耳かき依存症のテトです。
いつからそうなったのか今では思い出せませんが、もう5年以上は「毎日耳かきしないと気が済まない」レベルで依存してます。
最近、いつも使っていた耳かきが不注意で折れてしまって、新しい耳かき買いたいな~とAmazon眺めてたところ、昔愛用していた耳かきと感動の再会を果たしてしまいました。
なんかのタイミングで親が誰かから貰ったものだった気がするんですが(親がこんな高い耳かきを買うはずがない)、これが我が家にきてからずーーーっと自分はこれを使ってました。とにかく取れるんですよね。これを経験したら他の耳かきが霞んで見えてしまうほど。先っぽが折れて使えなくなってしまった時の悲しさを今でも思い出せます。
そんな悲劇的な別れがあった…昔愛していたこやつとの感動の再会をインターネット上で果たしたわけですが(Facebookかよ)、ただ一つ、めっちゃ高いんですよね。耳かきに出す金額じゃない。
そんなわけで、買おうか買わまいか迷っていた中で、先日あったAmazonのタイムセールをぼーっと眺めていたら、ある1つの商品を見つけました。
カメラで見ながら耳かきする時代か~。へぇ~。出会った時はそんなに心惹かれなかったのですが。
最近毎日耳かきしている中で同時に、「もう耳かき依存症やめたい」そんなことを思っていた時期でもありました。毎日レベルの頻度で耳かきすると耳によくないって言われてますよね。たぶん本当なんだと思います。音楽を趣味にしている自分にとって、耳は自分の身体の中でも特に大切なものなので、万が一耳に何かあった時のことを考えたら本当に絶望レベルだということに気づき、真剣に『脱耳かき』のことを考え出しました。
でも、耳の中がどうなってるか知らないと無限に耳かきしてしまう気がする。もし耳の中がどうなっているか知ることができたら、耳かきがどんなに意味が薄いものか理解できるかもしれない。そう思った私は、あえて上の『耳かきカメラ』が自分へうってつけの教材なのではないかと思い、一念発起して購入することにしました。
昔愛した耳かきと出会うことを諦め、引き換えとして『あの耳かきのいない生活』を手に入れようと努力することに決めました。『耳かき』→『恋人』に置き換えてみても意味が通じます。――通じません。
内容品
ポーチに入って届きました。
ケーブル長は公式発表で1.5m。それよりもチョイ長で、PC接続でもゆうゆう使えます。
対応端子はUSB、OTG、USBType-C。AndroidユーザーではないのでよくわからないんですがOTGってmicroUSBとどう違うんですか? よくわかりません。
端子の種類からもわかる通り、対応しているのはAndroid、Mac、Windowsのみで、iPhoneは対応していません。私はiPhoneユーザーですがPCで見ればいいやと思っています。
先端にマイクロスコープカメラと6個のLEDライトがついています。ボタン類は特にありません。接続して映すだけなので。
LEDライトの光の強さは、このダイヤルによって無段階に調節できます。無→強まで幅の広さもばっちりです。
付属品としてはこれら。カメラ本体に耳かき機能をつける部品で、
- 一番右の水色の粘性にくっつけて取る
- 銀の針金みたいなもので取る
- 透明のプラスチックで取る
ということができます。でも、使えません。
2番も3番も長すぎて使えないし、1番の粘性でとるのもすぐに粘着が取れてただのふにゃふにゃした筒になってしまいました。
2番や3番を無理やり短く装着すれば耳かきとして使えないことはないし、それだけすれば取ることはできるのですが、そこまでして耳かきをしたいかというと微妙。
一番左の布で使用後は拭きましょうということ。まあこれを使わずに素直にアルコールの入った除菌ティッシュで拭きましょう。
一応日本語の説明書がついてます。面白い日本語。
使用した感想
さっそく接続して耳の中を見てみましたが、思ったほど耳垢がなく割と綺麗でした。それなのに耳かきしたくなってしまうのはなんでだろう……
マイクロスコープで耳の中を見ると耳垢が大きく見えるのですが、前述した部品を短くする方法で耳かきして出てきたものを見てみるとめっちゃ小さいので、逆に普段耳かきで取りすぎているんじゃないかと感じました。本当にこれには気づけて良かった。
普段の耳かきを抑える目的で買うと丁度いいです。耳かき自体の実用には堪えませんが、その点の効用は絶対にあります。自分の耳の中を見るなんてこうでもしないとめったにないですからね。
カメラの画質も思った以上に綺麗でよくできています。こう言って証拠に自分の耳の中の写真をアップするのがブログとしての使命だと思いますが、さすがにそんなグロテスクで恥ずかしい写真は載せられないので勘弁してください。つーか共同執筆者がいるこのブログで耳かきのこと書いてるこの状況がもう恥ずかしくて書いてる途中でお蔵入りにしようか何回も考えてます。
自分の身体映してて思うんですけど、本当にこういうグロテスクな(いうほどグロテスクでもない)映像見るのが苦手なので、医者って本当にすごいなあと思います。
ということで、これなーんだ!?(唐突なクイズコーナー)
これなーんだ?(第2問)(いつまで続けるのか)
正解はべっ甲柄のピックでしたー。
これなーんだ?(第3問)(超ブレブレ)
正解はアルコール96%のウオッカ、スピリタスの水面でした~!
まとめ
懸念点
まず、耳かきとして買うと失敗します。使い方を頑張れば使えなくもないですが、それでも毎日の耳かきの相棒として使うには手間と効能が釣り合っていません。
あと、LEDライトを強くして長時間使うと先端が温かくなって耳の中に入れるにはちょっと怖くなります。やけどするほどではないし仕方ないっちゃ仕方ないです。
それから、使ってて上がどっちかよくわからなくなって、結局動かしてどっちに動いてるか確認して判断するしかありません。本体に印でもついていればだいぶ変わったと思います。
良い点
耳かきとして使えないならば耳垢を取るのには使わなければいいわけで、ひとまず使えるマイクロスコープカメラがこの金額で手に入るのはかなり良いと思います。耳の中だけでなく色々なところが見れますし、iPhoneなどのスマホカメラと違って細く、カメラとライトの位置が同じなので、狭い場所にカメラを入れて見るにはうってつけです。
ちゃんとピントが合う範囲に入っていれば綺麗に見れるのもよい点です。良質なマイクロスコープカメラだと思います。
昔チャレンジ小学生やっててふろくかなんかでもらった、ミクロかんさつスコープとかありましたよね。
これこれ。今だに家にあるんですけど。これに近いものがあります。これよりも狭いところを見れるという点では優れていますね。てか超懐かしい。
というわけで、AISITINのマイクロスコープカメラつき耳かきの紹介でした。