こんにちは。ヘキサです。
真面目なポップスばっかりだとなんか歌詞がどれも同じでつまらなく感じる時はたまにありますよね?
ね?(強要)
そんなあなたに朗報!
電波ソングという脳内麻薬を注入してみませんか?
ヘキサはよくあるJ-POPもよく聞きますが、それと合わせて電波ソングを聴くこともあります。
そんなヘキサが独断と偏見で選んだおすすめ電波ソングを25曲紹介します。
ぜひあなたも歌詞を理解をすることを諦めて、音で音楽を楽しめる電波ソングを試してみてはいかがでしょうか?
※注意
このブログではヘキサが独断と偏見で選んでいます。
考えによっては電波要素の不足した楽曲もあるとは思いますが、ご容赦いただければと思います。
電波ソングとは?
電波ソングと一口に言っても大きく2種類に分けられると思います。
- 「萌え」要素が含まれ、萌えることを念頭においた「萌えソング」。
- リスナーに「中毒」「依存症」を引き起こすほど極めて印象的な楽曲。
引用:https://dic.nicovideo.jp/a/電波ソング
主にこの2種類の楽曲をまとめて電波ソングと言います。
明確にこの曲は電波ソングと断定できるような境界線はなく、ざっくりと上の2種類の"どちらかを満たしていれば"、今回の記事では電波ソングとして扱います。
電波ソングの特徴として、とにかく刺さる人には聞いていて気持ちいいこと、そして何度も聞きたくなる中毒性があります。
ただ、曲によっても好みが大きく分かれるので、この曲は気持ちいけどこの曲は不快におもうなんてことも多々あります。
その中でも今回はヘキサの好みに焦点化して紹介しています。
アニメ・ゲーム楽曲
電波ソングといえばアニメソングやゲームソングの印象が強いと思います。
それほどまでに、アニメソングやゲームソングは電波ソングの宝庫です。
ヘキサはあまりアニメやゲームに詳しい方ではないので、メジャーな作品ばかりになってしまいますが、ヘキサの知っている中からアニメ・ゲーム枠の電波ソングを選んでみました。
Cutie Panther
ラブライブ!内のユニットBiBiの楽曲です。
BiBiの楽曲はどれも電波みがあり、ヘキサ一押しの南條愛乃さんがいて(←これ超大事っ!)、名曲が多い印象です。
その中でもこの曲を選んだ理由は、BiBiの楽曲の中で1番ヘキサが好きだからです。
単 純 ☆ 明 快。
アップテンポで、楽曲の雰囲気がヘキサの好みである暗い雰囲気もあるという素晴らしい楽曲です。
キーがCm(ハ短調)で、ハ短調の構成する音やコードはヘキサの大好物なんです!
そして、メロディーラインが滑らかで、音の高低差があまりなく、メロディーに同じ音が多用されているのが特徴です。
そう聞くと単純で面白くなさそうに聞こえますが、この滑らかなメロディーラインがめちゃくちゃ聴きやすいです。
そして、サビの「Cutie Panther君の〜」の部分の音の運び方が美しくて好きです。
メロディーラインが滑らかな分、短い別々のメロディーが組み合わさっており、1番だけでも、「捕まえちゃう〜」「甘いよ甘い〜」「I Love You〜」「何度も言わせるつもりなの〜」「我が儘だと知ってるけれど〜」「冷たい言葉〜」「Cutie Panther君の〜」の7つの短いメロディーに分解することができます。
つまり、短いスパンで次々に新しいメロディーへと展開されていくことで飽きが来ないように工夫されています。こういう工夫がとても面白い楽曲だと思います。
ぷわぷわーお!
ラブライブ!内のユニットPrintempsの楽曲です。
テトの一押し電波ソングなので、テトに書いてもらいました!
まかせて!
