こんにちは。
ポケモンでは指を振り、勉強では首を振るヘキサ(TN:デュナミス)です。
いつも当ブログの記事を読んでくださり、ありがとうございます。
唐突ですが、問題です。
レート準拠の中で最強のポケモンはどれでしょうか?
正解は……
デデドン!(BGM)
レ ジ ギ ガ ス
その証拠にこの種族値をご覧ください。
フラットルール使用可能なポケモンなのに合計種族値670を誇ります!
さらにメガシンカ枠と違い持ち物が固定されません!!
こんなポケモンが弱いわけがないんですよね。(ドヤ顔)
しかし、より強く、より早く、より活躍できるように周りのポケモンでサポートすることでレジギガスはより最強になります。
この最強ポケモンレジギガスをさらに最強にするためにこの構築をお届けします。
パーティ概要
【マルチバトル】を想定しています。
味方との連携や相談が大事になっていきます。
残り3体は相手のドラゴンタイプ(特にジャラランガ)などをなるべく呼ばないようにフェアリータイプやジャラランガ、ボーマンダが通りにくそうな時の予備のメガシンカ枠としてのメガガルーラなどを用意するといいと思います。
ちなみに、ヘキサは
ドレディア
メガリザードンY
リーフィア
ジャラランガ
ランドロス
ニンフィア
カヴァラギさんは
コータス
レジギガス
メガボーマンダ
メガガルーラ
ミミッキュ
カプ・レヒレ
の12体を用意しました。
基本的にはトレーナーズカードにいるポケモンが基本になるので、そのポケモンについてのみ紹介します。
あとの6体は基本見せポケなのでオリジナルでカスタマイズしてください。
オタクの90%はコータスドレディアのせいでレジギガスの存在に気付かない(テキトー)。
構築に至る経緯
ヘキサはポケサーの合宿に参加し、チーム戦でマルチバトル代表として戦うことになりました。
その試合はプロジェクターで他のポケサー民に公開されます。
マルチバトルの相方はカヴァラギさんという方で、様々な構築を知っており、頼りになる方です。
構築の相談はOKなので、せっかくなら面白いギミックを組んで挑むことを考えました。
マルチバトルは4人が2チームに分かれてポケモンを3体選出するという特性上、メガ枠やZ枠が2枠ずつ確保でき、構築に余裕があるため、やる気があれば小難しいギミックを仕込むことも可能です。
カヴァラギさんは前回の合宿で頑丈ヌケニンを軸に戦ったため、今回もギミックを成功させて気持ちよくなりたいと提案してくれました。
合宿の約2週間前の某日
ヘキサにカヴァラギさんから連絡がありました。
カ:「マルチの構築、雨パレジギガスとかどうでしょう?」
ヘ:「なにそれ?」(←無知)
カ:「ラブカスというポケモンは特性すいすいをなかまづくりかスキルスワップでレジギガスに渡せるんです。」
へ:「なるほど。(←頭が弱いのでついていけず…)夢があっていいね。」
カ:「ちなみに、ハハコモリとかで特性ようりょくそをなかまづくりで渡す晴れレジギガスもあります。」
ヘキサは何も構築を考えていなかった(無能)ので、テキトーに晴れレジギガスにしたいと返事をしました。
ヘ:「晴れパにするならようりょくそジメンZリーフィア使いたい!(テキトー)(推しポケ)(空気を読まない)」
カ:「推しポケは入れましょう!」
という感じでパーティが決まっていきました。
この時点での基本選出としては
ヘキサ:ハハコモリ、メガリザードンY、リーフィア
カヴァラギ:コータス(晴れ枠)、レジギガス、メガ枠(相手を見て対応)
これで行こうと大筋を決めて、ポケモンの育成を分担して取りかかりました。
育成を進めてから何日かして
カ:「すごい今更なこといいですか?」
ヘ:「なに?」
カ:「ドレディアもようりょくそなかまづくりできました……」
ハハコモリ育成し終わってるンゴ!!!
<えっ私はどうなるの??
