テトです。
4/21(Sat)にZepp DiverCity Tokyoにて開催された、やなぎなぎさんのライブ「やなぎなぎ ライブツアー2018 ナッテ 国内ツアーファイナル東京公演」のライブレポートをここに記したいと思います。
アルバムツアー
今回のツアーコンサートは今年の1月17日に発売されたやなぎなぎさんのオリジナル4thアルバム「ナッテ」を引っ提げてのツアーとなっています。
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関東近郊に住んでいる私は、東京公演の他にも旅行がてらで別の地方公演にも行こうかな〜と思っていたのですが、最近すごく忙しくて旅行どころじゃないので行くのを諦めてしまいました。
なので、今回私は国内ツアーファイナルとなる東京に唯一参加しました。
ちなみに、国内はこの公演で終わってしまいましたがツアー自体は続くようで、アジア各地にも回るそうですよ。
こちらも、暇だったら台湾旅行でも兼ねて行こうかな〜といつもの私なら思っていたところですが() 本当に台湾に行ってる場合ではないくらい忙しいので() 諦めました(2回目)
そしてお恥ずかしながら私はなぎさんのアルバムツアーに参加するのが初めてです。
今までカラパレ2016、5周年記念ライブカシオペア、カラパレ2017と参加してきました。3rdアルバムであるFollow My Tracksのちょうど後ぐらいにやなぎなぎさんの曲を聴きはじめたのでそんな感じになってます。
会場は東京・お台場にあるZepp DiverCity Tokyo。
中学生くらいの頃にZepp Tokyoに行ったことがありますが、それとはまた違うところ。
ここは初めてでした。
PFC会員にはまだナッテいないので14:30くらいに着けばいいかな〜と思っていましたが、なぜか到着したのは16:00でした(遅刻魔)
グッズ
開場と同時に中に入り、まずは物販スペースへ行ってTシャツとタオルを買いました。
どちらもナッテのアルバムジャケットイラスト仕様となるものです。ジャケットが大好きなので即買いでした。
そもそも、紺がめちゃくちゃ好きな色なので。その紺をベースカラーにピアノやアコースティックギター、カメラを詰め込んだイラストレーションとか、もう無限に制作意欲を回復させるよね。
座席は今回もまたもや通路側でした。真ん中列の通路側だったので見やすいみたいなことはなかったのですが。
セットリスト
snowglobe
時間は窓の向こう側
あなたはサキュレント
スーパーヒーロー
over and over
here and there
relaxin' soup feat. DJみそしるとMCごはん
海を込めて
間遠い未来
behind
無形のアウトライン
一切は物語
瞑目の彼方
砂糖玉の月
目覚めの岸辺
夜明けの光をあつめながら
natte
(アンコール)
春擬き
rooter's song
メルト -10th ANNIVERSARY MIX-
ビードロ模様
当然と言えば当然ですがアルバム曲が中心となったセットリストです。
Zepp DiverCityみたいなゴリゴリのライブハウスでのライブということから、割とライブ乗り重視の感じかなと思っていましたが全然そんなことはありませんでした。むしろアルバムの雰囲気に寄せた世界観重視の、私好みのライブとなっておりました。
snowglobe
紗幕が下りたままの状態でライブが始まり、幕には様々な映像が映されたまま、その奥で照明が当たっているなぎさんと映像が合わさって見られるという幻想的な光景でした。やばい。こういう演出、好きすぎる。
まぁ、後になぎさんが言ってましたが、向こう側からこちらは見れないそうですけどね。
ちなみに今回の衣装はこちらもアルバムジャケットを模したものとなっており、もうほんとに良い。紺が好きすぎて。
あなたはサキュレント
ナッテの中でも特に好きな部類に入るボッサソング。同じくお気に入りの「時間は窓の向こう側」と連続で来て、開始3曲めにして既にボルテージは最高潮でした。
here and there
【やなぎなぎ】16thシングル「here and there/砂糖玉の月」MV -short ver.-
「ビードロ模様」の作曲者である中沢さんとのタッグで作られたこの曲もライブでは今回初めて聴きました。
北川さんとの曲でいう「over and over」でも感じるのですが、それまでの楽曲の雰囲気を残しながらマンネリでは全くない、聴いていてすごく安心感を覚えるような曲を作るのが本当にすごいと思います。
なんか、ずっと昔から発表されている曲の一つであるような感覚を抱きました。
relaxin' soup
おみそはんとのコラボソング。おみそはんのことはこの曲を聴く前は名前ぐらいしか知らなかったのですが、いいですね。普段はあまりヒップホップは聴かないのですが、こういうさわやかな感じになるとまた印象が変わってきます。
そして驚きだったのが、ライブではそのおみそはんがゲストで呼ばれ、この曲を2人で歌っていました。息がぴったり合っていたのがすごく印象的でした。
無形のアウトライン
石川智晶さん作曲の新曲で、今回のライブで初めてフルで初お披露目という曲です。初めて聴いたのですが、なんで石川智晶さんってこんなに不思議な感動する曲を書くんだろう…。小さい頃「あんなに一緒だったのに」「アンインストール」がすごく大好きだった私としては(前者は石川智晶さんは作曲してはいませんが)、久しぶりに石川智晶さんのことを調べると「あの曲も石川智晶さんが作曲したんだ…どおりで」と今になってまた大発見の連続で、この曲も本当に素晴らしかったです。発売が待ち遠しいですね。
メルト -10th ANNIVERSARY MIX-
この曲が流れた瞬間、思わず涙腺が緩んでしまいました。まさか、まさか聴けるなんて…
もうsupercellの曲をなぎさんの歌で聴けることなんてないだろうな、と思っていました。諸々の事情で難しいだろうし、この動画が昨年末に投稿されたときも、やなぎなぎのライブで披露されるなんて全く想像が及びませんでした。だからこそ、この曲のイントロが流れた時に、呼吸を忘れてしまうほど驚き、涙が出そうになりました。
メルトが投稿されてから10年。当時の私はまだ初音ミクなんて知らず、けれどメルトと共にその存在も有名になっていき、3年後に私がボカロや歌ってみたを聴き始めた時もその曲は根強い人気を誇っていました。そしてメルトの歌ってみたの中で、既に引退していたにもかかわらず伝説の歌ってみたとして存在していたのがガゼルのメルトでした。そんなメルトを聴き、歌っていたあの日。
あれからもう何年も経ち…不器用なままで大人になった私がライブで再びこれを聴いて、鳥肌が止まりませんでした。てか、高音頻出のメルトをライブでこんなに完璧に歌えるのってなぎさんぐらいしかいないんじゃないか。生で聴けたこと、もう一生自慢しようと思います。
感想
ナッテのアルバムの曲群、ライブ前は、個人的に「結構好きかも!」というようなイメージだったのですが、こうしてライブを通して再び聴いてみると「この曲もいい!あの曲もいい!全部好き!!!」という感じになったので、アルバムツアーって、いいモンですね(しみじみ)。
なぎさんの言う通り、まさにアルバムの全ての宝物が1つに綯った感覚です。ライブの時間はあっという間に過ぎてしまいますが、アルバムの中にその記憶が詰め込まれて、いつでも聴き返し、思い返すことができる。そんな、寂しさと懐かしさをふわりと感じる後日でした。
前回のカラパレ2017のライブ記事はこちら。