないけど、でもちゃんとオリコン1位取れているみたいだし、皆が危惧するほど数字に影響は出ないんじゃないかなと思います。実際に私はストリーミング配信されてなかったら円盤買ってなかったかもしれないしね。

 

 ということで、ざっくりとした感じではありますが、斉藤朱夏さんのソロデビューアルバム『くつひも』のレビューを致しました。

 

 

 

 

緊急告知

 余談ではありますが、明日8/19から、このブログのメンバーであるテト・ペンタ・ヘキサと、友人の4人で初の2泊3日キャンプに行ってまいります!
 つきましては、我々のキャンプの状況を逐一Twitterで報告する所存です(忘れなければ)!

 このブログを読んでくださっている方々、いつもありがとうございます。よろしければぜひこの機会に「テトたちのにっきちょう」公式Twitterアカウントのフォローをお願いいたします!

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 既にフォローしてくださっている方々、我々のキャンプしている姿にほくそ笑みながらお楽しみください!

 

 我々は生き延びることができるか。

 

「天気の子」観ました

 「君の名は」以来の新海誠監督最新作。

 


映画『天気の子』スペシャル予報

 

 この夏観に行かなきゃいけない作品筆頭だったので、本日行ってきました。

 

 ※この記事は「天気の子」軽微なネタバレを含みます物語の核心に関する内容は載せませんが、前情報一切なしで鑑賞したい方はブラウザバックを推奨します

 レビューみたいな高尚なものをする気はなく、ただただ雑感のみ。

 

 

「君の名は」よりも良作品に感じた

 「君の名は」が空前の大フィーバーで騒がれているほど面白く感じなかった私がただ単に世間からズレていただけなのかもしれませんが、少なくともその個人的な感想で言うと「君の名は」よりも良かったです。「君の名は」はなんか「ハッピーエンドでめでたしめでたし! 万事解決で大団円!」みたいな感じが苦手なんですよね。ひねくれてるって思われるかもしれませんが、好きな人と結ばれる(に限らず自らが何かを得る)にはそれ相応の代償が必要になって、その時の葛藤と後々の後悔が描かれている方が人間っぽくて好きなのです。

 

 今回は舞台が新宿・歌舞伎町や池袋など、都会の中でも比較的「汚い」場所を描いているということもあって、そこと新海誠監督の持ち味でもある美麗な描写のコントラストが見どころでもあったりします。緊迫したシーンの中で「おおっ」と思わせるほど綺麗なカットがいくつかありました。

 

 

 

魅力的な脇役

 「君の名は」で三葉ではなくさやちんを好きになるくらいにはひねくれている脇役フェチな私ですが、今回もヒロインの陽菜より脇役に注目して観てしまいました。陽菜ちゃんも可愛いけど。

 

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 夏美さんは最初苦手だと思っていたのにどんどん惹き込まれていきました。本田翼さんの演技下手くそなはずなのになぜかしっくりきてしまう。芸能人の棒演技でアタリだと思ったのは初めて。
 そしてなぜか夏美さん、大した伏線にもならないのに就活のシーン描写される。新海誠は就活にどうしてそこまで入れ込むのだろう。就活生への当てつけ??? それとも前作でメガネが「内定8社」とか言って視聴者から大ブーイング食らったから??? 別に(俺は就活終わったから)いいけどさぁ!

 

 

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 そしてテト的今作のメインヒロインはこの凪くんです。超イケメンで超カッコよくて超可愛い。凪くんが登場するシーンで思わず「凪くん!!」と叫んでしまいそうだった。凪くんを見るためだけにもう一回観に行ってもいい。それくらい惚れたのでぜひ皆さんも凪くんに会いに行ってください(ダイマ)

 

 

豪華提供

 「君の名は」公開後初の作品ということもあって企業も提供したくて必死なのかありとあらゆるところに既存商品だったり雑誌だったりが登場してました。それがリアリティを助長させているのだろうしイメージにも残るので、新海誠監督の特権のような気がします。

