こんにちは。
ディズニーは4回目なのに、誕生日1人ディズニーは2回目という驚異の記録を持つヘキサです。
当ブログの人気記事であるあの記事から早2年、2年ぶりに復活したクソ企画。
誕生日に成人男性が1人でディズニーに行ってみた!ディズニーランド編!
今回は高校生以来2回目のディズニーランドです。高校生の時に、若かりし頃のテトと共通の知人と3人でディズニーランドに来たのは懐かしき思い出。
今回は1人で誕生日に回ってみた感想と、ファストパスにアプリが導入された感想も含めて述べていければと思います。
また、1人でディズニーランドに行った場合、誕生日の特典が実際にはどのくらい使うことができるのかを検証していきます。
- 注意事項
- 誕生日の特典
- 前日譚
- 当日
- 開場まで
- 開場
- モンスターズインク”ライド&ゴーシーク!”
- スター・ツアーズ
- ビッグサンダーマウンテン
- トムソーヤ島
- ホーンテッドマンション
- ミッキーの家とミート・ミッキー
- カリブの海賊
- ジャングルクルーズ
- ウェスタンリバー鉄道
- スプラッシュマウンテンが運転見合わせ
- ミッキーのフィルハーマジック
- シンデレラ城の前で撮影とパレードの鑑賞
- イッツ・ベリー・ミニー
- アトモスフィア鑑賞
- スプラッシュマウンテン再開!乗車
- 遅めの昼ごはん
- プーさんのハニーハント
- 白雪姫と七人のこびと
- ピーターパン空の旅
- アイスを買う
- ドナルド・グリーティング
- スティッチ・エンカウンター
- BLUE BAYOUで高級ディナー
- 再びスプラッシュマウンテン
- 夜のビッグサンダーマウンテン
- 結論〜誕生日特典をどのくらい満喫できたのか〜
- おわりに
注意事項
ヘキサが検証した当記事の内容は2020年の2月下旬の話です。
検証当時はCOVID-19(新型コロナウイルス)による休園状態ではなく、感染に配慮した状態で通常営業が行われていた日になります。
キャストさんはマスクを着用し、園内はあまり混雑しておらず、ヘキサを含め全ての利用者は感染しないように消毒液や手洗いを逐一利用して感染防止に努めていました。
つまり、記事更新日よりも結構前の話なので、現在は休園状態ですが、そうではなかったということ、また感染防止策はしっかりとしており、感染しないように注意していたということを念頭にお読みくださると幸いです。
今後のディズニーランドのスケジュール等についてはこの記事では触れないものとします。詳しい情報は公式ホームページを見た上でご判断いただけると幸いです。
ブログの更新が相変わらず遅いのは仕様です。ごめんなさい。
誕生日の特典
公式ホームページをチェックして、誕生日の特典を確認します。
今回は日帰りで、ディズニーホテルの利用はしないこと、ヘキサがクレジットカードを持っていないので、インターネット上でのチケットの事前購入はしなかったことから、その特典は除外します。
つまり、手ぶらでディズニーランドに行ってその場で受けられる誕生日の特典について整理します。
- バースデーシールを貰える(無料)
- バースデーグッズを買える(有料)
- グリーティングでお祝いしてもらえる(無料、写真代は別途有料)
- バースデーケーキが買える(有料、クイーン・オブ・ハートのバンケットホールにて、「Happy Unbirthday」のプレートを「Happy Birthday」に変更することができる)
- バースデーフォトサインを使って写真を撮れる(無料、写真代は別途有料)
- 撮った写真をイラストを付けてプリントする、フォトブックにする(有料)
- 名前入りグッズを作れる(有料、誕生日である必要はない)
- アリスのティーパーティーで誕生日の人をお祝いしてくれる(無料)
- レストランのデザートにバースデーサービスをしてくれる(追加料金なし、イーストサイド・カフェ、センターストリート・コーヒーハウス、れすとらん北齋、ブルーバイユー・レストランの4箇所)
主なものは以上9点です。
さて、それではヘキサは実際にいくつ満喫できたのでしょうか?
前日譚
動機は機運です。特にありません。
前日に急に発案して、チケットを買う前にレストランの予約を確認し、BLUE BAYOUが偶然空きがあることが発覚し、大急ぎで予約してからコンビニで春キャンのチケットを買いました。
毎年思うけど、チケット代が高くて春キャンみたいな割引がないと来れないわ。
当日
開場まで
朝7:30頃に舞浜に到着しました。開場は9:00だったので、舞浜駅のコンビニで朝ごはんを買いましたが、これは完全にプレイングミス。
人数が多くて混んでるのがわかってるんだから、朝ごはんは最寄駅とか乗り換え駅で買うべきでした。(当たり前田のクラッカー)
舞浜駅のコンビニで朝ごはんを買ったのはいいものの、ディズニーランドの受付が分からずに迷子になってしまいます。(これも完全なプレミ)
とりあえずディズニーランドの入り口を発見し、位置を陣取ることができたのは8:00ころ。
まあ開場1時間前にスタンバイできているのは理想ムーブです。
予想どおり、混雑も予想されていなかったので、そんなに奥にならない場所でスタンバイできました。
ここで本日の計画を立てます。
特に午前中、インパしてから2時間の動きを最適化するための1時間前スタンバイですからね。
特にず〜っと迷っていたのは、ファストパスの順番ですね。
今回のヘキサのお目当てはスプラッシュマウンテンです。なぜならば、高校生の時にディズニーランドに来た時、ビッグサンダーマウンテンとスペースマウンテンは乗ることができたのですが、スプラッシュマウンテンは整備中で一日中営業停止でした。
今回は営業停止の情報もなく運もいいため(フラグ)、今回はスプラッシュマウンテンに乗るために来たと言っても過言ではないです。
ただ、最初の1回のファストパスをスプラッシュマウンテンに乗ると、2時間更新のファストパスの波に飲み込まれ、大きな集団の中で動くので、ファストパスの取れる回数が4回が目安になります。
ただ、ファストパスは2時間ごとまたは次のファストパスの開始時間の早い方が更新のタイミングですので、朝1番で少し人気の少なく、2時間よりも前にファストパス対象の時間になるものを選ぶことで、その後の2時間の周期をズラすことで5回ファストパスを取る裏技があります。
4回でも確実を狙うか、5回ファストパスゲットを狙うか、非常に迷いどころです。
でもせっかくブログのネタにするんだから失敗もネタになって消化できるだろうと失敗覚悟でビッグサンダーマウンテンを1番目のファストパスの対象にしました。
開場
9:00になり、門が開いたので、荷物検査とチケットのチェックインを済ませてパークの中へ入りました。
まず最初にやるべきことはディズニー公式アプリを立ち上げ、チェックインさせたチケットのQRコードを読み取り、チケットとアプリを紐付けします。
そしてビッグサンダーマウンテンのファストパスを獲得します。
アプリでできるので、わざわざビッグサンダーマウンテンに行かなくていいというのが強みですね。
ファストパスの時間を見たら…
9:40〜10:40!
