こんにちは。
おもちゃがアコースティックギターのヘキサです。
今回は、そんなヘキサがおすすめするアコースティックギターの弦を紹介します。
実際にヘキサもこの弦を愛用しており、1年前くらいに現在のギターになってから使っており、弦の持ちや音色もとても気に入っています。
というか、ヘキサもアコースティックギターを弾くのは趣味程度であり、基本的に家で遊ぶためのおもちゃとして扱っています。
ヘキサと似たような人がアコースティックギターの弦に迷っているのであれば、この弦を強くおすすめします。
結論:アコギ初心者にオススメな弦はこれだ!
ELIXIR(エリクサー) NANOWEB Phosphor Bronze Light #16052
商品名はややこしいですね。
初心者に優しくない商品名すぎる商品ですが、実はいろいろ種類があるのでしょうがない。
この商品がどのような人にオススメで、なぜオススメなのかについてをこれから詳しく解説します。
こういう人におすすめ!
ヘキサの普段のギターライフスタイルを紹介します。
ヘキサと似たような境遇の人にはヘキサ自身のギタースタイルや経験からこの弦を強くおすすめします。
逆に、境遇があまり似ていないという人には少しおすすめできません。
【こういう人におすすめ!】の対象の方
- ライブとか発表の回数が少ない、あくまで趣味程度にアコギを嗜んでいる
- 面倒くさがりなので、弦交換の回数はなるべく減らしたい
- 明るい音や雰囲気が好き、POPS系の曲を弾くことが多い
- 正直アコギ初心者なので、音の違いとかあんまり分からない
- スライドやポジション移動はなるべくやりやすそうな方がいい
なぜ、こういう人におすすめなのか、1項目ずつ解説していきます。
①ライブとか発表の回数が少ない、あくまで趣味程度にアコギを嗜んでいる
エリクサーの弦はエリクサー社が特許を持つ特殊なコーティングによって、他社のアコースティックギターの弦よりも弦自体の耐久性が高いのが特徴です。
つまり、普段はあんまり頻繁には弾かないけどたまに弾きたくなる人や、ライブ等のギターを長い時間激しく弾き続けるような場面が少ない人には、弦自体が長持ちなので、長く使えて、張り替えた時の綺麗な音色も長持ちするのでおすすめです。
逆にライブのような激しい演奏を行う場面が多い人や、「本気で練習してプロになりたい!」と考える人は、結局ギター自体の使用時間も長く、いくらエリクサーとはいえど消耗が激しいです。そのため、別のコーティングされていない弦の方が張り替えの手間はかかりますが、音にこだわって弾けると思います。
②面倒くさがりなので、弦交換の回数はなるべく減らしたい
ヘキサのような趣味で嗜む程度の人は、ギターの弦をそんなに消耗するわけではないので、放置しているとすぐに劣化に繋がってしまうようなコーティングされていない弦は不向きです。
逆にコーティングされていて長持ちするからこそ、気が向いた時にちょろっと弾いて、趣味程度に嗜むことができます。
また、趣味の一つだったら、他に趣味ややりたいこともあるし、仕事も忙しいしで、やっぱりいろいろと時間がないです。
弦交換って意外と時間がかかって手間ですよね。
だからこそ、放置でもサビにある程度強く長持ちなので、弦交換の回数を減らすことができるエリクサーの弦はとてもおすすめです。
弦自体の値段は少々お高めですが、通常のアコースティックギターの弦の2倍くらい長持ちすると言われています。
ヘキサも半年くらい使っていますが、趣味程度であれば問題ありません。これだけ持っているので減価償却的に考えれば他の弦よりもおトクですね。
余談ですが、弦交換の回数が減るということは、ギターのお掃除のタイミングも減るということです。
ギターの劣化防止のためにも、こまめなお掃除が大事なので、特にこの弦を使って弦交換をする際には、ただ弦を交換するだけでなく、フレットの根元とか普段掃除できないような場所を意識的にお手入れすることを心がけましょう。
③明るい音や雰囲気が好き、POPS系の曲を弾くことが多い
エリクサーの弦は、全体的に明るく煌びやかなサウンドが特徴的です。
特にNANOWEBというコーティング方法の弦がキラキラと音として聴いていて気持ちの良いものになっています。
もちろん、他のギターの弦の方が音が好みという場合があるとは思いますので、そういう方はそういった弦をご利用くださった方がいいと思います。
このキラキラとしたサウンドは、ポップスとの相性がとても良いと感じています。
明るく楽しい雰囲気の楽曲にとても合う音だと思うよ。
ギター初心者の場合ってまずはポップスの曲から練習することも多いですよね。楽しい雰囲気で弾けることは練習するモチベーションにも繋がるしとてもいいことだと思います。
④正直アコギ初心者なので、音の違いとかあんまり分からない
アコースティックギターは、もちろん楽器の形や大きさで音色が変わるのですが、弦の音をサウンドホールで響かせるという楽器の特徴上、弦の音が楽器の音の大きな部分を左右します。弦の音色が良ければ、多少ギター本体が安物でもいい音色が出ると思っています。(もちろんこだわり続ければキリがない)
弦の音はギターの音色の大きい部分を占めていると思います。
ただ、実際初心者やヘキサみたいな鈍感分からず屋野郎は、大手の音楽系ブログ様が書いているような音色の違いって正直わからないというか、実際隣にギターを用意して比べてみないと細かいことは分かりませんよね?
