今までに無料お試しを利用したことがある人でも条件付きで大丈夫みたいですよ!
ざっくり条件をまとめると
- Prime Student会員であること
- 過去1年間無料お試しを利用していないこと
です。
最初自分は対象外だと思ってましたが、以前無料お試しを利用してから1年過ぎていたので対象でした。
1年以上ぶりにKindle Unlimited利用します。
前回のKindle Unlimited!
前回私が無料期間も兼ねてKindle Unlimitedを利用した時は、DTM関連の本が割と充実していました。ちなみに今もその傾向は残っています。
特に、リットーミュージック出版の「○○が教える××テクニック99」シリーズが読み放題対象で、重宝していました。
私はその中でも、「ミックステクニック」と「編曲テクニック」を紙媒体で既に持っていて、よく使っていたのですが、私がKindle Unlimitedを無料でお試しするからという理由でバンドのボーカルに紙の本のほうを貸してあげました。
それからKindle Unlimitedを解約して1年。いまだに返してもらっていません。
いやええねんけど。催促してないし。むしろ催促するタイミングを逃していた。
またKindle Unlimited登録したから読める~と思っていたら、なぜかこの本だけ対象外になってました。
あれれ? おかしいぞ。そもそもkindle版もなくなってるし。何かの本と間違えてるかもしれない。
本の内容は割といいので、Kindle Unlimited利用するならオススメです~って書こうとしたのに…
まあ、他の99テクニックは健在ですので、DTMerの方は読んでみるといいと思います。ほんとに状況に応じて99つ分かれているので、初心者はそのままマネすればいいし、脱初心者したら自分の音と比べてテクニックを取捨選択したりすればいいですしね。本に付属するCDの音源もインターネットからDLできるので。
DTMから少し話を広げて「音楽」に話を広げると、前回利用した時に読んだ中で面白かったのがこれですね。この本で触れられているのはだいぶ初歩の部分だと思いますが、その初歩の部分をつっかからずに分かりやすく読めるのって結構すごいと思います。音楽理論を座学でやるのって相当難しいと思いますが、この本ならなんとかわかるし、初心者のうちのバイブルになると思います。かくいう私も前回読んでから日が経ってさっぱり忘れてしまったので、勉強し直します。
バラエティ豊かになったKindle Unlimited
1年以上経ったのでそりゃあそうよという感じですが、にしても結構対象書籍が増えてません? 前回利用した時よりも断然心躍ってるんですが。
Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2018年 10月号 [雑誌]
- 作者: サウンド&レコーディング・マガジン編集部
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2018/08/25
- メディア: 雑誌
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サンレコなんか前読めましたっけ? バックナンバーも結構読めるのは地味にありがたい。
Guitar magazine (ギター・マガジン) 2018年 9月号 [雑誌]
- 作者: ギター・マガジン編集部
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2018/08/10
- メディア: 雑誌
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ギターマガジンとかも読める。
CGWORLD (シージーワールド) 2018年 10月号 [雑誌]
- 作者: CGWORLD編集部
- 出版社/メーカー: ボーンデジタル
- 発売日: 2018/09/10
- メディア: Kindle版
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えーこの雑誌初めて見た。読みたい。
声グラも読めるのやばい(語彙力)。去年の久保ユリカ特集の時に買ったっきりだ。
オレペも読めるんですねえ。ちょっと俺……自炊デビュー、すっかなぁ( ・`ー・´) +
雑誌こんなに読み放題なの。ナニコレ。怖すぎる。
雑誌以外で読みたいと思ったものは……例えばコミックだと、
ここらへんですね。Prime Readingでも読めるものや、1巻だけ読み放題、とかは除いてます。
他にも書籍だと、
ハリー・ポッターと賢者の石 - Harry Potter and the Philosopher's Stone (ハリー・ポッターシリーズ)
- 作者: J.K. Rowling
- 出版社/メーカー: Pottermore Publishing
- 発売日: 2015/12/09
- メディア: Kindle版
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ハリーポッター読んだことないのでこの機会に読んでみたいと思います。
これも結構有名な本ですよね。読んでおこう。
お笑い芸人に学ぶ ウケる!トーク術 昨日起こった出来事を面白く話す方法
- 作者: 田中イデア