ズラし成功!!
やったぜ!!
ということで、次のファストパスは9:40と40分後に発券できます!最強だね!
ファストパスも獲得して一安心。さて9:40分まで時間がある。さて何に乗る?
そこを決めていないんかい!
とりあえず手元のアトラクションリストを見ながら、人の流れる方向にトゥモローランドに向かっていたので、トゥモローランド入ってすぐにあるモンスターズインクに乗りました。
よし、ここにしよう。(ゆるキャン△)
何と待ち時間は5分!ほとんどないもの同然ですね。
モンスターズインク”ライド&ゴーシーク!”
ということでモンスターズインク”ライド&ゴーシーク!”に乗りました。
モンスターズ・インク"ライド&ゴーシーク!" / Monsters, Inc. Ride & Go Seek
このアトラクションはライトを用いて、モンスターズインクのヘルメットを見つけてライトで照らすゲームです。
こんなの簡単やろって思っていたんですけど、意外と高いところやら細かいところに隠れているもので、全部を探すのは至難の技でした。
ビルの3階部分からチラリと見えるヘルメットなんか分かるかいな!
この芸の細かさがディズニークオリティですね。子ども騙しで終わらせないというか、コンセプトは子ども向けで子どもにもわかるのですが、大人がやっても難しいというちょうどいい難易度設定。
モンスターズインクもスムーズに終わって、ビッグサンダーマウンテンまで少し時間があるので、モンスターズインクの隣のスターツアーズへ向かいました。
スター・ツアーズ
スター・ツアーズは、STAR WARSの世界観を用いて、C3POが操縦する飛行機に乗って宇宙旅行に出かけるアトラクションです。
スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー / Star Tours: The Adventures Continue
こういうアトラクションはディズニーに限らずジョイポリスとか屋内型アトラクションによくあるものなのですが、揺れの細かさや3D映像の綺麗さ、芸の細かさはディズニーランドならではですね。
このアトラクションはファストパス対象なのに終日行けばすぐ乗れるみたいな感じでした。アトラクション自体のキャパシティが1つで100人くらい収容できるものが4台あるという大型さ、またそこに至るまでの待ち時間の間でどのように世界観を構築していくかというところにディズニーパワーを感じました。そして回転が速いのが何より素晴らしいですね。
このアトラクションは、椅子の下に荷物を置く網があるのですが、そこにヘキサの肩掛けバッグを置いていたのですが、肩掛けバッグの片っぽの金具が引っかかってしまい、無理やり時間がない中で焦ってバッグを取ったため、片っぽの金具が外れました。
肩掛けバッグ終了のお知らせ。
もう片っぽの金具に両方の紐を結びつけてこの後はこのバッグを使用し続けます。
ここだけの話ですが(ブログにそんなものは存在しない)このバッグは家族共用バッグなので、家族になんて言おうか迷っています。
ビッグサンダーマウンテン
ここでお待ちかねビッグサンダーマウンテン。ファストパス枠です。
っておいいいいい!
これはポケモンカードのサンダーマウンテンやないかwwwwww
ファストパスで乗っているので、並んでいる間に本命のスプラッシュマウンテンのファストパスを取得できました。(時間は12:55〜13:55)
アプリの ちからって すげー!
この機能は半信半疑だったのですが、本当に並びながらファストパスを取得することができたので、これからのディズニーランド・シーにアプリは必須だとつくづく感じました。便利すぎるというか、ロスタイムが大幅に減少して、ファストパスを取るハードルも下がりました。
いやこれは全人類ファストパス取るでしょ。
並びながらいろんな処理をしているうちにビッグサンダーマウンテンに乗る順番が来たので、電車に乗り込みます。
ビッグサンダー・マウンテン / Big Thunder Mountain
ビッグサンダーマウンテンはディズニーの名物3大マウンテンの1つで、平たくいえば(ビビリのヘキサでも乗れるくらいの)ぬるいジェットコースターなんですけど、その途中途中のアメリカ西部開拓の中の金山をイメージして作られているアトラクションです。
昼と夜で見せる顔が違うので、陽が出ている間と陽が沈んでからの2回乗りたいアトラクションですね。
昼は西部開拓の歴史と金山を走る鉄道のテーマパークとアメリカ史を融合した乗り物なのですが、夜にはディズニーランドの夜景を見渡す夜景観光列車に変わります。(夜景観光列車の話は後述します。)
まずはこれで昼の顔クリアですね。
言うてもヘキサは高校のときは日本史専攻で世界史を履修していないですから、人一倍アメリカ史は分からないです。雰囲気だけっす。雰囲気だけ。
ということで、アメリカ史の雰囲気だけを味わい、隣のトムソーヤ島へと向かいました。
トムソーヤ島
トムソーヤ島へ行くイカダに乗り込み、川の中洲としてポツリと存在しているトムソーヤ島へ行きました。
大きな岩とかツリーハウスがあって、いい感じにフォトジェニックですね。
フォトジェニックという日本語の使い方が合っているのかも怪しいけど。
まあ、それだけですから、成人男性ですし、トムソーヤ島も詳しいわけではないですから、一頻り梅酒のようにさらりと見たら再びイカダに乗って帰ります。
ホーンテッドマンション
思いの外トムソーヤ島から早く帰ってきたので、エリアを少し移動して、スタンバイで20分程度並んでホーンデッドマンションへ行きました。
特に目的もなく、ただ時間を潰したいというのと、朝から動きっぱなしだったので、少し休憩というか立ち止まってスマホをいじいじする時間が欲しかったので、あえてこのタイミングでスタンバイで並びました。
なので、スタンバイの時はスマホいじいじタイムですね。
ここまでの様子をTwitterにあげるとか。そんだけですけど。
このアトラクションは基本的にはお化け屋敷の要素は期待せず、ぐるぐると巡るアトラクションとして楽しみました。
【公式】ホーンテッドマンション 内覧会開催のお知らせ|東京ディズニーランド/Tokyo Disneyland
アトラクションに乗る前の設定の説明というか導入のストーリーが面白いですよね。こういうところをしっかりと作り込むのがディズニーらしさだと思います。