ザ・電波曲と言ってもいいこの曲。
ラブライブ!無印の楽曲には他にも「電波曲」と思われる曲は数あれど、電波度でこの曲の右に出るものはないと思うほどです。
電波曲には必須な"萌え声"もグループ歌唱だとその成分が薄まることがありますが、Printempsの3人はそれを微塵も感じさせない恐るべき親和性。
何回か聴くだけで頭の中は「スキスキぷわぷわ」で埋め尽くされるはずです。
(テト)
海岸通りで待ってるよ
ラブライブ!サンシャイン‼︎内のユニットCYaRon!の楽曲です。
ミディアムテンポですが、底抜けに明るい印象のある楽曲です。
ボーカルの声も細くキャラ声なので、とても明るい印象になりますね。
歌詞の内容から考えるとコミックソング感がありますが、耳で聴いて気持ちいい言葉が並んでいるようにも感じます。
サビの「海岸通りで〜」というメロディーの運び方が綺麗ですよね。
水を運ぶ人(オシムファンに伝われ〜)みたいな燻銀の滑らかさがあると思います。
2番サビでは、「ああもうやだやだ〜」だけ歌って、すぐにギターソロに入ります。
1番サビではもっとたくさんボーカルのフレーズがあったのに、2番サビはこれしかないというのが驚きとともに明らかな変化を感じます。
こういう変化が面白い。
逆に大サビでは、「海岸通りで〜」のフレーズを2回くり返してからさらにとどめを刺すように半音上げてもう1度くり返します。
つまり、大サビでは同じメロディーを3回もくり返すんですね。
一瞬で終わった2番サビとは対照的やね。
ラスサビが終わると新たな「来る?来ない〜」のメロディーが新たに始まります。
ここも日本語として聞き取れるかは別として、聴いていて気持ちいい部分ですね。
「海岸通で待ってるよ」を含め、CYaRon!の楽曲はこちらの記事でレビューしていますので、合わせてご覧ください。
コットンキャンディえいえいおー!
【YouTube限定公開】コットンキャンディえいえいおー! Special MV
ラブライブ!サンシャイン‼︎内に登場するキャラクター黒澤ルビィのソロ曲です。
テトの一押し電波ソングなので、テトに書いてもらいました!
ええよ!
誰が聴いても電波曲だといえるような曲がなかったラブライブ!サンシャイン!!楽曲に彗星の如く現れた電波曲界の貴公子。
「ルビィちゃんがこんな曲歌うの!?」という戸惑いもつかの間、ふりさんの職人芸も相まって電波らしい魅力が存分に堪能できる唯一無二の曲となって浸透しました。
にしても、1stソロ曲の『RED GEM WINK』との振れ幅がすごいし、それでいてどっちもいい曲ってなかなかない。
(テト)
余談ですが、この『コットンキャンディーえいえいおー!』がメディア媒体でお披露目されてからかなり時が経ちましたが、この曲がライブで初披露されました。
そのライブにテトとヘキサが参戦していますので、そのライブレポを紹介しています。
ドキピポ☆エモーション
ラブライブ!虹ヶ咲スクールアイドル同好会内に登場するキャラクター天王寺璃奈のソロ曲です。
テトの一押し電波ソングなので、テトに書いてもらいました!
頑張るぞ!
これぞ本当の"電波"曲、ともいうべき曲。
ちぇみー演じるライブでのパフォーマンスも含め、かなりクオリティの高い電波曲です。
この曲にハートを撃ち抜かれたファンは数知れず。
りなりーこと天王寺璃奈は"キュート系スクールアイドル"を自称していますが、同時に"電波系スクールアイドル"と表現してもいいほど同系統の曲を歌っているので、好きになった方はぜひそちらも。
(テト)
ドキピポ☆エモーションが歌われたライブのライブレポも合わせてどうぞ!