 

 

 

 とまぁこんな感じで軽く感想を書いてみました。ネタバレを含めた詳細な感想はもう一度観るなりもっと気に入ったりしたら公開後に書くかも。とにかく今は凪くんのことしか考えられない

 

 


映画『天気の子』予報②
小説 天気の子 (角川文庫)

小説 天気の子 (角川文庫)

 

忘れられないの


サカナクション / 忘れられないの

 

 久々にPVを見に行く理由ができた曲がきたなという感じがする。

 

 

 配信から3日で200万再生。あんまりYouTubeで音楽を聴かないからわからないし、この前米津玄師の「海の幽霊」が公開されたときも多忙で心に余裕がなくて聴かず、これがどう凄いのか客観的に説明しろと言われてもできないんですが、とりあえず小並感で凄いと思いました。

 でも、「海の幽霊」のほうが公開1カ月弱で2700万(これも桁がデカすぎて逆に凄みが理解できてない気もする)、近年の米津ブーム(あえてダサくいうと)、アニメPV、映画主題歌などYouTubeで音楽を聴く若者に対してこれほどまでにバズる要素がある一方で、「新宝島」で数年前話題をかっさらったサカナクションとはいえこの80年代テイストなPV、今じゃ某団体からツッこまれて年齢制限かけられそうなキワどいくらいに愚直な交際メッセージ、それでこの再生数は凄い。こんなんバブルを生きた新人類にしか刺さらんやろ。こんなん面白がって見てるような最近の若者どこにおんねん。

 

 

 ここにいるんですけどね。

 

 別に自分変わってるだろ自慢をしたいわけではなくて、僕みたいな『バブル』という知らない時代にどことなく興味を惹かれて、そのダサさであったりそのバイタリティであったりを魅力に感じる人は少なからずいると思うんですよね。中には、現代の感覚でみて「うわダッサ」みたいなのが一周回ってトレンドになったりするこの世の中なので、面白がって見てる人もいると思います。それがこうやって数字にも表れているんじゃないかと。

 

 僕の場合はトレンディドラマが大好きで、徹底的にF1層の願望を意識した物語、ドロドロしない恋愛模様、七三分けにアラレちゃんメガネが好青年の部類に入ってしまうような今では考えられない青年像も含めて好き。もともとサクっとわかる王道な少女漫画系物語が大好きで、それに準じているトレンディドラマは見てて面白い。それで、「この時代に生まれたかったなぁ」なんて思うんだけど、噂を聞くと当時の男性には嫌いな人もソコソコいたらしく、その時代に生きてて自分がトレンディドラマを好きな男性の部類に入っていたかと思うと、微妙な気もする。何より現代の若者世代で流行っているような「胸キュンスカッと」とか「学園青春ドラマ」とかが嫌いなので、昔の流行=トレンディに乗れていたかどうかもわからない。

 

 

 曲調はアダルトのほうのAORで、Soft & Mellow感漂う。

 


Raydio - You Can't Change That (Official Music Video)

 

 こうして聴くとSoft & Mellowも悪くないな~と思った。サカナクションはほんとに既存のジャンルに新たな視点を与えてくれるから好き。

ウイニングポスト8 2017プレイ日記・三大始祖復興プレイPart.4~シンボリルドルフ系統確立編~

 ヘロド系とマッチェム系の再興を勝手に目指すウイポプレイまったり企画Part.4!

 (難易度:EXPERT モードB 引き継ぎあり)

 

 

前回までのあらすじ

 サラブレッド三大始祖のヘロド系(バイアリーターク系)・マッチェム系(ゴドルフィンアラビアン系)の直系子孫を活躍させるべく競馬界に乗り込んできたホテルオハラグループの経営者・小原テト。ヘロド系の中で有望なシンボリルドルフを日本で大活躍させ、またそれらの仔も順調に活躍していった。しかし、米国からやってきた種牡馬サンデーサイレンスの産駒や、ミスプロ系をはじめとする外国産馬の席巻によって一気に窮地に立たされるのであった。彼の野望は、果たして達成されるのか……。

 

 

シンボリルドルフ系統確立!