天井が伸びていくシーンは面白かったです。そして一度にアトラクションになだれ込むのを防ぐ役割もあるので、雰囲気の面からも実務的な面からもいいシステムだと思います。
アトラクションに乗っている時はお化けの舞踏会のシーンを2階から眺めるシーンがあり、その部分の仕掛けの大掛かりさというか、舞踏会を見るだけの20秒程度の仕掛けですが、そこにあれだけのスケールをかけられるというのがすごいですよね。
舞踏会のシーンはヘキサはめちゃくちゃ感動しました。すげー!って。
ミッキーの家とミート・ミッキー
今度はトゥーンタウンへと移動します。
トゥーンタウンの雰囲気は、ミッキーの住んでいる世界観を表現したフォトジェニックでアニメから飛び出したような印象の建物が印象的ですよね。
ヘキサは1人なので、自分の写っている写真は撮っていませんが、街の雰囲気を撮った写真だけでもインスタ映えしそうな感じですよね。
トゥーンタウンは基本的に成人男性であるヘキサにとってみれば遊ぶところというよりも見るところだと思います。
アトラクションは基本的に子どもたち向けのもの(ディズニーランドは全体的にディズニーシーに比べて対象年齢がヘキサよりも下の小学生とかその辺なものが多い気がする)なので、ヘキサが並ぶのには異様すぎるのであきらめました。
ただ、やはりディズニーランドに来てミッキーマウスと写真を撮らないのは温泉に来てコーヒー牛乳を飲まないのと同じくらい損している気がするので、この時間に意を決してミートミッキーに並びます。
(逆にいえばその程度かよってツッコミもありそう)
正直、後から考えたらホーンデッドマンションをスタンバイで並ばずにあと20分早く並んでいればもっと効率よくまわれたと思います。特にこの日はファストパスがかなり遅くまで発券されていたので(結果論)、ホーンデッドマンションにはあとでファストパスで乗ればよかっただけのお話ですよね。なんならミート・ミッキーで40分くらい並びますし、この時間にTwitterいじいじタイムできたし。(圧倒的プレミの極み乙女)
正直ホーンデッドマンションでTwitterいじいじしすぎたので、ここを並んでいる間にやることが、3回目のファストパスの発券とショーの抽選くらいしかやることがないですね。こんなの一瞬で終わるし。
ここでのファストパスはとりあえずこの時間でもまだまだ余っていたプーさんのハニーハントのファストパスを取りました。まあディズニーランドに来たらプーさんのハニーハントは1回は乗るべきでしょう。
そして時間もあるのでショーの抽選です。これはアプリが無ければ絶対やっていないです。ってか絶対アプリでできるようになってから応募母数増えたんじゃね?
ということで、ショーが2種類あったので、どちらも抽選しました。
結果
イッツ・ベリー・ミニー当選!
(もう一方は落選。悲しい)
ということで、ヘキサの人生で初めてディズニーランドで期間限定ショーを観ることが決まりました。
こんなの知ってるか知らないかでディズニーランドの周り方大きく変わりますね。
ということで、なんやかんやありまして、40分並び続けました。
そしていよいよミッキーマウスとご対面!
5組ずつ案内されるのですが、その中でも5組目だったので、結構長い間ミッキーの動きを見ることができました。
すなわち待ち時間がより長いということだけど。
前の人たちはカップルなり小さい子どもを連れた家族なり女子大生グループなりと輝かしい人々ばかり。そして何よりディズニーランドの対象としているターゲットの方々ばかり。
成人男性1人というヘキサはもちろんターゲットの対象外。
若いご家族が本当に小さい子どもたちを連れているのでキャストはメロメロ。基本的にそちらの方々の対応がメインなので、ヘキサには当然見向きもしない。当たり前です。
前の4組の写真が撮り終わり、一頻りミッキーと絡んで、やり切った表情で現れるキャストさんとミッキーにヘキサはどう対応していいか分からないです。
まあヘキサの目的はTN:ミッキーマウス氏と写真を撮ることだけだし、これが今回ディズニーランドに訪れた目的の50%を占めるわけですから。
ただ、やり切った表情で一呼吸置いた後に、キャストの仕事を全うするかのようにテンションを上げて、最後の力を振り絞って内心は嫌々とはいえ真剣にこんなキモ=ヲタのヘキサを迎え入れるプロ意識には大変感動いたしました。
今までボロクソ言ってごめん。悪いのは全てヘキサだから。
胸に貼ってあるバースデーシールを指差して拍手。
お!御誕生日おめでとう!とミッキーが迎えてくれていますね!
ありがとうございます!
それではお写真を撮りますよ!カメラを向いてください!(ヘキサの携帯電話)ハイチーズ!
ありがとうございます!(陰キャだから、すぐにミッキーの元を去り、出ようとする)
ミッキーから離れるの早くないですか?www
そんなもんじゃないんですか?(意味:早く終わらせたいのはお前らの方やろ)
ネクタイを閉めるジェスチャー
あなたの職業は?サラリーマン?ってミッキーが聞いていますよ。
だっ大学生です……
あー!これですね!
キャストさんがヘキサの携帯電話カバーのポケットに入っている学生証を見て納得します。
その様子を見ていたミッキーが、携帯電話で写真の取れ具合を確認しているヘキサに近づき、カバーに入っている学生証を必死に取り出そうとします。
もちろん毛がふさふさの手なので当然学生証は取れるわけないのですが、ミッキーが学生証を見たそうな様子で近寄るのでヘキサが学生証を抜きます。
そうしたらミッキーが学生証をガン見!
【悲報】
ミッキーに学校がバレる
(学生証の写真と比較して)よく取れていますね!
あはは(愛想笑い)、ありがとうございます!
という感じで、ミッキーに学校がバレるというとんでもハプニングはありましたが、無事に(無事ではない)ミート・ミッキーでミッキーと出会い、目的の半分を達成しました。
スプラッシュマウンテンのファストパスの時刻までまだ少し時間があるので、遠回りをしながら、スプラッシュマウンテンに向かって歩を進めます。
少し時間的な余裕があったので、入り口の方を回って遠回りで向かいました。
その途中こんなアトモスフィアの楽団がいて、誕生日シールを見つけて手を振ってくれました。
カリブの海賊
とりあえずディズニーランドの中心街を抜けると、カリブの海賊が見えてきました。
外でキャストさんが待ち時間が5分だと宣伝しているので、もろもろの時間調整にもちょうど良いしと乗ってみました。
入り口を入った瞬間…
ハッピーバースデー!ヘキサ船長!(ハイタッチ)良い船出を!