少なくともヘキサはそんなもんやで。
「じゃあ違いが分からないから粗悪な弦でいいか」とも思いませんよね。
ちょっとしたことだけど、最低限はいい音っぽくしてみたいし、外に持ち出しても恥ずかしくないレベルというか、「そのギターにその弦とかお前アコギエアプか?」と馬鹿にされない最低限のようなものだと思います。
音の違いがよく分からない初心者だからこそ安心安全で、とりあえずどんなアコギでもアコギっぽい良い音が出るという部分では、エリクサーに勝る弦は少ないと思います。
もちろん、エリクサーの弦は多くのプロのアーティストが愛用しているものでもあり、YAMAHA等のギターで工場から出荷された最初の状態の時に張られている弦がエリクサーであり、大手の企業からも信頼されているとても素晴らしいクオリティの弦であることは間違いありません。
まずはエリクサーを使ってみて、その後ギターの音により注目するようになって、そこに少し興味や不満が出たら別の弦に変えてみるということがあってもいいと思います。
⑤スライドやポジション移動はなるべくやりやすそうな方がいい
初心者のアコギでの鬼門といえばコードチェンジですよね。(威圧)
コードチェンジする時に指を動かすのって難しいし、なるべくなら動かしにくくなるような障害はなるべく取り除いた方がいいと思います。
エリクサーの弦はコーティング加工がされているため、表面が滑らかでツルツルしていて、指が動かしやすい弦だと思います。
逆にいうと、弦と指の間に発生する摩擦係数が小さいということなので、フィンガーノイズ(ギターと指の摩擦で起こるキュッキュキュッキュする音、アコースティックギターっぽいかっこいい音)が他のアコースティックギター用の弦に比べて小さいと思います。
フィンガーノイズが大きい方がいいんだけどなぁ…という人は別の弦の方がおすすめです。
一口にエリクサーと言っても種類が豊富!
エリクサーの弦にすると決めたとしても、いくつもの分かれ道があります。今回はその分かれ道についても整理して、どれがいいのかを検討します。
①弦の素材は?(2択)
80/20 Bronze
銅とスズが80:20の割合で配合されている弦です。スタンダードなアコースティックギターの弦です。
Phosphor Bronze
リン青銅でできた弦です。
先程の銅とスズにリンを混ぜたということですね。
80/20Bronzeと比べて煌びやかで弦の主張が強めです。
80/20Bronzeよりも数十円程度高いですが、その分少しだけ長持ちすると言われています。
ただ、正直長持ちかどうかは微妙すぎて分からん。
色が赤茶色でギターに張ったらいい感じにアコギっぽく映えるし、音もきらびやかなので、迷ったらこれでいいと思います。
②弦の太さは?(4択)
ギターの弦を選ぶ際、まず大原則として、細い弦はやわらかく、太い弦はかたい、ということになります。
柔らかい弦の特徴は
メリット:太い弦と比べると、比較的弦が押さえやすい
デメリット:太い弦と比べると、音は弱くなる
硬い弦の特徴は
メリット:細い弦と比べると音が強く鳴る
デメリット:細い弦と比べると指が押さえにくい(指が痛くなりやすい)
これらの特徴を踏まえた上で、以下から選ぶといいと思います。
エクストラライト
1弦:010、2弦:014、3弦:023、4弦:030、5弦:039、6弦:047
カスタムライト
1弦:011、2弦:015、3弦:022、4弦:032、5弦:042、6弦:052
もしアコースティックギターを買った時の弦を押さえる力が足りなくて辛いという方はこれがおすすめです。
ライト
1弦:012、2弦:016、3弦:024、4弦:032、5弦:042、6弦:053
迷ったらコレ!
スタンダードです。アコースティックギターを買ったら張ってある弦の太さと同じと考えていいと思います。
ミディアム
1弦:013、2弦:017、3弦:026、4弦:035、5弦:045、6弦:056
その他
その他太さがカスタマイズされたものや、より太いものもありますが、まあ初心者ならこの4択のどれかに落ち着くのではないかと思います。
弦の太さにこだわりはじめたら、またいろいろと試しながら自分に合った弦を見つければいいと思います。
まあ、原則は上記の4択から選んでいれば間違いは無いと思います。
その中でも、ヘキサはやはり「迷ったらこれ!」とオススメしていた標準的なものが無難であり一番オススメです。
実際に張り替えてみた
ヘキサは1年以上前からエリクサーのフォズフォアーブロンズのライトですが、劣化したので張り替えます。
ヘキサ宅に届いたので、早速開封してみました。
中身はこんな感じです。
当たり前ですが、1弦から6弦までちゃんと揃っていますね。
当たり前だけどこういうのって本当に大事!ありがとう!
もちろん、袋から中身を取り出してみると、こんなのが入っています。
6種類もちろん揃っていますが全部載せるとブログのスペースの邪魔なので、1弦と6弦だけ載せました。
ということで、久々の弦交換でてこずりましたが、なんとか新しい弦に張り替えてギターが生まれ変わりました!
張り替え前の弦は錆びて結構音が厳しくなってきたので、今回新しく弦を購入し、ピカピカな状態になり、綺麗な音色が復活して嬉しいです。
また暇な時に弾きたくなりました。
モチベーションあぁっぷ!⤴︎
おわりに
今回は、ギター初心者におすすめの弦として、ELIXIR(エリクサー) NANOWEB Phosphor Bronze Light #16052を紹介しました。
ギターの弦は何を選んだら良いのか分かりづらい部分があるのですが、素材や太さ、加工方法によって値段や音色、弾きやすさ等が変わります。
その中でも、あくまで趣味程度にギターをいじっているくらいの人であれば、エリクサーの弦がとてもおすすめであり最低限間違いがないものだということを紹介させていただきました。
良いギターライフの一助になれば嬉しく思います。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
(ヘキサ)
余談ですが、初心者にオススメのアンプはこちらです。
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