こんにちは。テトです。
今回、ガルパンこと『ガールズアンドパンツァー』の聖地巡礼として大洗に行ってきたのでその話を書きたいと思います。
とは言え、完全にブロガーモードをOFFにして行ってきて、写真もそんなに撮ってないのでゆる~く感想だけ書いていきたいと思います。
大洗の聖地巡礼レポを写真付きで詳細に知りたい方はヘキサが以前に書いた記事がありますので、そちらをご覧ください。
ガルパンとは
ガルパンって何? と思った方。ガルパンとは、「戦車を使った武道『戦車道』が華道や茶道と並んで大和撫子のたしなみとされている世界」で繰り広げられるハートフルストーリーです。
「は?」と思った方、それで正解です。というかむしろそれ以外に付け加えるべきことがありません。ツッコミどころが多すぎてどこからツッコんでいいのかわからないまま話が進んでいき最後には感動してしまうという謎のアニメです。
この「華道や茶道と並んで戦車道が女子のたしなみとされている世界」っていう導入が最高に意味わからなくて大好きです。ガルパンはいいぞ。
車で大洗へ
8時半に集合し、ラブライブフェスのときも一緒だった知人Dとともに車で大洗へ向かいました。途中でSAにも寄りつつ、のんびりと向かったつもりが10時過ぎには大洗に着いてしまいました。東京近郊からサクっと行けるのが大洗のいいところですね。
アウトレットで買い物をしたり大洗ガルパンギャラリーに行ったりして、11時前になりました。時間に余裕がありすぎてむしろ有り余るぐらいなのですが、とりあえず商店街を歩きました。
この時点で雨が少しパラついていました。1週間前の週間予報では晴れ予報だったのですが曇り予報に変わり、しまいには日中雨が降る予報もないのに降り出しました。テトも知人Dも雨男なのでね、しょうがないね。
劇中で何回も戦車に激突される肴屋本店をはじめ様々な聖地を見かけながら、喫茶ブロンズに着いたのが11時過ぎ。お昼には少々早い時間ではありますが、そこそこお腹も空いていたのでここでお昼を食べることに。
喫茶ブロンズ
この喫茶ブロンズ、いつもは11時の開店前から常時行列ができているほどの人気店らしいのですが、この日は運よく待つことなしに入ることができました。店員さんの話を聞くにけっこう珍しいみたい。
これが喫茶ブロンズの名物『鉄板ナポリタン』。ふんだんにかけられた卵とナポリタンが絶品でした。これもいわゆる聖地というか劇中に出てくるメニューなのですが、これが出てくるOVAをテトは未履修でした。それを知った知人Dが後でアマプラで再生しながら解説してくれました。優しい。
写真奥にみえる飲み物もついてくるのですが、なんとそれを置くコースターもガルパンの様々な種類の中から自分で選び借りることができます。定番の学園からちょっとマイナーなチームまで、少なくとも僕が選んだときは全種類ありそうな量だったので、きっとお客さんの選ぶコースターに偏りがあっても切らさないぐらいの量を兼ね揃え、全種揃った状態で選んでもらうという、飲み物のコースターというささやかな点にまで気配りを欠かさないところに感動しました。ちなみに私はプラウダ高校が好きです。
商店街でお買い物
鉄板ナポリタンに舌鼓を打った私たちは、一度通った商店街を戻るようにしてお店を見て回りました。「たかはし」というお店でみつだんご(5本300円、安い!)を買ったり、山戸呉服(タオル)店で聖グロリアーナ女学院のバスタオルを買ったりしました。
真っ白な下地に聖グロの校章の模様が厚みを変えて刻印されている(タオルに明るくないのでなんて言ったらいいのかわからない……)のがすごくシンプルでどんな旅行にも使えるので買っちゃいました。詳しくは「聖グロ タオル 山戸呉服店」で検索けんさくぅ~!
