こんにちは。
ナンジョルノが大好きだから絢瀬絵里推しになりましたヘキサです。
いつも当ブログの記事を読んでくださり、ありがとうございます。
今回は、fripSideに着目しました。
もちろん2期のナンジョルノボーカルの時代です。
ナオプロ(1期)の時は専門外なのでご了承ください。
また前のポルノグラフィティの時と同じで、5曲で魅力を全て語れるとは思っていませんのでご了承ください。
- 1位「closest love」
- 2位「future gazer」
- 3位「waiting for the moment」
- 4位「sister’s noise」
- 5位「magicaride-version2016-」
- 番外編「only my railgun」
- おわりに
- fripSideの主なアルバムはこちらから
1位「closest love」
「1位がこの曲かよ!」ってくらいマイナーな曲ですね。
「fripSideの良曲を聴いたらPCゲームのタイアップを疑え」(byヘキサ)という名言の通りの曲です。
だんだんと近くなる恋模様を描いた作品です。
fripSide ってポルノグラフィティと違って詞が凝っているという感じはあまりしないです。
何がいいかというとテクノ的な90年代風味のサウンドとナンジョルノのボーカルです。
この曲(特にAメロとBメロ)はナンジョルノがファルセットをあまり用いずに、チェストボイスに近い声で歌っています。
Aメロの「行き場探す恋心」の部分はこの曲の中でもボーカルの音が低い部分なのですが、この部分をサラリと流すように歌うことができるのはナンジョルノの歌の特徴であるとヘキサは思います。
こういうくらいでこの曲をさらっと歌えるのがナンジョルノの強みなんじゃないかってヘキサは感じています。
この曲の後ろでこの曲を盛り立てるギターとキーボードがガンガンに攻めて、疾走感を演出しています。
キーボードのサウンドがナンジョルノの可愛さをより一層引き立てています。
そしてサビに入ると、一気にエンジンをかけて曲全体が盛り上がります!!
盛り上がった瞬間の歌詞が「君のその笑顔が大好きだよ」って来ますからね。
ああ可愛い!!!!
可愛い!!!!って叫びたくなる1曲ですね。
はい可愛すぎて圧倒的1位です。
2位「future gazer」
アニメ「とある科学の超電磁砲」OVAの主題歌です。
一般的に言えば同じアニメ「とある科学の超電磁砲」シリーズの主題歌を担当した曲に見劣りするとは言われていますが、ヘキサはそう感じません。
この曲はとにかく爽やか!
朝に聴きたくなる曲で、この曲を聴くと朝の日差し(エーフィだから体力半分回復!!)を浴びたくなり、朝から1日元気が出るようなイメージになります。
「朝の日差しの眩しさに今日も街は目を覚まして」
サウンドも電子音がメインなのですが、電子音らしい爽やかさを表現しています。
アコースティックな音の爽やかさとはまた違う爽快感を感じます。
この曲が最も素晴らしいのは、fripSide はかなり多くの曲のラスサビで半音上げの転調が行われますが、この曲の場合はその転調からの盛り上がりが自然で爽やかさから今日も一日頑張ろう!みたいな気合いが入る、少し緊張感のある雰囲気になるので、転調が成功している例の1つだと思います。
テクノでの表現の幅は広いんだ!と改めて感じさせてくれる1曲です。
3位「waiting for the moment」
「future gazer」とは打って変わって、曲にダークな雰囲気がメインになります。
この曲のボーカルは、ヘキサの好きなナンジョルノの低音が多く、チェストボイスを多く用いた表現となっています。
fripSide の他の曲と比較して全体的にキーが低めの音で構成されています。
Cメロも既出のメロディを低く転調したものとなっていて、かなり低音が強調されています。
低音の部分をしっかりと芯を持って強く歌うことによって、サビになった時の高音域へ移行するときのぐわっと盛り上がるような、曲としての変化を楽しむことができ、曲としての緊張感も加わり、ヘキサ好みの真のある曲となっていますね。
ヘキサの好みなんて知らねぇよ()
ただし、間奏の時のボーカルはわざとファルセットを用いることでこれまでの歌とは区別し、曲の繊細さを表現しています。
fripSideの曲は全体的にキーボードやギターと言った高音を担当する楽器がかなり目立つような作りになっていますが、この曲はベースの音もかなり作り込まれており、はっきりとしています。
下支えとなるベース音がこの曲の肝となるからです。
サビでの高音域やAメロBメロでの低音域を移行するボーカルをしっかりと引き立てて下支えするためにかなりベースに重点が置かれています。
もちろん、他の曲と同様に高音域のギターやキーボードなどの音もしっかりと作り込まれてますよ。