あっあっ…
とすげーウェイ系サークルのウェイウェイ兄さんに絡まれ、根っからの陰キャであるヘキサには「あっ」と反応するのが精一杯でした。
向こうはカリブのノリだと思ってやっているのでしょうが、こっちが1番苦手なノリはお前さんなんじゃもんじゃ。
これは様々なキャストさんからハッピーバースデーと声をかけられる、誕生日シールを貼っている人間の宿命です。
こんなこともあると2年前も学んだのにそれを生かさない鶏のような脳味噌を持つヘキサ。
とりあえず、ちょっと悶々とした何かを抱えたまま、ヘキサ船長は船に乗り込みます。
それでは出発です!ヨーホー!
という合図とともにカリブの海賊は出港します。
出港すると、右側に人がたくさんご飯を食べている場所が見えます。そう、それが今夜ヘキサが行く予定の高級レストランBLUE BAYOUです。いや、アトラクションからレストランが見える、レストランからアトラクションが見えるというのは、ディズニーの雰囲気を味わえる最高の立地かよ。(フラグ)
ヘキサ船長が乗り込むプラスチックの船はいくつもの流れが急な場面と緩やかな場面を乗り越えながら、ジャックスパロウが愛したカリブの海を進んでいきます。
ディズニーランドとは思えないくらいリアルなジャックスパロウを含めた人間の人形と広大なスペースに埋め尽くされたカリブの海を再現する精巧なオブジェがめちゃくちゃ面白いですね。
こういうところのクオリティが高いのはさすがディズニーランド!(n回目)
あっという間にカリブの海の旅も終わり、ヘキサ船長も任を解かれます。
再びニートに舞い戻ったので、次のアトラクションを探しに歩を進めます。
ジャングルクルーズ
ディズニーランドの中でも1番キャストさんの頑張りが見られるのがジャングルクルーズですよね。
アトラクションとしては所々に置いてある模型を船で移動しながら眺めるだけのものなのですが、キャストさんのセリフと演技という頑張りで面白アトラクションに仕上げてくれます。
ちなみに、今回乗った船には子どもはおらず、昼間の時間帯なのに大人ばかりという状態だったので、中途半端にどちらにも振り切れないような中途半端な空気が流れていました。
あそこにいるカバが大きな口を開けて待っています。うぉーって。このジャングルの仲間としてみなさんも口を大きく開けて挨拶をしてみましょう。
お客さん:「………」
ジャングルは動物たちの縦社会と言われています。食物連鎖の関係もあり、食べる食べられる関係の中でジャングルを生き抜くのは大変です。
あそこの人たちの縦社会も厳しいようです。頑張れー(無慈悲)
お客さん:やや受け(こっちはマジで無慈悲)
あそこに見えるのがこのジャングルの先住民で、商売上手な〇〇です。この船にあるお守りも彼から買ったんですよ。おーい!〇〇!って「前よりもいいお守りが手に入ったから買わないか?」だって。もう商売上手なんだから♡
お客さん:「………」
本日のジャングルクルーズはこれにておしまいです。いかがだったでしょうか。この中でまたもう一度ジャングルクルーズに乗りたいよという方はいらっしゃいますか?
お客さん:8割以上が手をあげる。
意外ですね(訳:興味あるフリをさせてすみません)(やれやれとした顔)、それではまたのご乗船をお待ちしています。
という、ジャングルクルーズ史上稀に見る滑り具合。キャストさんは一切悪くない。ヘキサを含むお客さんの年齢層とノリの悪さのせいですね。
キャストさんに頼りすぎた。ごめんなさい。
最後のやつは、お客さんがどうとかキャストさんがこうとかそうではなく、その場の雰囲気に規定されるというか、それぞれがお客さんとして振る舞っているからこそ、キャストさんの期待する姿から規定された挙手でしたね。もうこれはしょうがない。
日本人は学校でそうやって生きてきたんだもん。うん。
ウェスタンリバー鉄道
ジャングルクルーズの近くにある昔の駅を思わせるような風貌をしているのが、ウェスタンリバー鉄道ですね。
ウエスタンリバー鉄道 / Western River Railroad
電車に乗ってアメリカの西部開拓史を観るというアトラクションです。
川の周りをぐるっと電車が通るという、電車好きにはたまらない鉄道アトラクションです。
ディズニーランドの中をガチの電車が走るという光景がまたいいですね。
一段高いところを走るので、車窓がまた楽しいですね。これはもう世界の車道からでもいい。
世界の車窓から〜今日はディズニーランドのウェスタンリバー鉄道からお届けします。
スプラッシュマウンテンが運転見合わせ
アトラクションを満喫しながらちょうどスプラッシュマウンテンのファストパスの時間になったので、るんるんとスプラッシュマウンテンに向かいます。
途中の山道で、キャストさんが多く立っているという違和感があったので、なんだろうと思ったのですが、実際にスプラッシュマウンテンの場所に到着すると、「緊急メンテナンスのため運転見合わせ」という文字が…
すみません…どういう状況ですか?
ただいま、緊急メンテナンスのため、スプラッシュマウンテンは運転見合わせです。再開時間は未定です。
じゃあ、僕のファストパスは?
この画面を更新していただくと、マルチエクスペリエンスに変わります。マルチエクスペリエンスとは、どのアトラクションにも1回だけいつでも使えるファストパスになります。
すげぇ!ありがとうございます。
マルチエクスペリエンスは、どんなアトラクションにも使えますが、今日はスプラッシュマウンテンを乗りに来ているので、後で運転再開したらその時のスプラッシュマウンテンに乗ろうと心に決めました。
ということで、完全にスプラッシュマウンテンの予定だったのですが、そのプランが崩れたので、とりあえず露頭に迷ってぷらぷらと歩きながら次の計画を立てることにしました。
ミッキーのフィルハーマジック
ふらふらと露頭に迷っていたら、ふとそこにミッキーのフィルハーマジックが見えました。
落ち着いて何かを観たいという気持ちがあったので、吸い込まれるように中へと入りました。
中で説明を受け、3Dメガネを受け取り、席に座ります。
ディズニーランドのアトラクションは基本的にどこかの企業の協賛があるので、協賛企業名をアナウンスの方が読み上げますが、ミッキーのフィルハーマジックは日本航空が協賛企業でした。意外やな。JAL。
(就活のタイミングで企業名が気になり出す就活生あるある)
会場に着席し、ショーが開演します。
ドナルドがまともな日本語喋るの違和感よね。そう思わへんか?