キラメキラリ
アイドルマスターに登場するキャラクター高槻やよいのソロ曲です。
電波ソングの超有名曲で、ライブでのコールもめちゃくちゃ盛り上がります。
アイドルマスターを知っている方であれば1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
キャラ声で滑舌もそんなに良くはないのですが、それがメロディーに乗って、アップテンポな楽曲と底抜けに明るい雰囲気で、何度も聞きたくなるような味として印象に残ります。
Bメロはオタクの大好きなPPPHです。
余談ですが、ヘキサはこの曲でPPPHのコールのやり方を勉強しました。
「晴れがあって雨があって〜」の部分は、PPPHのリズムに綺麗に乗っており、PPPHの教科書に載せたいくらい綺麗な流れになってるね。
Bメロラストに、同じ音が細かく連なるように流れてきて、「ホップステップジャンプ!」の掛け声からサビでの盛り上がりという流れも王道中の王道です。
この電波ソングの王道の流れはとても気持ちいいものがありますね。
おとなのはじまり
アイドルマスター内の楽曲です。
初っ端から「GO GO LET’S GO アダルト アハン」という飛び抜けた歌詞が流れ、平常心では聞けないような麻薬の楽曲になっています。
このフレーズが楽曲のメロディーとメロディーの間に差し込まれ、この楽曲の雰囲気を作っているんやね。
この楽曲は「GO GO LET’S GO アダルト アハン」のフレーズと、「大人って何?〜」のメロディー、サビの「私大人の女になるの〜」のフレーズ、2番おわりに入る「私は私だけど〜」の部分の4つのメロディーで構成されています。
メロディーの数は他に紹介している曲よりも少ないのですが、その中でも使われている楽器がシンプルな場面と、様々な楽器の音が重なる場面が交互に繰り返されいて、その差がとても印象に残る楽曲です。
そして共感性周知を呼び起こすような歌詞も合間って、一度ハマれば中毒性のある、とてもクセがすごい楽曲に仕上がっています。
千鳥のノブだったら曲終了までに100回くらい「クセッ!」「クセが強いんじゃぁ」とか言ってそうやね。
ちなみに、「キラメキラリ」と「おとなのはじまり」は過去の企画でペンタに聴かせている楽曲の1つなので、そちらのレビューも合わせてどうぞ。
あんずのうた
アイドルマスターシンデレラガールズのキャラクター双葉杏のソロ曲です。
アイマスのライブでも盛り上がるしカラオケでも盛り上がるアイマスオタクの定番曲の1つです。
歌詞では「ナイ」や「タイ」で韻が踏まれており、アップテンポの楽曲とボーカルの声もあり、聞いていて気持ちの良い歌詞になっています。
メロディーは基本的に短いフレーズを繰り返すようなものになっており、ところどころにキャラクターのセリフが挟まっています。
短いフレーズだけだと飽きが来てしまいそうですが、キャラクターのセリフが挟まっていたり、アップテンポでどんどん次のフレーズやセリフへと移行していくので、その点で飽きが来ないようになっています。
だからカラオケで歌う際はメロディーがどんどん流れていってしまうので、ついていくのに必死になってしまいます。
息切れ必至やね。
そしてサビの最後「燃やすわ激しく」の部分はアイマスの楽曲「エージェント夜を往く」をオマージュしたものとなっているという小ネタも挟まれています。
オタク心をくすぐるようなフレーズやね。こういうの好き。
おジャ魔女カーニバル‼︎
TVアニメ「おジャ魔女どれみ」OPテーマです。
アニメ主題歌の電波ソングの走りの楽曲です。
この曲なしで電波ソングを語ることはできないと思います。
楽曲の入りが「どっきりどっきりDON DON」ですからね。
そこからメルヘンな世界観の歌詞がどんどん展開していきます。
「パパ、ママ、せんせ、ガミガミおじさん」の部分の語感の良さは音として聞いていて圧巻ですね。
この曲の頭から離れない感じはまさしく電波ソングですし、ヘキサの世代やその少し上の世代だったらこの曲をカラオケで歌うと盛り上がる鉄板の曲ですね。
おジャ魔女どれみをあまり観ていないヘキサも知ってるくらいやからね。
ようこそジャパリパークへ
この曲はアニメ「けものフレンズ」のOPテーマとして話題になりました。
作詞作曲オーイシマサヨシさんであり、彼のカッコいいギターフレーズやオリジナリティ溢れる曲の構成はとても印象に残るものがあります。
これらの要素はオーイシマサヨシさんの他の楽曲でも遺憾無く発揮されていますね。
この曲はメロディーのどこを切り取ってもサビになると思うくらい、どのメロディーもそれぞれ印象的で耳に残るフレーズばかりです。
冒頭の「Welcome to ようこそジャパリパーク」の部分のメロディーがいきなりキャッチーで一気に心を鷲掴みするような印象的な始まりですね。
ファッションショップのマネキンのコーディネートがめちゃくちゃおしゃれで思わずそのお店に入ってしまうような感覚です。(分かりにくい例えやな!)
