こんにちは。テトです。
今回は、東京・天王洲にある寺田倉庫G1ビルにて期間限定で開催されていた『バンクシーって誰?展』に行ってきたので、その様子を書きたいと思います。
基本情報
バンクシーって誰?展
会場:寺田倉庫G1ビル 〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-4
会期:2021年8月21日(土)~12月5日(日) ※開催終了
開館時間:11:00~20:00 (金・土・祝前日は21:00まで) ※最終入場は閉館時間の30分前まで
※詳細は公式サイトへ
※東京展は終了しましたが、名古屋展がグローバルゲート ガレージ名古屋にて12月19日(日)~2022年3月27日(日)開催されるそうです。名古屋展公式サイトはこちら。
前日譚ならぬ前日譚
12月5日の昼下がり、友人から「今日バンクシー展行かない?」と誘われました。
12月5日なのでバンクシー展最終日です。
当日飛び入りで入場できるのか疑問に思いつつ、その日は特に用事もなかったので行くことにしました。
テト自身は特にバンクシーが好きというわけではなく、オークションで落札された後シュレッダーにかけられたニュースぐらいしか知らない状態で展覧会に赴きました。
ちなみに、友人とは『庵野秀明展』にも一緒に行った友達です。
当日
17時前に到着し、当日券入場の待機列に案内されましたが、
えっと、入り具合によっては、最悪入場できない可能性もあるので、ご理解? しました方のみお並びくださ~い……
と、係員のはっきりとしない説明の中並ぶことにしました。
最終日にここまで並んで入れなかったら絶望よね……
まぁ、夕方に当日券を求めて並んでいる時点で確実にその可能性はあるのですが。
寒空の下1時間、2時間と並び、行列を抜けて帰る人もいる中、19時前に入場することができました!
ブリストル? グライムやん!
描かれた当地の急坂を再現していました。
作品だけでなく、その場所・ストリートの再現も綿密に行われていました。
ネズミおるやん。
横切っていくネズミのシルエットがたびたび映るライトが照らされていました。
出口にギフトショップがあるの、あるある~。
パレスチナ問題を意識させるために分離壁の真ん前にホテルも建てたそう。
火炎瓶の代わりに花束を投げんとする人物。
いつも希望は存在する。
ゆっくり1時間ほど回ったところで、展示を回り終わりました。
出口には、バンクシーグッズがたくさん並ぶショップがありました。
バンクシーが皮肉ってたやつやん!
感想
この展覧会に行くまではバンクシーのことをただのストリートアートの活動をしている人としか認知していませんでしたが、これほどまでに社会風刺や皮肉が込められた作品を作っていたとは知りませんでした。
同時に、グラフィティって社会風刺を伝えるのにかなりインパクトのある効果的な表現手法だなと思いました。
音楽で社会風刺を伝えるとなるとどうしようかと想像してみましたが、なかなか難しい気がします。ストリートで表現しないと資本主義に取り込まれてしまうし、歌詞で表現できることなんか限られてしまうし、そもそも特定の時間軸を使ってでしか表現できないものだし……
と考えてしまいました。でもここらへんは個人の趣向かもしれませんね。ストリートのコンシャスヒップホップがグサッと入ってくる人もいるかもしれない。
今後、バンクシーの動向を遠い日本からチェックしていきたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
(テト)