プラウダ好きって言ってたのに聖グロかよぉ! って思われるかもしれませんが、プラウダのバスマットが完全にソ連で(自分もガルパングッズと言われなければそう勘違いする)実家住みのテトにはなかなかにハードルが高いものだったので聖グロに浮気しました。一人暮らししたら揃えます。
大洗マリンタワー。見てくださいこの空模様。テトが旅行行くときこんなんばっか。
磯前神社
お次の聖地は磯前神社。
劇場版でここを戦車が通り抜けていきます。
いや、無理やろ。
いや、無理やろ。(2回目)
この階段の先の海岸にも鳥居が。3.11のとき、大洗も津波による被害を受けた地域のひとつですが、この鳥居は津波を受けてもなお倒れることなく残っていたことから、復興の象徴としても扱われるようになったとか。
大洗はサーフィンスポットとしても有名らしいですが、3月上旬のこの日にもなおサーフィンを楽しんでいる人たちがいました。すげえな。
ひととおり聖地もめぐり終わったので、14時と少し早いですが本日のキャンプ地「大洗キャンプ場」へ行くことにしました。ここもほんのちょっと聖地です。
夜中雨が降るかも? という予報だったので念のためテント泊ではなくウッドキャビンにしました。雨男が2人集まったら「雨が降るかも?」は降るんです。
ここのキャンプ場はすぐ隣にスーパーがあるので買い出しがとても楽。徒歩でも行ける。
着いたらひとまずガスバーナーでお湯を作ってみつだんごとダージリンティーで乾杯。みつだんごうまっ。
潮騒の湯
そして汗を流すべく潮騒の湯へ。ここも聖地で、劇中で戦車道の女子たちが試合の後に汗を流しています。
同じ温泉施設なので僕は聖地巡礼している気分でいたのですが、劇中で戦車道少女たちは(当たり前ですが)女湯に入っているので、通常は聖地巡礼できないと知人Dから言われて「えぇ……そこまでこだわんの……?」と少し引いてしまいました。
しかし、年に一回、11月に行われるあんこう祭りの日に限り、男湯と女湯が入れ替わり、男のガルパンオタクたちも聖地巡礼することができると説明され、「えぇ……(ドン引き)」と2度引いてしまいました。
この聖地に対する異常なこだわりを発揮できていない僕はまだまだ真のガルパンおじさんになり切れていないのだなと思いました(小並)
ここの温泉は化石海水というのを利用しているみたいで、温泉内の熱気などが塩っぽいのが特徴です。いいお湯でした。
キャンプ
17時、ちょうど日も暮れはじめて、いい時間にキャンプ地へ戻ってきました。さっそくグリルに火をつけます。
知人Dが買って初めて使う、まだピカピカのグリルに炎が宿ります。
火が灯ったときにテンション上がって写真撮ったこれが唯一のキャンプ写真で、あとはもう「このあと滅茶苦茶キャンプした」みたいな感じなのですが、やっぱいいですね。余るの上等みたいな感じでめっちゃ肉買って、お酒も買ったので、それをお腹いっぱいになるまで食べるのマジこの世の至福って感じ。(なぜチャラ男口調になった)
かなりの量を食べているはずなんですが、いかんせんお酒飲んでると無限に食べてしまうのでいけない。お酒って怖い。
食べ終わって歯を磨いていると、このキャンプ地に住んでいると言われる猫がとことこ歩いてきました。
「おいで~」と優しく声をかけるとサッとこちらへ向かってきて、僕の足に体をすり寄せてきた。めちゃくちゃ人懐っこい。人懐っこいうえにめちゃくちゃ大人しい。どれくらい大人しいかというとどこを撫でても全然嫌がらないし鳴かないし、
スマホのカメラで写真を撮ろうと思ったらなぜかシャッターライトがオンになってて猫の顔の前でめちゃくちゃライトがピカーッてなって「(やっちまった……これは逃げられても文句言えない)ゴメンゴメンゴメンゴメン!!!」ってなっても鳴き声ひとつ発さず大人しく目つぶってたくらい大人しい。いやマジでごめんすぎる。
ごめんもうライト照らさないからもうちょっと撮影させて、という思いで、様々な画角で撮ろうと座り込んだら……
あろうことか乗ってきた。こいつ本当に猫か……? 全然爪も立てないし、超大人しく座ってるし、こんなに動物に懐かれたのお前が初めてだよ……
この後なんとか降りてもらってウッドキャビンに戻るもしばらくしたら着いてきてまたヾ(・ω・*)なでなでしました。またキャンプしてあの猫に会いたいなぁと思ってしまうので本当に看板娘すぎる。
そして日付が変わる頃、ウッドキャビン内にて就寝しました。エアコン+寝袋でぬくぬくしてこの時期には強い。
2日目
7時半起床。相変わらずの天気ですが雨上がりのひんやりとした風が心地いい。ホットサンドとコーンポタージュで温まった後、10時に出発。
めんたいパーク大洗にて明太子を買った後、帰路につき地元のラーメンを食べてお開きとなりました。
感想
大洗は東京近郊からも近く、日帰り~一泊で週末旅行するにはうってつけのロケーション。美味しいものも多く、ガルパンを知ったらぜひ一度行っておきたい場所ですね。私もこれからガルパンを見返して、また聖地巡礼しに大洗に帰ってきたいと思います。
また、ロングライドを始めた身としては自転車で大洗まで向かってみたくもあります。知人Dは既に経験済みらしいので、また今度案内してもらおうかな。
というわけで、ガルパンの聖地巡礼・大洗キャンプでした。猫さんまたね。
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