その次のフレーズでオーイシさんらしいきめ細かなギターフレーズでかっこよさを印象付けて、その次のメロディでPPPHを入れて、聞き馴染みのあるリズムと印象的で効果的な鐘の音で印象を変えてから、最初のフレーズに戻ります。
サビでは最初のフレーズに戻って安心させたと思ったら「夕暮れ空に〜」から新たなメロディーがサビの2つめのメロディーとして初登場し、はっとします。
2番が終わると、キャラクターたちのセリフパートなのですが、その後ろで流れる曲が滑走路で飛び立とうとしている飛行機のような雰囲気で徐々に今後の展開を盛り上げるように少しずつ盛り上がっていき、「東へ吼えろ〜」とさらに別の印象的なフレーズが始まります。
最後にトドメのサビフレーズを入れた後に、さらに「ララララ〜」とさらに新しいメロディーが始まります。
この曲はこれまで書いたように、展開が鬼畜ですね。(最大級の褒め言葉)
ドラえもんの秘密道具のようなワクワクする展開が次から次へと繰り出されていく四次元ポケットのような楽曲やね。
お願いマッスル
TVアニメ「ダンベル何キロ持てる?」OPテーマです。
この曲は冒頭から「お願いマッスル!めっちゃモテたい」で始まります。
そして女性のリードボーカルと男性の合いの手の掛け合いがめちゃくちゃ面白いです。
女性が合いの手に回って男性がセリフを言うパートになって、冒頭から雰囲気が変わります。
それが終わると女性ボーカルのラップ調のメロディーに入り、またまた雰囲気が変わります。
そして次のメロディーで女性が歌に戻り、「見てなさい!(さい!)さい!(さい!はいサイドチェスト〜)」というきっかけでサビに移行するというサビに持っていく流れも美しすぎます。
そして歌詞や合いの手も筋トレやボディービルをテーマにしており、歌詞の持つリズム感が曲に美しく生かされています。
よくあるJ-POPではあまり耳にしない単語をその単語の魅力を引き出すようなメロディーとして歌われているのは作詞者の才能しか感じません。
そして女性のボーカルも細く高い声で、抜けたような明るさがあるので、楽曲の雰囲気としてもコミックソングとしても似合っています。
抜けたような明るさはもう快感。
この曲もヘキサの友達とカラオケで歌った時にはめちゃくちゃ盛り上がります。
ファッとして桃源郷
TVアニメ「てーきゅう」のOPテーマです。
三森すずこさんの歌声と細かな音を詰め込んだ歌詞と中華風のメロディーが相まって中毒性の高い一曲ですね。
この曲もヘキサの友達(特にごはん氏)とカラオケに行ってめちゃくちゃ盛り上がる楽曲です。
みもりーーーーん!(発狂)
曲の随所に盛り込まれている「ファッ!」をはじめとする合いの手がリズムを作っています。
この曲も歌詞が意味というよりも音で構成されている感じがあり、「イソフラボンキュッボン」なんてまじでわかるようでわからない単語が製造されている感じがあります。
そして2番が終わると、ボーカルとコーラスの合いの手があります。
この合いの手はカラオケで一番盛り上がるところですね。最強。
ラスサビでは、お決まりのフレーズが終わると「空を満たして」という新たなメロディーが始まり、「夜叉の構えから左手回して8時の方角、ファッ!」と続きます。
これは有名な話ですが、「夜叉の構えから左手回して8時の方角」をすると、カタカナの「ファ」になります。
いやだからなんだよ!(褒め言葉)
かくしん的☆めたまるふぉ〜ぜっ!
TVアニメ「干物妹!うまるちゃん」OPテーマです。
この曲もカラオケ盛り上がり定番曲ですね。
アニソンで電波ソングの系譜を受け継ぐ聞いていて気持ちよくなれる楽曲ですね。
この曲はアニメの特徴でもある外では猫を被って家ではぐーたらする主人公の二面性を表現しているところですね。
これは歌声だけでなく、使われている楽器や楽曲の雰囲気も変わって、2曲が交互に流れているような楽曲になっています。
特にこの楽曲を歌うボーカルの家でのキャラを表現する細い声が電波みを出してますね。
「UMR!(はい!)UMR!(はい!)UMR!(はい!)UMR!(はい!)ユーマじゃないようまる」という掛け声のパートから始まり、この部分がこの楽曲の掴みとしてコールを煽りますね。
恋愛サーキュレーション
TVアニメ「化物語」第10話OPテーマ、NHK「すくすく子育て」EDテーマです。
最初の一言目「せーのっ」がもう一発ノックアウト。
先ほどまで紹介したアップテンポの曲とは違うミディアムテンポの楽曲です。
ただ、Aメロはかなり早口で細かい言葉が詰め込まれています。
Bメロ「ふわふわり〜」の部分で言葉数が減り、この楽曲の緩急になっています。
楽曲の中で緩急がある曲は印象が変わるので飽きがきにくくなってるね。
2番では「瞬間」の部分はそれまでのリズムが少し崩れるので、この部分に注目が集まるので、この工夫も推せます。
そもそも花澤香菜さんのウィスパーボイスが推せるし歌声が推せると声豚が吠えております。
だからミディアムテンポでも何度も聞きたくなる中毒性が生まれているのではないかと思います。
ってか「すくすく子育て」EDテーマってなんだよ???(イマサラタウン)
ドキッ!こういうのが恋なの?