 一時期はウチの幼駒のほとんどをシンボリルドルフ産駒が占めるほど種付けしていましたが、無事にシンボリルドルフ系統確立できました!

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 やった、とにかく一安心!

 

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 確立年は2000年末。途中から、シンボリルドルフはもう何もしなくてもじきに系統確立するだろうという見切り発車で種付けをトウカイテイオーや別の種牡馬に変えたりしたら予想よりも遅くなって焦りました。見切り発車はいけませんね。

 

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 さて、シンボリルドルフ系の確立時の支配率や産駒の種付け料などはどうだったのか、見てみます。

 

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 まず、確立の手段としては当然国内5%突破です。

 

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 日本や世界の全体的な血統支配率はこちら。1994年末のときよりもマッチェム系・トウルビヨン系ともに上がっていてよかった。特に日本においてのトウルビヨン系は10%を超えていて精神衛生上大変よろしい。

 

 全シンボリルドルフ種牡馬の確立時の種付け料はこちら。

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 一応、全種牡馬の詳細画像も。

 

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 アイルトンシンボリトウカイテイオーなどの史実馬にだいぶ助けられている印象。ツルマルツヨシを所有しなかったのはただ忘れただけです……笑
 それでも、サバスはダート種牡馬として優秀ですし、ブルーワインはホープフルSしか勝っておらず期待もされてなかったのに毎年2歳重賞戦線に産駒を送り込んでいたりします。ここらへんは自牧場では種付けしていないけど重賞で他馬主所有馬の父として度々名前を見ますね。

 

 

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 ついでに、Excelにて種牡馬の種付け料・繁殖牝馬の評価額を表にしてみました。簡素すぎですが。種牡馬については黒字が史実馬、青字が架空馬です。繁殖牝馬については全て架空馬なので名前を省略してあります。

 少なくともWP8 2017において、2000年あたりはこの値段で確立できることがわかります。シンボリルドルフの系統確立はたぶん様々な方がやられているだろうし詳細な支配率計算は省略しますが、今後のプレイでまた別の馬が系統確立した場合はやるかもしれません。ただExcelに膨大なデータを手打ちするはめになるのでたぶんやらないかな……

 

 ただ、種牡馬全体の種付け料総額とか繁殖牝馬全体の評価総額ってたぶんそんなに年によって変わらないと思うので、ここでシンボリルドルフの合計額を出すことによって今後の系統確立における一定の指標はできたのかなと思います。とりあえずこの値を目指せばいい。

 あんまり系統確立について切り詰めて考えたことがないので間違ってるかもしれませんが、そんな感じです。

 

 

メジロマックイーンボトムライン

 さて、パーソロン系からシンボリルドルフが分派した現在、パーソロン系を背負って立つ存在となったメジロマックイーンですが、14歳時点で血統表がすべて零細になっていました。

 

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 これによってボトムライン配合が使いやすくなりました。あんまり意識はできていませんが。仔出しが低すぎるので、頑張っていいコを輩出して欲しいですね……

 

 

オヤマテスコ牝系出現

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 自牧場でかつて繋養していた史実繁殖牝馬・オヤマテスコから生まれた牝馬が優れた繁殖牝馬として代々繋いでいっているということで、オヤマテスコ牝系が誕生しました。

 

 

鞠莉さん成長日記

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「アイタタ、お父さん(39歳)年だからかついていけないよ」

言い訳は見苦しいデース!

 

 アラフォーファザーに容赦のないマリー。

 

 

次回予告

 ついに、所有架空馬が3冠達成……!?

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 次回、Part.5の公開にて明らかに!

 

 これまでのウイポプレイ日記記事一覧はこちら

tetragon64.hatenablog.jp