結局ハハコモリをドレディアに変更して、コータスドレディア偽装を目指しました。
ハハコモリはボックスの肥やしになりましたとさ。
コータスドレディアとは、鈍足ポケモンコータスの晴れ下高火力ふんかをドレディアのようりょくそ(晴れの時素早さ2倍)お先にどうぞで相手より早くから打って場を制圧する構築です。
相手に特性もらいび(炎技無効)のポケモン(特にヒードランやブースターなど)や先制技持ち、ワイドガード持ちなどのポケモンがいる場合は相性が悪いですが、それ以外の場合は上からタコ殴りにできる非常に強力な構築です。
相手にコータスドレディアを警戒させて、ヒードランなどが出てきたときにレジギガスで殴って炎技が通るようにするということを主軸にして構築は完成しました。
この日のためにウルトラワープライドでレジギガスが出るまで何回も挑んで厳選してくれたカヴァラギさんには本当に頭が上がりません。
カヴァラギ:「ウルトラワープライドのモチベがない状態でやるのはきつい」
二度と使わんわこのクソポケモン!(CV:ポプ子)(テノヒラクルー)
個別解説
【ヘキサ方面】
おくびょう・ようりょくそ・メンタルハーブ
177(252)-×-95-130-96(4)-156(252)
技:なかまづくり・おさきにどうぞ・まもる・ひかりのかべ
可愛すぎるポケモンゆえにオタサーの姫になってしまうという悲しい運命を背負ったポケモンです。
このパーティのサポート枠であり、レジギガス様を強くするための最大の要となります。
レジギガスにようりょくそを渡すためになかまづくりを入れていますが、それだけでは技スペースが余るので、純正コータスドレディアの動きもできるようにおさきにどうぞも一応入れています。
そして、レジギガス様の被ダメージを減らすためにひかりのかべ(リフレクターは習得しません)も搭載し、ダブルで必須のまもるを入れたら、攻撃技やねむりごなを入れるスペースがなくなっていました。
ようりょくそ後も最速で動きたいのでHSぶっぱの最速ですが、耐久はありません。こだわりメガネ持ちヒードランのダブルバトル補正ねっぷうをひかりのかべ込みで耐えられませんでした。はい。
まあでも役割を終えてからすぐに退場できるというのは場合によっては良い時もありますね。(謎のフォロー)(ドレディアかわいい)
ひかえめ・もうか(→ひでり)・リザードナイトY
メガ前:153-×-99-177(252)-106(4)-152(252) メガ後:153-×-99-232(252)-136(4)-152(252)
XYの頃からお世話になっているダブルの基本形メガリザードンYという感じです。
性格がひかえめなのは6世代の最初で火力重視だったからです。
おくびょうの方がいい説あるけど気にしな〜い気にしな〜い。
ようき・ようりょくそ・ジメンZ
141(4)-162(252)-150-×-117-161(252)
技:つるぎのまい・リーフブレード・まもる・あなをほる
かわいさ溢れるヘキサの推しポケ。
実際はドレディアの方がかわいいですよね。
シングル用晴れリーフィアのサブウェポンを削ってまもるを入れただけの型です。
つるぎのまいを積んでリーフブレードやジメンZを打つというシングルバトルみの深い動かし方が求められます。
マルチバトルでプレイしていると実際積むタイミングそんなにないですよね……
ジメンZは晴れパのきついヒードランに打つ技であり、他にもジャラランガ対策で出てきたはがねタイプや草技が通りにくいポケモンに等倍でぶち込む威力160の役割破壊技です。
サブウェポンが慢性的に不足しているブイズにとって一回とはいえ威力160の役割破壊のサブウェポンは非常に大事になります。(ブイズ使いならわかるはず……!)