ゲーム「リズム天国ゴールド」挿入歌です。
リズム天国で「アイドル」を選択すると、この曲が流れ、周りの猿たちとともにリズムに合わせてコールを打つゲームを楽しむことができます。
この曲はミディアムテンポですが、元々ゲームでコールをするためにある曲なので、ゲームでもカラオケでもライブ本番でもゲームさながらのコールを打つことで盛り上がります。
だから、この曲は曲自体というよりも、コールが曲というね(は?)
3つのメロディーが2回繰り返される曲の構成になっており、単純な構造にはなっていますが、その中にコールの工夫やメロディー自体のキャッチーさ、Aメロとサビはどちらもキャッチーで印象が似ているのですが、その間にPPPHのBメロを挟むことで、楽曲に緩急が生まれて曲が飽きないように工夫されています。
こういう工夫はさすがつんく♂さんやね!
アイドル楽曲
電波ソングはアニメ・ゲームなど二次元界隈の話だと思われがちですが、アイドルを中心にJ-POPシーンでも電波要素を取り入れた楽曲が多く発表されています。
ヘキサはアイドルもそこまで詳しいわけではないのですが、有名なものを中心に電波的な要素のある楽曲を選んでみました。
今回の楽曲の選定にあたり、ヘキサの他に、ヘキサの友人のまっきー氏がかなり多く協力してくれました。
おすすめだから聴いて
2度目のキスから
乃木坂46の中の「真夏さんリスペクト軍団」というユニットの楽曲です。
現在は乃木坂46のキャプテンを務める秋元真夏さん率いるユニットであり、当ブログでも過去に秋元真夏さんについて記事を書かせていただいているヘキサが書かなきゃいけないよなという使命感で満ち溢れています。
この曲はこれまで紹介した電波ソングの電波要素が強く、秋元真夏さんらしく、コール要素が多く厳格に決められています。
むずいし出しどころが少ないのでヘキサはできないけどな。
アップテンポな楽曲ですが、これまで紹介してきた電波ソングよりは少しゆっくりに感じると思います。
その中でも特にAメロは細かく言葉が詰められていて、「愛してる」「すったかたったったー」などのフレーズの終わりに挟まるブリッジのような言葉をきっかけに次のフレーズに展開して行くところが魅力的です。
そして、展開した先は急に転調されているので曲の雰囲気がガラリと変わります。
例えるなら、ディズニーランドのパーク内みたいな感じで、エリアの境界線を超えるとガラリと雰囲気が変化する様子があります。(分かりづらいか)
秋元真夏さんは乃木坂メンバーの中でも歌が下手でイジられることが多いメンバーで、歌声も不安定だったりエフェクトがかけられていたりしているのですが、そのボーカルが楽曲の雰囲気に合っている感じがして、より魅力に聞こえます。
こういうことがあるから、アイドル楽曲と電波ソングって親和性が高いんよね。
まりっか‘17
乃木坂46の伊藤万理華さんのソロ曲で、当時同じ時期に発表された乃木坂メンバーのソロ曲の中では最もPVが再生された(※現在は公式では見当たりません)という一度聴いたら何度もリピートしたくなる強烈な電波ソングです。
電子楽器とピアノの音がメインで構成されたピコピコソングのような雰囲気もあります。
歌詞も音に当てはめたように、印象に残るけど歌詞の意味よりも音が重視されているものになっています。
サビは「まりっかまりっかまりっかまりっかまりっかりっかりっまりっか」という文字列が歌われており、まじで脳内が「まりっか」に洗脳されていきますね。
伊藤万理華さんはあまり歌が得意ではないと言っていますが、その不安定な歌声が楽曲の雰囲気とマッチして、何度もリピートしたくなる要因になっています。
まあ、この歌声は本当に好みが分かれるところだと思います。
ペンタだったら「あっ無理」ってヘッドホンを投げ出すんちゃうかね?知らんけど。
まりっかは乃木坂卒業しちゃったし、この曲を生で聞ける日はもう無いのかもしれませんね……トホホホッホ……
キュン
日向坂46の1stシングルで、日向坂46のテレビへの露出が増えたことにより、テレビなど多くのメディアで流れる日向坂46の名刺代わりの楽曲です。
メディアで多く流れるから当たり前みたいな雰囲気ですが、ヘキサはこの曲も立派な電波ソングなんじゃないかと思います。
シューッパン!という音からいきなり「キュンキュンキュンキュンどうして」と始まります。
これはもう完全に耳を狙い撃ちしにきてるとしか考えられないですね。
楽曲について転調はしていないものの、電波ソングあるあるの難しいコードであるディミニッシュコードがポイントポイントで使用されており、普通のコードで流すだけでなく、印象的なポイントで耳に残りやすいようになっています。
そしてBメロの最後の部分で「髪を束ねた」の部分で半音上の調から借りてきた音で一瞬転調したように見せかけ、サビ前で元の調にもどったタイミングでトドメの小坂菜緒さんの「可愛い」が脳内にスッと入ってきます。
刺されたかもわからないような鋭利なナイフが一瞬のタイミングで完全にピンポイントで脳天だけを刺していった感覚ですね。(は?)