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: Kindle版
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昔は全然そんなこと思ってなかったんですけど、最近、「この前のこと面白く話したい!」って思うことがなぜか多くなってきたので、読んでおきます。
ゲーム音楽史 スーパーマリオとドラクエを始点とするゲーム・ミュージックの歴史
- 作者: 岩崎祐之助
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2014/07/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ゲーム音楽は自分が曲を作るうえでもかなりルーツになっている部分があるので、それをより叙事詩的に捉えておくためにも読みたいですね。
他にも色々読んでみたいものたくさんありました。3ヶ月はあるのでゆっくり読んでいこう。
読み放題
この時代にあって、「○○し放題」というサービスがあらゆる分野にみられますよね。なんだかよくわからないけど、すごく便利でオトクなサービス。
かくいう私も音楽聴き放題のspotifyはかなり愛用しています。
こうして便利でオトクなエンタメがどんどん広がっていくのは喜ばしいことですし、1つの変遷に差し掛かっているのかもしれません。
作品に払うお金というのが今のところ減っている、ということを危惧することは、エンタメの受容者である我々が考える問題ではないように思います。人々がより安く、面白いサービスを受けるのは自由ですから。当然ながら、違法サイトによってそれを享受することは断じて許されませんが。
Kindle Unlimitedは通常月額980円ですが、当たり前な話、1冊1000円の本を毎月1冊ずつ読んでいけばもうそれだけでオトクに本が読めてしまうわけです。もし毎月買って読んでいる雑誌が何冊かあって電子書籍に抵抗がなければ、読み放題にしない手はないですよね。
そうすると読者1人当たりに対する本を作っている人たちに入るお金は段々と減っていくわけですが、じゃあどうするかといったときに、やっぱり書籍そのもののコンテンツのみではやっていけないわけですよね。それは音楽でもそう。
音楽では手っ取り早い手段としてライブがあって、「じゃあ大丈夫だね(´◡`)ニッコリ」みたいな感じでどんどん音楽サブスクが広がっていますが、本は「大丈夫なの? ねえ大丈夫なの?」みたいなふうに恐る恐るな雰囲気です。そして、たぶん大丈夫じゃない。今のままでは。
今この状態では、本から電子書籍、電子書籍から読み放題への波にまったくと言っていいほど手を打てていないんだろうと思います。紙の本が大好きな人は一定数いるし、技術の進歩による想像ほどはそのスピードは速くないでしょうが、じわりじわりと着実にその時は訪れているし、「紙で買ってくれる人を増やそう、取り戻そう」という考えではあっという間に終わってしまいます。
まあ、音楽におけるライブのような存在が書籍で見つかるかといったらそう簡単にはいかないでしょうね。それを考えるのは私たちの役目ではないですが、それにしても出版産業の電子書籍に対する対応は遅すぎるように思います。
私はあまりコミックを読んだことがなくて、大学生になって初めてジャンプを買ってみたりして、本棚をコミックで埋め始めているわけですが、同時に電子書籍でコミックを買ったりもします。そして、電子書籍のほうが圧倒的に読みやすい。
片手でいつでもどこでも簡単に読めるというのが理由なのですが、そんな明快な原因によって電子書籍に負けて出版業界や書店は悔しくないのでしょうか。私は一アルバイト書店員として悔しいです。まー自分のことなので、「絶対電子書籍なんかに負けたりしない!!キリッ」→「電子書籍には勝てなかったよ……」っていう即堕ち2コマなんですが。
私にはどうすることもできませんが、せめて本を買ったら同内容の電子書籍が割引になるとかダウンロードできるとか、そういうのを業界全体でやったらどうなんですかね。だって、電子書籍で買って読んでみてもし面白かったら紙でも揃えたくなるじゃないですか。いやまあ「両方買うよ!」っていうえらいひとがいるんだと思いますが、そういうえらいひとの上にあぐらをかくようなマネをしているようにしか思えないんですよね。
音楽でも「じゃあ、普段は大して音楽に興味ないような人にも安価でたくさん音楽を楽しんでもらって、あわよくばライブにもたまにでいいから気軽に来てもらえるような環境を作ろうよ」って目指していろいろ頑張っているわけですが、かたや本をとりまく周辺ではそういう意識があんまりなさそうですよね…そういうのは、今までの業界と新しいシステムが一体となって取り組まないと前に進まないので。
今、「本」という文明の過渡期でもあるこの時代において、大事なのは「紙を買わないとコンテンツが衰退するよ!」と脅しをかけることではなくて、「紙の本が好きな人も電子書籍が好きな人もどっちもハッピーになれるような仕組みを整備するよう頑張ってるから、安心して好きな本を買ってほしい」と号し、努力することではないでしょうか。何よりも業界にあまり関係のない私のような一般人に将来を憂えられているこの状況が既にまずいのですが。
そんなことを、Kindle Unlimitedという読み放題を利用しながら考えました。専門家じゃないからよくわからないけど、とりあえず便利でオトクだから、読んでもっと本と親しむよ。