ゆーるっ。ゆーるゆーる。
……っと"ゆるキャン△音楽会2019"のライブレポをしていきたいと思います!
いきさつ
ゆるキャン△音楽会なるものが開催されると発表された瞬間に「これは……行かねば……」というお気持ちになりました。
だって深夜アニメ見てあんなケルティックなBGM流れてたら骨抜きにされるしかないやろ……
公式HPでチケット抽選が始まるのを「マダカナー」と思いながら待ち、抽選が始まったら速攻で申し込み、見事に当たりました。
以前とあるアーティストのライブにソロで行った時に「独りだと寂しい……」と思ってしまったので、最近は複数枚チケットを取るようにしていました。
あと、最近はやなぎなぎ含めライブイベントに1人で参戦する機会が多いのですが、さすがに1人だと寂しいというか終わった後の虚無感がすごいので、今度またライブがあった時にはヘキサなりペンタなり誘って行きたいと思います。
久保ユリカ "KUBO YURIKA VIVID VIVID LIVE" ライブレポートしかじか - テトたちのにっきちょう
今回はそんな、寂しさから複数枚チケットを取るようになってから初めてのライブ。ペンタを誘ったらギリギリ来れるよう予定をずらしてくれました。ほんとありがたい!
ペンタはゆるキャン△を僕よりも早い段階で視聴済みだったし、キャンプを一緒にしたことがあるし、なんと言ってもケルト音楽好き!
僕よりもペンタのライブレポの方が面白いのでは? と思ったので、ペンタの感想もちょこっと載せてます。
いざ会場へ
会場は渋谷公会堂。初めて行くところです。先月建て替えたばかりという綺麗な会場でした。
席は1階通路側。なぜか通路側にご縁があるテト氏。
導入では今回出演されるキャスト陣のキャラクターが福引で当たった音楽会に行くというお話がラジオドラマ風に流れました。いい感じに世界観が複合して好き。
その後に立山秋航さん+ゆるキャン△アコースティックバンドが入場し、少しの音出しの後演奏が開始されました。
アコースティックバンドのメンバーは各々が様々な楽器を曲により使い分けて演奏しているのですが、主な演奏楽器で紹介すると、「ドラム」「ベース」「キーボード」「ヴァイオリン」「ホイッスル」「ギター」x3、そして鍵盤ハーモニカを立山秋航さんが主に演奏されてました。入場してきたときにはわからなかったのですが、ギターの3人のうちの1人が佐々木恵梨さんでした。マンドリンも弾いてるしギロもガッツリ演奏してたし、後で調べたら京大出身だし何者なんですか……
ヴァイオリンの人もシェイカーをプロ並に演奏してるし、立山さんやドラムの人が鍋を叩いてパーカスしてたりしてバンドの誰もが曲によって手を変え品を変え演奏してるのが本当に凄かった。しかもそれでいて全然グダグダにならずビシっと決まっているので、プロってすげえなあと思いました(小並感)。
生アフレコ
一通りサントラを演奏した後、キャスト陣4人が入場し、愛生さん安定の自由すぎるフリートークの後、生BGM演奏付きの生アフレコに。これがすごかった。
そもそも生アフレコを聴くのが初めてだったので感動しました。それに加えて生のバック演奏までついてくるなんて最高すぎる。しかもセリフが終わるピッタリで演奏が終わるなんて。まるでAdobe Premiereのサウンドトラックかよ。(わかる人にしかわからない例え出すな)
アフレコが終わるとまたサントラの演奏に戻り、キャスト陣は好きな楽器、かんたんなタンバリンなどを持って盛り上げ隊として演奏に参加することに。このとき「ギター2本あるよ」っていう話になったのにギターが弾ける愛生さんの話にならなかったのがちょっとばかし残念でした。誰か触れてあげて。
観客の皆さんも手拍子で参加しよー!みたいな感じでアップテンポの曲が流れてきて、裏で手拍子を取り始めたので観客もそれに続き、会場全体が裏のリズムになりました。僕やペンタもそれにならい裏で手拍子を取っていると、とあるタイミングで手拍子のリズムがまばらになり、数拍後には私とペンタ以外の観客ほぼ皆、表で手拍子を取っていました。えっ、嘘やん。
ふと壇上をみると1人のキャストが表で手拍子を取っていたので、これはキャストが先に表の手拍子を煽ったのかそれとも会場が表の手拍子にさせたのか。鶏が先か卵が先か理論になるのですが、これほどまでに抵抗なく裏から表にリズムが変わるなんて。僕はその場で観念して表で手拍子し始めたのですが、ペンタはずっと裏でリズムを取ってました。頑なで好き。
(後日談)
ペンタ「気づいたら周りが表で手拍子してて、これ裏で取る曲じゃないの? って思いながら手拍子してた……」
テト「ね。さすが日本人だなって思ったわ。(特大ブーメラン)」