そしてサビに戻って、キュンのゲシュタルト崩壊タイムですね。
ラスサビ直前の「始まる瞬間」でディミニッシュコードをサンドイッチした感じでジャン(A)ジャン(A#dim)ジャン(B)→ジャン(A#)ジャン(Bdim)ジャン(C)と無理矢理転調されます。
この唐突感とディミニッシュコードで耳に残る雰囲気を演出して、ラスサビへの期待感を煽り、転調されたラスサビでしっかりと盛り上がるというギミックも素晴らしいですね。
FANCY
まさかまさかの大穴K-POP枠。TWICEの楽曲です。
これはルール違反かもしれないですが、ヘキサが直々に入れたいと申しております。
この曲はTWICEの中でも電波みが強い楽曲だと思います。
(ってか、TWICEって結構電波みあるんじゃないか?説を最近ヘキサが提唱する)
その中でも、歌詞の意味というより音や響きで楽しめるのがこの楽曲だと思います。
まあこの曲は韓国語で聞くといい感じに楽しめますし、変に言葉のシニフィエとシニフィアンが結びつかなくていいので、純粋に音として楽しむことができます。
このことについては過去記事参照。
近年のK-POPに象徴されるドゥンドゥン系のEDMっぽいサウンドに韓国語特有の一気に音が下がる場所などがあり、日本の電波ソングとはまた違う魅力があります。
そして、何よりドゥンドゥン系のEDMっぽいサウンドと何言ってるかわからない韓国語の音が合わさると、個人的には中毒性のある快感になります。
英語も韓国語訛りなので、英語というより韓国語の雰囲気がします。
特に「Dream Dream」って絶対言ってない。絶対「ドゥルンドゥルン」って言ってるやろ。
床の間正座娘
アイドルグループNMB48の楽曲です。
ブラスバンドの印象的なサウンドと「うっ!はっ!うっ!はっ!」のダサさ満載の、最近の流行からは一線を画した古臭いサウンドがどっからどう聞いてもヘキサの好みです。
少し前のアイドルソングのような楽曲に、アップテンポだけど暗い雰囲気というのもいいですね。
Bメロの「熱くなったハート〜」の部分はPPPHを踏襲していて、少しリズムが変化したような雰囲気でコールが打ちやすく、構成もよくある構成の王道アイドルソングでめちゃくちゃスッと入ってきます。
「正座して恋をしましょう〜」からのサビの部分は、最初細かい音がたくさん連なっている様子ですが、「正面から〜」の部分で少し伸ばす音が入り、少しリズムが変わったように聞こえます。
この部分が他の楽器の部分でも伸ばされており、このフレーズが強調されています。
この部分がこの楽曲のミソであり聞きどころやね。
つまり、細かい音が同じテンポで聞かせる部分と、伸ばす音が入ってリズムが変化するように感じる部分を交互に組み合わせることで、裏切りをして、飽きが来ないように工夫されていますね。
想像上のフルーツ
ラストアイドル内のユニットシュークリームロケッツの楽曲です。
この楽曲はとにかく爽やかなエレキギターの音や爽やかなボーカルの声、そして爽やかなハ長調(Cメジャーキー)の楽曲にアップテンポで疾走感のある楽曲になっています。
ここまで爽やかで王道アイドルの楽曲は逆に新鮮というか、明るさが突き抜けた感じです。
Aメロとサビは疾走感がある細かい音の連なりになっていて、BメロはPPPHで少しリズムが崩れたようになるので、その差が聞き馴染みがあってスッと入ってくるのも超王道で気持ちいいです。
そしてキスがテーマになっている楽曲なので「ちゅっ」というフレーズが散りばめられているのが王道アイドルの楽曲っぽくもあり、この楽曲の雰囲気を作っています。
そしてボーカルがある部分はハ長調なのに、ギターソロの部分だけ変ホ長調に変わっていて、このギターソロだけ別の楽曲のものなのではないかと思うくらい一気に楽曲の雰囲気が変わるのですが、最後の部分がGメジャーになり、再びハ長調のサビへと戻っていくのが面白いです。
とにかく爽やかで聞き馴染みがあり、何度も聞きたくなる中毒性があるので、今回この記事で紹介しました。