ミッキーのフィルハーマジック / Mickey's PhilharMagic
映像が3Dで飛び出すのですが、それ以前になんか昔も来たなぁという太古の記憶が蘇りました。
なんか、5歳か6歳くらいの時にヘキサが初めてディズニーランドに来て、母親に連れられながら見た記憶というか、その時にもこの映像見たな、お前ここだったのか感や懐かしさ、ノスタルジックな雰囲気が蘇り、1人でエモくなっていました。
この懐かしさを感じる感覚もなかなかないなぁと思い、感慨深い気持ちでミッキーのフィルハーマジックを後にしました。
シンデレラ城の前で撮影とパレードの鑑賞
少し次の用事まで時間があるので、ふらふらしていたのですが、そういえば記念撮影していないじゃんということに気がつきました。
せっかくディズニーランドに来たのにシンデレラ城の前で記念撮影もせず帰るのは何事かと思ったので、シンデレラ城へ向かいました。
着いたのですが、シンデレラ城は工事の真っ只中。ハリボテ城へと変化していました。
いや、工事中でもハリボテで雰囲気を保とうとするその心意気が素晴らしい(CV:ぺこぱ松蔭寺大勇)
事前のHPでのアトラクションの休止情報でも、シンデレラ城の中をめぐるのが中止になっていたので薄々は感じていたんですけどね。
ということで、近くにいたキャストさんを捕まえて、写真を撮ってもらいました。
写真をお願いします。
いいですよ、はいチーズ
なんかつまらなそうですね。もっと大きく体を使ったポーズをとりましょう。こんな感じで。
こんな感じ??
はいチーズ
よく撮れましたよ。写真確認をお願いします。
ありがとうございます。
なんかポーズを指定してくる結構物言うキャストさんやったな。まあそういうのがディズニーランドらしくていいね。
シンデレラ城近くで良いのですが、もっとディズニーランドの写真撮影スポットといえば、シンデレラ城の前にあるオブジェですよね。
ということで、オブジェの前で写真を撮ろうとする列に並び、写真を撮ってもらいました。
オブジェはベリーベリーミニーのものになっていたので、撮影できるのはこの期間だけですね。
COVID-19の影響で3月は休園なので、ベリーベリーミニーは伝説のイベントとなりそうですね。このオブジェと写真が撮れたのはある意味奇跡かもしれません。
イッツ・ベリー・ミニー
14:00になり、抽選で当たったショーの会場時間になったので、モンスターズインクの近くにあるステージに向かいます。
限定イベントということもあり、外から音を楽しもうとする人もたくさんいらっしゃいましたね。
抽選に当たったというだけでも幸運なのかもしれないですね。
ただ、座席はFブロック後方なので、距離はあるし角度が付いていて平面である舞台を見るには良くない場所ですが、しょうがない。
良い席は事前に予約できていた人の特権ですから。
待ち時間で次のファストパスを取得と。この時間でスプラッシュマウンテンが開いていたので、もう一度取得します。ここでスプラッシュマウンテンの再開を知るヘキサ。
ということで、陽気な音楽とともにミニーが主役のショーが始りました。
ºoº [完全版] TDL イッツベリーミニー 東京ディズニーランド ベリーベリーミニー Tokyo Disneyland It's very Minnie!
もちろんミニーが主役なだけなので、ミッキーやグーフィー、ドナルドなどといったいつメンというべきかディズニーの主要キャラクターはもちろん登場して、ステージを盛り上げます。
最初の方は着ぐるみであるミッキーやミニーと生身の人間のダンサーがともに踊っているという光景に慣れず、違和感が定刻どおりに出社してきたのですが、ものの数分で颯爽と退社して行きました。
違和感マジで仕事しろ。
イッツ・ベリー・ミニーのオリジナル曲を含め、様々な陽気な曲でミニーと仲間たち、ダンサーたちが踊ってショーを盛り上げます。
基本曲に合わせて踊って決めポーズ、曲が変われば衣装を変えて踊るを繰り返すので、ストーリーとか設定はいまいちよくわからないのですが、楽しいのでオールオッケー。
曲は基本2000〜2010年代風の、バリバリの明るく楽しいサウンドでした。
その中で、突如1990年代風のゴリゴリのユーロビートのテクノサウンドというか、頭文字Dっぽい曲が流れ出して「何事?ここだけ時代が飛んだか?」と思ったのですが、ミッキーマウスマーチでした。
今のミッキーマウスマーチってユーロビートなんだな。昔Mステで聴いたという淡い記憶だけなので忘れてたわ。学校で教えられたミッキーマウスマーチと印象が違うわね。
ショーの最後はイッツ・ベリー・ミニーのテーマソングに合わせて、主役のミニーが最大限に引き立てられて終了!
よくわからないですが、とりあえず楽しかったですね。
アトモスフィア鑑賞
ショーを見終わって、会場を出ると、スティッチ・エンカウンターの近くというか、お土産屋さんの近くで、ダンスパフォーマンスをするアトモスフィアがいたので、その場で鑑賞しました。
これに遭遇できたのは奇跡的ですね。
地球に偶然降り立ったダンスだけがコミュニケーションツールの地球外生命体という設定でダンスを披露します。
往年のマイケルジャクソンを彷彿させるようなキレッキレのダンスを踊り、その場に集まる人と一緒に簡単な踊りを踊り、たまにはお客さんに絡むなどなど、BGMとダンスとSEを駆使して楽しませます!
こういう雰囲気がとても良いですね。
スプラッシュマウンテン再開!乗車
アトモスフィアを見終わったら、スプラッシュマウンテンが再開していたので、ファストパスは取得したのですが、先ほどのマルチエクスペリエンスを使ってスプラッシュマウンテンに乗りに行きます。
明るいうちに1回は乗らんといかんよね。
ということで、人生初スプラッシュマウンテン!
陽気な音楽と陽気な雰囲気の中、ボートはスプラッシュしていきます!
スプラッシュ・マウンテン / Splash Mountain
いや、水に揺られながら落ちる時の一瞬落下して落ちるままになる状態の恐怖が怖いですね。思ったよりも怖いわこれ。
ビビリのヘキサには難しいアトラクションと悟ったのですが、もうすでに1回目は乗車中だし、2回目のファストパスも取っちゃったし、後戻りはできません。
そして、最後のスプラッシュへ。
いやあかんあかんあかん……
…………
あか〜〜ん!
(CV:宮川大輔)
幸い、2列目だったので水はあまりかからなかったのが不幸中の幸い。
2列目だから水が掛からなくて良かった(フラグ)(大事なことなので2回書きました)
遅めの昼ごはん
気が付いたらもう16:00になっていたので、さすがにお腹が空いてきました。
ただ、夕飯には高級レストランを予約してしまったので、食べ過ぎると夕飯が食べられなくなります。
なので、軽食で美味しそうなものを探す旅に出ました。
何か美味しそうなものは無いのかしら。
あらやだ美味しそうなものを売るお店を発見!
店員さんもイケメンだわ。サスケくんにそっくり。
潜影蛇手!