ロックソーラン節はロックじゃねえ的な話に通ずるものがある……。
この2曲を手拍子しようとしてもらえればわかると思います……。
ロックソーラン節は普通に好きですよ。
OP,EDパート
その後しばしのサントラ演奏の後、主題歌歌唱パートということで、まず亜咲花さんが登場。この人みてると本当に年齢コンプみたいなのえぐられる。めちゃくちゃしっかりしててMCもエネルギー全開で歌唱力ぶっちぎりなのに20歳ですよ……。
ペンタ「そんなこと言い出したらこれから先そればっかりだよ……」
そうだよね。いやわかっちゃいるんです。わかっちゃいるけどさぁ……。
そんな亜咲花さんの『SHINY DAYS・アコースティックバンドver.』 、めちゃくちゃ良かった。キャンプに行くときはいつもこれ聴いてたから、いつか生で聴きたいと思ってたんだよね。やっぱり歌上手過ぎてため息でた。ソロライブも行きてえな。
その後はもちろん佐々木恵梨さんの『ふゆびより』、これも良かった。ウィスパーボイスのまま音程外さずに歌えるのすごい。この曲も好きだなぁ。最後はヘイジュードばりの大合唱でした。なんでもビートルズに例えるのやめろ。
その後、サントラ『ゆるキャン△のテーマ』で淑やかにライブが終わり……
アンコール
アンコールの仕方ってアーティストによって様々ですよね。久保ユリカさんのライブだったら「シカコ!シカコ!」だし。今回のライブでは普通に(パン!パン!)と手拍子するだけのアンコールだったのですが、案の定手拍子の感覚が短すぎるのか大きい会場特有の音が反射して一定間隔で手拍子がズレる現象が発生してました。
ペンタ「アンコールの手拍子がズレたり合わさったりして面白かったね」
テト「あれなんでだろうね。音の伝わる速度が遅くてズレちゃうのかな?」
ペンタ「そうかも。あと音が跳ね返ってきてそれが聞こえちゃうのかなあ」
テト「あ~多分それだ。まるで中途半端な音符でかけたテンポディレイみたい」
そしてアンコールではまず亜咲花さんによるゆるキャン△のイメージソング『Isn't It Fun?』が披露されました。いやこれこんなにゴスペル調なのに曲負けしないで歌える亜咲花さんどんだけよ。
その次はへやキャン△の主題歌『The Sunshower』も歌唱。これは本邦初公開かな? 佐々木恵梨さん作詞作曲ということでこれまでの亜咲花さんのゆるキャン△の2曲よりも少し落ち着いた曲でこれも素敵でした。ますますへやキャン△が楽しみ!
この『Isn't It Fun?』『The Sunshower』2曲は生演奏ではなくオケだったのですが、
ペンタ「どうせなら全部アコースティックバンドの生演奏でよかったのにね」
た、確かに……でも新曲だし……。個人的には逆に後に2回目が披露される『SHINY DAYS』も2回演奏するなら片方はオケで聴きたかったりもしました。まぁでもライブの演出上それは難しそうだなぁと思いつつ。
その後はアコースティックバンド、キャスト総動員の大団円で『SHINY DAYS』熱唱。なんで「ゆるいキャンプ」を題材にしたコミックのアニメ化でこんなブラック・ミュージックばりばりな曲がOPになったのか、そしてゆるキャン△がヒットして『SHINY DAYS』も受け入れられてこんなに聴衆が盛り上がるのか、不思議だなぁと思いました。結果としてED『ふゆびより』やサントラのアイリッシュ音楽のような穏やかな音楽とのギャップが生まれて幅が広がって、こうして音楽会のメリハリがついて、面白いなぁと思いました。
音楽会を観終えて
色んな楽器が出てきて、これぞ大編成のアコースティックライブだなぁと思いました。
テト「マンドリン欲しくなった!(左利き用のマンドリン売ってるのかなぁ……)」
ペンタ「あとバンジョーも!」
テト「ティンホイッスルも欲しくなっちゃったなぁ……」
ペンタ「意外とお値打ちで買えるらしいよ?」
テト「マジで!? 絶対買う! でも確実に近所迷惑だよね……」
ペンタ「それは笛楽器の宿命だね……」
テト「でも絶対に次のキャンプでは持っていきたい!」
ペンタ「あっ、それは……完全に同意……!」
と、いうわけで……ヘキサさん、ふもとっぱらに次ぐ楽器演奏して迷惑にならないキャンプ場を探しましょう……!(業務連絡)
音楽会鑑賞のあとは……
ライブが終わった時刻がだいたい17時半。お腹もすいたのでペンタと夕飯を一緒に食べて帰ることに。行ったのはハンバーグ屋さんのゴールドラッシュ。
美味しかった!ちなみにテトとペンタの後日談的会話はこのハンバーグを食べながら交わしたときのものだったりします。
という感じで、"ゆるキャン△音楽会2019"というライブを聴きに行ってきたレポートでした。