グリズリーに襲われたら♡
原宿発のアイドルユニットである神宿というグループの楽曲です。
ヘキサは全く知らなかったので、アイドルに詳しい友人のまっきー氏から教えていただきました。
この楽曲は「グリズリー」という他の曲ではなかなか見られない印象的な単語をところどころにはめ込んで、電波ソングっぽいキーボードサウンドで殺しにかかっている楽曲ですね。
最初はハ長調(Cメジャーキー)で、明るい雰囲気のなかに、D♯dimコードで少し不安定な部分を味にして、印象的なサウンドに仕上げています。
もう何度も言っていますが、こういう明るい雰囲気の中に少し暗い雰囲気や不安定な雰囲気が入るのはヘキサの好みです。
Aメロ「もしもね帰り道〜」はテンポよく淡々と進んでいきますが、Bメロ「ねぇ嘘つきって〜」の部分は伸ばすようなメロディーが増え、少しリズムがゆっくりになったように感じます。
そこで呼びかけるように「ねぇ」と入れることで、聞いている人の注目度を高め、変化をつけているってのもあるね。
そしてサビ「パジャマだって〜」になると変ホ長調(E♭メジャーキー)へと転調します。
サビでは9thコードが続出し、少しエモいというか煌びやかな雰囲気になります。
「オタクは9thコードが好き」とテトが名言を残していますが(過去記事参照)、ほんとオタク好みの独特なしなやかさを持つ雰囲気になっています。
この部分では転調もしてA、Bメロではあまり登場しなかった9thコードが突如として多用されるので、それまでの楽曲の雰囲気から急な変化が起こるので、一気に惹きつけられます。
余談ですが、サビの変ホ長調(E♭メジャーキー)は既出の「おジャ魔女カーニバル‼︎」と同じキーであり、ピコピコしたサウンドが似ているので、雰囲気が似ているというのもわかります。ただコード進行は異なるので、細かい部分では異なる雰囲気を持っています。
そして、サビが終わると一転してまた急にハ長調へと戻っていきます。
この曲はいろいろなところに気を引くような印象的なコードを用いたメロディーが散りばめられており、歌詞の「グリズリー」という印象的な言葉と相まって、とても中毒性のある楽曲になっていると思います。
でんでんぱっしょん
でんぱ組.inc「でんでんぱっしょん」MV【楽しいことがなきゃバカみたいじゃん!?】
アイドル×電波ソングに特化したアイドルグループとしてやはりでんぱ組.incの楽曲を取り上げないわけにはいかないでしょう。
この曲はでんぱ組.incが好きな友人から教えてもらい、ヘキサも聞きました。
もちろんでんぱ組.incといえばさまざまな電波ソングを発表しており、この楽曲に限らずいい曲はたくさんあるのですが、やはり曲の雰囲気はヘキサの好みの感じです。
ヘキサはアップテンポで明るいのですがどこか少し暗い雰囲気がある曲が好みであり、でんぱ組.incのなかでヘキサの中で一番明るさと暗さのバランスがとれた楽曲ではないかと考えています。
作詞が畑亜貴さんということもあり、明るさの中にある暗さを表現するのはさすがです。
そしてヘキサの一押しポイントは、Bメロの「い〜つ〜も」の部分で、全体的にAメロで駆け抜けたところから少し急ブレーキをかけたような雰囲気になります。
この部分が全体的に早口でアップテンポな楽曲の中でアクセントになっています。
もちろん、この部分があることで、サビのアップテンポな感じも引き立っていると思うね。
サビに入るとそれまでのキーから半音上がった調に転調します。
「行くぞー‼︎‼︎」の部分がきっかけになって転調しているので、勢いで転調しているので、楽しげな雰囲気の楽曲になっています。
ポップミュージック
Juice=Juice『ポップミュージック』(Juice=Juice [Pop Music])(Promotion Edit)
アイドルグループJuice=Juiceの楽曲で、作詞作曲は名曲「愛は勝つ」を世に送り出したKANさんです。