(CV:自分を大蛇丸と信じて止まない一般男性)
グローブシェイプ・ポークパオです。いただきます。
美味しい!
豚の角煮とほうれん草、ミッキーの形をしたパンの相性が最高です。
銀色のやつが欲しくなるのですが、今は我慢我慢。
プーさんのハニーハント
ここでファストパスの時間になったので、プーさんのハニーハントへと向かいます。
プーさんのハニーハントは言わずと知れたディズニーランドの人気アトラクションです。高校生の時にも乗りに来て、楽しかった思い出があるのですが、なぜこれが1番人気なのかは未だに分かりません。
乗ってて楽しいけど、プーさんの世界を見るだけだし、何か体験要素があるわけでは無いですね。
最大の面白さは、1番の広さのあるスペースに来た時に、何箇所も行き場があるのですが、その中から行く場所がランダムであることですかね。
100エーカーの森とも言われているので、そのコンセプトを再現しているような場所ですね。乗る度に場所が変わるというワクワク感です。
白雪姫と七人のこびと
プーさんのハニーハントが終わったら、ここから夕ご飯まで完全なフリータイムで、何もすることがないため、近くにあったアトラクションを巡ってみようという発想に。
トロッコに乗って白雪姫の世界観を味わいます。
まった割にアトラクションは一瞬なので、何か味気ない。これはもうヘキサは対象では無いと宣言されているようなものです。
ピーターパン空の旅
続いて、不思議の国のアリスの近くにあるピーターパン空の旅にも並びます。
ピーターパン空の旅 / Peter Pan's Flight
こちらは懸垂式モノレールのアトラクションに乗って、ピーターパンの世界の空の旅を楽しむアトラクションです。
ただまあ少し旧式のアトラクションというか、言ってしまえば小さな懸垂式モノレールですから。
これもヘキサが対象では無いですね。(知ってた)
懸垂式モノレールといえば、下から見た千葉都市モノレールは懐かしいですね。
アイスを買う
ピーターパンのアトラクションの隣の売店ではアイスやスープなどを売っているのですが、プーさんのハニーハントのファストパスを取得すると使えるクーポン券がその売店のソフトクリームでした。
ソフトクリームを買うとミッキーのクッキーをサービスするという、お買い得サービス。
ただし外は極寒。陽も傾き始め、コートを貫通してヘキサの肌にダイレクトに寒さが伝わります。
この極寒真冬の中、ミニーちゃんのクッキーが付いたソフトクリームにディズニーランドならではの魅力というか特別感を感じて、ソフトクリームを買ってしまいました。
おやつおやつ。許し亭許して。
暴 力 !
体は冷えきっているのに、さらにソフトクリームで体を冷やそうとするヘキサには修行僧のような忍耐が求められますが、そこは煩悩の塊で乗り越えます。
ソフトクリームを食べ終わると次の場所を見つけ、また体を温めるため歩き始めます。
ドナルド・グリーティング
せっかくディズニーランドに来たのに、ミッキーとしか写真が撮れていないというのは何か寂しいものがあるので、ミッキーだけでなく、他のキャラクターにもグリーティングをしようと思い、ビッグサンダーマウンテンの横にあるグリーティングの場所で、ドナルドとデイジーのどちらもいたので、どちらかとは撮りたいなぁと思いました。
こんにちは。ハッピーバースデー!グリーティングですか?
そうです。
ドナルドが35分待ち、デイジーが25分待ちですが、どちらになさいますか?
迷いますね。どっちも良いなぁ…
そうですよね。迷いますよね。どちらで待たれても同じくらいだと思いますよ。
じゃあドナルドにしようかな?
という流れで、なんとなくドナルドに並びました。
結局なんやかんやあって40分以上待ちましたけどね。結構長い待ち時間。寒さの中震えながら待っていました。
並んでいる間にファストパスを発券できることに気が付き、最後のファストパスを発券します。ビッグサンダーマウンテンが21:35〜が取れました。
せーの、いいね!(CV:鴨頭嘉人)
そしてついにドナルドとご対面!
時間が押していたので、マジで写真を1枚撮っておしまいでした。知ってたけど味気ない。まあ押してたし混雑してたからしょうがないですね。
スティッチ・エンカウンター
レストランの予約まで少し時間があったので、たまたまスティッチ・エンカウンターが空いていたというアプリの情報もあり、スティッチに会いに行きました。
タートルトークのディズニーランドにあるスティッチ版だと考えればご理解いただけると思います。
スティッチが宇宙船に乗っており、地球の我々がスティッチの監視目的でお話しするという設定です。
スティッチがちゃんと日本語喋って受け答えしているのが違和感すぎる。
スティッチが恥ずかしいポーズを強要したり、名前をいじって歌にしたりと、タートルトークよりも共感性羞恥がお仕事をする内容でした。
いてるだけで、知らん人の名前を歌にされて、歌わされているこっちが恥ずかしいって。マジで。
なんか、面白いというよりはヒヤヒヤしました。当たらなくて良かったわ。そんでも共感性羞恥が正常に出社しているので、厳しいですけどね。
スティッチの監視が終わったら、夕ご飯の予約の時間になっていたので、大急ぎでレストランへと向かいました。
BLUE BAYOUで高級ディナー
今回予約したのはBLUE BAYOUというカリブの海賊の近くにあるレストランです。
ディズニーランドの中では予約がほぼ必須で(この日は予約していなくても行けたみたいな雰囲気があったのですが、予約している人が優先でした)、ヘキサが着いたときにはたくさんの人で溢れかえっていました。
いらっしゃいませ
19:10〜1人で予約しているヘキサです。
ヘキサ様、ただいま満席で混雑していますので、少々お待ちいただいてよろしいですか?
はい。大丈夫です。
とレストランの受付の人に確認をしてもらい、レストランの中で待っていました。
メニューを見ながら10〜15分くらい待ったとき、キャストさんが
1名様でお待ちのヘキサ様
その瞬間、他のお客さんから少し変な視線を感じましたが、まあこれは2年前も感じた物なので、ギリギリ耐えました。
案内され、席に着き、注文をお願いしました。
やはりカリブの海賊で見た場所だったので、カリブの海賊の様子がよく見えます。また比較的外側に近い場所だったので、薄暗い店内ですが、カリブの海賊の雰囲気を味わうことができました。
というか、永遠にカリブの海賊のキャストさんの声が聞こえます。
それでは出発です。ヨーホー!