全体の雰囲気がかっこいい一曲となっています。
4位「sister’s noise」
作詞・作曲・編曲:八木沼悟志
イントロのキーボードがかなり印象的な楽曲です。
アニメ「とある科学の超電磁砲」2期1クール目のオープニングテーマとして使用されました。
舞台である学園都市の闇に主人公が絡んでいる内容であるため、学園都市の闇というイメージがある楽曲です。
もちろんオープニングテーマであるのでテンポが早く、これから物語が始まるというイメージはあるのですが、曲が繊細というか、物語のミソとなる学園都市のダークな部分を描いているようなアレンジになっています。
っていうかタイトルからして完全に御坂妹なんですけどね。
テクノの楽器がメインでありながら、ピアノの音をところどころに散りばめています。
アコースティックで繊細なピアノの音を尖って強いテクノの音に混ぜることによってピアノの音が繊細に、時にテクノの音にかき消されそうな危うい表現になります。
こういう表現はヘキサは美しいなぁと思います。
でも、「何よりも大切な」の部分で一時的に転調してからサビにつなぐ部分が、危うい雰囲気の中でも主人公のはっきりとした決意が感じられる表現となっていますね。
一時的な転調の使い方がうまいのはさすがクラシック畑出身の作曲者という感じです。
5位「magicaride-version2016-」
作詞:八木沼悟志・山下慎一郎、作曲:八木沼悟志、編曲:八木沼悟志・齋藤真也
この曲はナオプロの時の曲のナンジョルノボーカルでのセルフカバーとなっています。
「fripSideの良曲を聴いたらPCゲームのタイアップを疑え」(byヘキサ)(2度目)という名言の通り、PCゲームの「マジカライド」の主題歌となった曲です。(ナオプロの時です。)
疾走感といい曲の雰囲気といい、いかにもヘキサの大好きな感じのアレンジです。
この暗めの闇がある感じ。
ボーカルは、サビの最後の部分でファルセットの高音を伸ばすというかなり辛いものが求められていますが、これをなんとかこなしてしまうナンジョルノはすごいです。
この曲はなんと言ってもカバー曲でありながらナンジョルノの声が似合うというか、ピアノの音やテクノの音とナンジョルノの声がいい感じにミックスされています。
しかも、チェストボイスの低めの部分からファルセットの高い部分までかなり広い音域を歌い上げるので、いろんなナンジョルノの声を楽しむことができます。(当の本人は歌っている時は大変そうですが……)
サビの部分ではドラムが拍を刻んで、その拍に乗りながら全ての音が進んでいく感じが体の中で拍を刻みたくなるように誘います。
この音のおかげで曲の拍を感じて、楽曲を楽しむことができますね。
番外編「only my railgun」
超有名曲。
1位に入ってもおかしくないとこれを読んでいる人は予想していたでしょう。
ヘキサも大好きな1曲ですが、あまりにも有名なのでランキングからは除外しました。
要するに殿堂入りってやつです。
発表から何年も経っていますが、今でもカラオケランキングで上位に食い込んでいるということを考えると、衰えない人気を持つモンスターのような楽曲です。
この曲を最初に聞いた時にヘキサは大きな衝撃を受けました。
アニメの世界観を全面的に表現しているのはもちろんなのですが、テクノ音楽にあまり触れたことのなかったヘキサが、電子音や打ち込みをここまで前面に押し出して自由に音楽を作ったらこんなに面白い楽曲ができるのか!と感動した1曲です。
今聞いても新たな発見がある、何回聞いても新鮮に聞くことのできる不思議な楽曲です!
おわりに
今回はfripSideから5曲をランキング形式で紹介しました。
とにかく、ナンジョルノの声は可愛いし表現力豊かだし、テクノのサウンドはナンジョルノの声にぴったりなんだと思います。
それだけではなく、懐かしさと新しさを感じるような、それでいて新たに挑戦的なテクノサウンドを作り込む、聞いていて興味深い楽曲が本当に彩豊かで耳が幸せになります。
テクノの音楽は90年代の小室哲哉の系譜ではありますが、世間での流行からは少し外れてしまったジャンルです。もちろん、根強いファンは多いですが。
そういえば、小室哲哉は最近(2018年1月現在)引退で話題ですが、ヘキサは世間がまた一人有能な才能を潰してしまったのだなぁと悲しさと集団の強さを思い知りました。
しかし、そのテクノの音楽を現代の音楽の流行と混ぜ合わせて、音楽的な挑戦を続けているのがfripSideというグループの楽曲なんだと思います。
この記事を読んで少しでもfripSideというグループに興味を持っていただけたらそれだけでヘキサは嬉しいです。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
(ヘキサ)
fripSideの主なアルバムはこちらから