「POP POP POP POP Music〜」というフレーズが初っ端から流れますが、そのキャッチーで癖になり頭に残るようなフレーズがサビでも何度も繰り返されます。
Aメロ以降も歌詞の音がとにかく繰り返しや印象に残るフレーズなどを用いた聞いていて心地いいメロディーが続きます。
特にBメロの「ちゅるちゅる〜」の部分は語感が良くて、まじでASMRの世界。
そしてブラスバンドの音も印象的な楽曲でどこか懐かしい雰囲気のメロディーが先ほど紹介した「床の間正座娘」に続き、ヘキサの好みですね。
そしてサビでは「最初に聞いとくけどポップってどんな意味?」の部分も尻上がりにどんどん音が高くなって盛り上がる雰囲気が昔の軍歌のような盛り上がり方(NK-POPみもある)で懐かしく王道に感じます。
そして最後には半音上がったこの曲のサビの「POP POP POP POP Music〜」というフレーズが8回も繰り返されます!
やはり繰り返しが多いと耳に残りやすいとは言われるけど、8回もこの中毒性のあるフレーズを繰り返されたらそらやられますわ。
しかも「Po Po Po 鳩〜」とマイナーチェンジまで揃って、裏切りも入れていますね。
こういう中毒状態になるように洗脳するために作られた盛り上がりは電波ソングあるあるですがハマってしまいますね。
恋?で愛?で暴君です!
Wake Up, Girls! / 恋?で愛?で暴君です!(Music Video)
アイドル枠ですが、TVアニメ「恋愛暴君」のOPテーマなので、アニメ枠でもあります。
動画配信者のゆゆうたさんが大好きな作曲家田中秀和さんの楽曲なので、ゆゆうたさん曰くイキすぎコードが使用された楽曲でもあります。
(元は灼熱スイッチという楽曲の不思議なコードにゆゆうたさんが付けた名前ですが、他の田中秀和さんの楽曲でもよく見られます)
田中秀和さんはコードが特徴的で、和音の下に半音ずつ上がる(もしくは下がる)ベースを入れることで、ベースラインを滑らかにすることを用いたり、7thコードを多用したりします。
この楽曲でも初っ端から7thコードのオンパレード!
これでもかっ!ってくらい7thコードが多用されていて、メロディーの展開が不安定からの不安定に続く不安定。
お休みが欲しいという言葉は受け入れてくれんよね。
また、7thコードの多様に加えて、ベースラインを滑らかにするためにベースの音が半音ずつ下がっていくという流れにつなげています。
この楽曲の印象的なフレーズである「つかまえてどうどうなっちゃう?」の部分のベースラインがE♭→D→D♭→C→G♭→F→E→F→F#(G♭)と、流れるように綺麗に半音ずつ上がったり下がったりしていますね。
そしてサビの最初に初めてこの楽曲の主音であるGコードになり、落ち着いたと思ったらすぐにGaugに移行するという鬼畜っぷりですね。
ほんと落ち着かないコードばかりなのですが、その中でようやく出てくるGのような普通のコードが逆に違和感で、その部分に注目したくなります。
もちろん、ここで紹介した以外にもベースラインが半音上がったり下がったり、ペダルポイントになっていたりとベースラインに様々な工夫がされています。
楽曲も7thコードが多用されていて、雰囲気はとにかく不思議で不安定です。
でもそれが何度も聞きたくなるように、不快を通り越して快感になるように作られているのが本当にすごいですね。
まじであたおか(最高の褒め言葉)
これぞ麻薬。
おわりに
今回は、ヘキサが独断と偏見で選んだおすすめ電波ソングを25曲紹介してきました。
電波ソングといえば好みは分かれますし聞く人は選びますが、耳に残るような中毒性で脳内に直接麻薬を流し込むような禁断の気持ちよさがある楽曲が多いです。
ぜひヘキサと一緒に電波ソングを聞いて、一緒に脳みそをとろけさせませんか?
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
(ヘキサ)
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