という声が10秒に一回のペースで聞こえるのが、最初は雰囲気があって良いなぁと思ったのですが、10回くらい聞くと飽きてくるというか、結構きつい。まあアトラクションの中にあるってそういうことよね。
とりあえず、メニューの注文ですが、コースで前菜、アントレ、デザートの3種類から構成されているコースをそれぞれ選びます。前菜は季節のスープかシェフのおすすめ、アントレはレギュラーメニュー3種類とシェフのおすすめの計4種類から、デザートはビーガンナッツパイかシェフのおすすめの2種類から選択できます。またドリンクも別途注文できますが、追加料金が発生します。
(金欠ヘキサはドリンクの注文を諦めて、水にしました。川◯シェフのお店では無いので、水はタダで安心して飲めます。)
基本的にシェフのおすすめは、その時のディズニーランドで催されているイベントに合わせたメニューになっており、この日はベリーベリーミニーだったので、ミニーをモチーフにしたメニューでした。
ちなみに、この時のアントレのシェフのおすすめを選ぶと+900円の追加料金という地雷が発生するので、金欠ヘキサは泣く泣く諦め、前菜とデザートは「シェフのおすすめ」(ベリーベリーミニー仕様)、アントレはレギュラーメニューの「銘柄鶏のグリエ、クリームソース バーボンの香り」を注文しました。
ちなみに、パンが付属で付いてきて、パンはおかわり自由という親切設計。お腹が空いている人はパンを頼むことで調整できるという嬉しいシステムですね。非常にありがたい。
店内が暗すぎるので、写真を撮るのも一苦労。iPhone11Pro(タピオカメラ)だったらめちゃくちゃ良い感じに撮れるのでしょうが、貧乏人ヘキサにはそんな高級なものを持ち合わせているわけもなく、泣く泣くオンボロスマホでの撮影です。
前に奥多摩行った時に、アニキがiPhone11Proを持っていて、それを借りて撮影したので、その時の経験があり性能を知っているからこそ本当に羨ましい。
前菜
「オードヴル・ヴァリエ」
マグロのタルタルとアボカドディップ、ビーフムースとバゲット、ケイジャンシュリンプ、ブロッコリーのサラダとハム
説明の通り、4種類の小さな料理が1つのお皿に乗っています。こういう料理が高級レストランに来た感というか、高い店の出し方みたいな感じがしますね。
マグロのタルタルとアボカドディップは、その両サイドにハムを置き、花を添えることで、ミニーの形にしています。芸が細かい。
パン
パン!パン!夜食のパン!
影のMVP。
前菜やアントレで食べきれずにお皿に残ってしまったソースをこのパンで拭き取って食べるとめちゃくちゃ美味しいというか、4種類目の料理が完成するというゴールは決めないけど料理のアシストをするイニエスタのような存在。
余談ですが、ヘキサの母親はサッカーに関して無知なので、イニエスタのことを「楽天のハゲのおっさん」って言ってて、ヘキサはなんか悲しい気持ちになりました。
なので、ヘキサはパンを普通に1回食べた後、お代わりして前菜を食べ、更にアントレで残ったソースをつけて食べると、2回お代わりして計6個食べました。食い過ぎぃ!
それでも笑顔でパンを運んでくれるキャストさんの優しさが沁みます。
アントレ
「銘柄鶏のグリエ、クリームソース バーボンの香り」
優勝。
レギュラーメニューとはいえ、やっぱりアントレは格が違います。どういう調理したらこんなにうまく鶏肉が食えるんだという話ですよ。ソースの味が完全に優勝。クリームソースなので、まろやかなのですが、ピリ辛の要素も少しだけあり、またクリームソースだけではない野菜の旨味も入っていて、ソースの味が濃くて好みでした。パンとの相性も最高。
デザート
「スペシャル・デザート」
バニラアイスにイチゴのジャムがかかっており、その下にリンゴが敷き詰められていて、バニラアイスにはリンゴの枝の形をしたチョコレートが刺してあり、パイが載っています。
ヘキサが誕生日ということもあり、ハッピーバースデーのプレートとロウソクも用意されていました。
昔はレストランごとに誕生日サービスも異なっていたらしいのですが、現在はランド・シー問わずどのレストランでもプレートと生クリーム、ロウソクのセットが定番みたいですね。
2年前のシーも同じような感じだったので。
レストランでのんびりとした時間を過ごしたのですが、ヘキサより前に来て前菜を食べていた隣のカップルよりもヘキサの方が先に食べ終わってしまったので、やっぱり1人で飯を食うって話し相手もいなくて早く終わってしまうという虚しさを感じてしまいました。
まあいいか。
ということで、隣の若いカップルよりも早くレストランを出る支度をし、自分で食ったものを自分で支払うという誕生日とは思えない虚しさを味わい、レストランを後にしました。
予約した時に値段を確認しているので知っているけど、やっぱり4300円を支払うタイミングが1番現実に戻るし、ヒヤヒヤする瞬間ですね。
ということで、レストランを出て、スプラッシュマウンテンを目指すのですが、時間が少し余っていたので、お土産屋さんで売っている品物を物色してから2度目のスプラッシュマウンテンに向かいます。
再びスプラッシュマウンテン
21:00、スプラッシュマウンテンに到着。
ファストパスを提示し、2度目の戦場へと向かいます。
この時のスプラッシュマウンテンは、やはり学生が多く、治安悪そうな雰囲気になっていました。
無駄にテンション高いやつとか、並んでいる間にスマホゲーしててなかなか前に進まずにウザいやつとか、ウェイウェイしてるやつとか……
まあヘキサも1人で無言で並んでいるとはいえ側から見たらその学生の中の1人だと思われているでしょうから、人のことは言えないですね。
そしてヘキサの順番が来た時、ある学生グループ3人と相席になりました。
1列目に2人が座っており、2列目に残りの1人とヘキサが相席食堂している状態です。
ストップ!状況がすでに厳しいんじゃ〜(CV:千鳥ノブ)
2列目なので、前回同様あまり濡れずに程よく楽しめるかなと少し慢心した気持ちでした。
発車した時、やはり大学生3人グループは大きな声を出しながらはしゃぎ、ヘキサは一緒に乗っているのが気まずくなっていました。
こういうヘキサの性格って、絶対シングルライダーに向かないよね。
そして前の大学生グループが「こえー!こえー!やゔぇぇよ!」って大はしゃぎしているので、ヘキサ自身は怖いのにリアクションがとりにくい雰囲気になっていました。
1回、2回と小スプラッシュを喰らい、前の大学生が完全に恐怖を覚えて、そこからの3回目、大スプラッシュの時間です。
船が山の頂上に到着し、スプラッシュが始まった瞬間、あまりの恐怖に前の大学生が下を向いて丸くなり、船に隠れました。
ばっしゃぁぁぁん!
その瞬間、1列目にかかる筈だった水が全てヘキサのところにかかり、ヘキサはずぶ濡れ!
大学生:「めっちゃ怖かったぁ〜でも俺全然濡れなかったわ」
大学生:「いや待ってwwwお前の後ろの人ずぶ濡れなんだけどwww」
大学生:「ウケるwwwやばいwwwどういう感じでした?」
といきなりヘキサの方に話を振ってきやがりました。その瞬間、怒りとも呆れともとれるような複雑な気持ちがヘキサに襲いかかりましたが、彼らに罪はありません。ヘキサは怒りを沈めながら精一杯楽しんだ人のふりをして
前の方が屈んだので、その水が全部私のところに来ましたよwww
とコミュ障なりに精一杯返しました。それできただけでも褒めてあげたい。ヘキサよ、よくがんばった!
ずぶ濡れになったヘキサは、このままでは帰れないという無念の思いを晴らすべく、夜のビッグサンダーマウンテンへと向かいました。
夜のビッグサンダーマウンテン
ということで、ヘキサが楽しみにしていた夜のビッグサンダーマウンテンです。前にも述べた通り、夜のビッグサンダーマウンテンは昼のビッグサンダーマウンテンとは違う景色を見ることができるので、それを精一杯楽しむべく最後のファストパスを使って並びました。
乗り場についたので、ビッグサンダーマウンテンに乗り込み、昼間とは違う風景を味わいます。
夜のビッグサンダーマウンテンの魅力は、トンネルを出ても暗い風景の中で、金山が照明で明るく照らされており、それを見るだけでも雰囲気があるというか、ロマンチックな気持ちになることができる点です。
また、途中で夜のディズニーランドの風景を見ることもできます。照明に照らされたシンデレラ城や人もまばらでお店と街灯の明かりに照らされ、ロマンチック且つ少し切なさを感じるようなディズニーランドの光景を上から見ることができるのは、夜のビッグサンダーマウンテンならではの車窓ですね。
もちろんジェットコースターとしてのスリルも加わり、ビビリのヘキサにはちょうどいいくらいの難易度で楽しむことができます。
ディズニーランドのアトラクションの中で夜のビッグサンダーマウンテンが結局ヘキサの中で1番楽しいと感じました。
高校生の時にディズニーランドに一緒に行った知人に勧められて乗って以来ですが、久々に1人で乗っても楽しいですね。
また今回は偶然最前列ということもあり、人の背中に邪魔をされずに景色を楽しむことができたというのも大きな要因だったと思います。
あとは時間帯が時間帯なので、相変わらず学生が多く、雰囲気がうるさめで、治安が悪そうな雰囲気というのはスプラッシュマウンテンと変化がなかったですね。
まあしょうがない。
という感じで夜のビッグサンダーマウンテンを楽しんだヘキサは、もうすぐ閉園の時間なので、夢の国から脱出し、舞浜駅から近郊型列車に乗って自宅へと帰りました。
結論〜誕生日特典をどのくらい満喫できたのか〜
できたのは赤文字、できなかったのは青文字で書きます。
①バースデーシールを貰える(無料)
→結構もらった。そして服につけることで、キャストさんにはお祝いしてもらえたが、2年前よりも控えめだった。慣れただけかもしれない。そして相変わらずキャラクターやキャストさんは、誕生日シールをつけている成人男性よりも普通の子どもの方を優先して対応する。当たり前である。過剰な期待は禁物だった。
②バースデーグッズを買える(有料)
→高いので買わず。というか買えず。
③グリーティングでお祝いしてもらえる(無料、写真代は別途有料)
→ミッキーとドナルドには確かに誕生日をお祝いしてもらった。しかしそれよりもミッキーに学生証がバレたことの方が面白く印象的な事件だった。
④バースデーケーキが買える(有料、クイーン・オブ・ハートのバンケットホールにて、「Happy Unbirthday」のプレートを「Happy Birthday」に変更することができる)
→ケーキが小さめとはいえ1ホールなので、いくら成人男性とはいえど、量が多くて食べきれないと判断し、今回は断念した。やっぱりケーキは友達や家族と一緒に食べるものである(当たり前体操)。
⑤バースデーフォトサインを使って写真を撮れる(無料、写真代は別途有料)
→写真はカメラマンに撮ってもらったが、今回はバースデーフォトサインを渡してくれなかった。たまたま持ち合わせていなかっただけかもしれない。こういう時もある。これで諦めてしまったヘキサが悪い。次回があれば再チャレンジしたい。
⑥撮った写真をイラストを付けてプリントできる、フォトブックにする(有料)
→写真はやはり高いので断念。
⑦名前入りグッズを作れる(有料)(誕生日である必要はない)
→高いので断念。どちらかというと、誕生日の本人が買うものというよりは、付き添いの人が買って、誕生日の人にプレゼントするものである。
⑧アリスのティーパーティーで誕生日の人をお祝いしてくれる(無料)
→成人男性が1人でコーヒーカップに乗る勇気が出なかった。いや、それはそうって感じ。なので今回は利用せず。やはり女性や子ども向けである。成人男性はディズニーシーのゴンドラで祝われるのが限界である。
⑨レストランのデザートにバースデーサービスをしてくれる(無料)(ブルーバイユー・レストラン)
→ありがたく利用した。雰囲気もあって、誕生日特典の無料の最高峰はこれであろうと感じる。所詮無料で、しょうもないと言われればその通りなのだが、キャストさんがこっそりと祝ってくれる感じが1番身の丈に合っていると思った。
最終結果:3/9利用できた。
6つも利用していないものがあったのですが、これはもうしょうがない。うん。
おわりに
今回は、2年ぶりに成人男性が誕生日1人でディズニーに行った企画を実施し、ディズニーランドを満喫しました。
誕生日特典を使いこなすことはできませんでしたが、まあいい誕生日になったのではないかと思います。
ただ、翌日はやはり何もしたくないというか、精神が空っぽの状態になるのでお気を付けて。
また、やはりディズニーランドは特に対象がディズニーシーよりも女性や子ども向けであり、成人男性が1人で行く場所ではないということも改めて感じました。
そして、タイミングがタイミングで、COVID-19(新型コロナウイルス)の影響による休園の数日前というなんとも稀有なグッドタイミングに行けたというのが良かったですね。空いていて、とてもいい感じでした。
この数日後にディズニーに行こうとバケーションパッケージで計画していた友人がCOVID-19の影響で、ディズニーホテルには泊まったもののディズニーシーには入れなかったという悲しい状況だったので、タイミングの良さは本当にあると思います。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
(ヘキサ)
2年前の、この企画の原点であるディズニーシー編もあわせてお読みください。
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