Sラインをもう少し調整しても良かったのですが、晴れじゃない時の動きも想定して最速にしてあります。火力が足りないので正直いじっぱりでいいと思います。
【カヴァラギ方面】
コータス(NN:イキリオタク)
れいせい・ひでり・あついいわ
175(236)-×-160-150(252)-93(20)-27(S妥協個体)
技:まもる・ふんか・あくび・だいちのちから
鼻から勢いよく煙を出している姿がイキっているオタクに重なったイキリポケモン。
圧倒的俺噴火するぜ感
っていうか、晴れさせるだけでお仕事終了なサポートポケモンです。
オタサーの姫がなかまづくりをするのはレジギガスであり、オタサーの姫に見捨てられるという悲しきイキリオタクの運命を表現したポケモンです。
一回理想個体を出したのですが、噴火を遺伝させるのを忘れたことにそこで気付き、厳選をやり直した末に生まれたという、ヘキサの育成時の苦労はもちろん誰も気付かないですよね。
どうせ技を打つ気は無いので技構成はテキトー。改善の余地あり。
イキってイキってイキまくるのだ!!
ようき・スロースタート・ノーマルZ
199(108)-212(252)-131(4)-×-131(4)-151(140)
技:にぎりつぶす・はたきおとす・れいとうパンチ・かみなりパンチ
耐久調整
(天候は全て晴れで計算しています。)
(A↑とはいじっぱりやさみしがりなど攻撃が育ちやすい性格であることを指します。)
A↑252メガボーマンダスカイスキンすてみタックルを67.8〜80.4%で確定2発
A↑252霊獣ランドロスばかぢからを75.3〜89.4%で確定2発
A↑252ミミッキュぽかぼかフレンドタイムを64.8〜76.8%で確定2発
A↑252メガバンギラスけたぐり・ばかぢから(共に威力120)を83.4〜98.4%で確定2発
A↑252メガラグラージばかぢからを78.3〜92.4%で確定2発
C↑252メガリザードンYだいもんじを84.4〜99.4%で確定2発
素早さ調整
最速130属スカーフ(実数値300)抜き
このパーティの主役です。
このポケモンがウルトラダッシュアタックを打ったときが一番会場が盛り上がった時でした。
右手を挙げてまるで某スローロリスのようなポーズに会場は釘付けでした。
技構成はマルチバトルという特性上Z枠やメガ枠が多いのではたきおとすではなくワイドガードの方が良いと後から思いました。まもる枠がないのはいくらマルチとはいえキツイ……
レジギガスの復権は人々に大きな印象を与えたのであった…(古文書並みの感想)(ダイパっぽい)
ボーマンダ(NN:はなぞのたえ)
むじゃき・いかく(→スカイスキン)・ボーマンダナイト
メガ前:171(4)-156(4)-101(4)-160(244)-90-167(252)
メガ後:171(4)-166(4)-151(4)-170(244)-99-189(252)
技:すてみタックル・ハイパーボイス・りゅうせいぐん・だいもんじ
前に作ったバンドリのマンダ。
だからバンドリとのバランスを考えてCS重視の努力値振りになっています。
NNもバンドリのキャラの名前らしいんですけど、ヘキサはバンドリを全く知らないのでたえちゃんがどんな子なのか想像もできませんし、していません。
変なこと書くと某YouTuberみたいに炎上しちゃうのでこの辺にしておきます。
この子は自覚があるのでだいもんじを外し、りゅうせいぐんも外します。
信用できるのは命中100%!!これ大事!
みがわりを貼ったヤミラミにハイパーボイスが通ったのは本当に美味しかったし活躍してくれました。
っていうか雑に扱って強いまさに厨ポケ。
メガシンカ枠と最強のレジギガス様を両立できるのもこの構築の強みですね。
運用例
バトルビデオ:3VVG-WWWW-WWWH-GR42
※ヘキサのTNはデュナミスです。
このバトルビデオは合宿本番のバトルの様子であり、基本選出と基本ギミックが綺麗に決まりました。
リーフィアのジメンZが打てなかったことだけが悔やまれますが、会場は非常に盛り上がりました。
①コータス(イキリオタク)ドレディア(オタサーひめ)を並べる
②カヴァラギ側:コータス(イキリオタク)をレジギガスに交代
ヘキサ側:ドレディア(オタサーひめ)がなかまづくりを味方方向に打つ
(初手ねこだましを警戒するならば両方まもるをその前に挟んでも良い)
③レジギガスの特性がようりょくそに変化して、早くて強い晴れパレジギガスが完成するので、晴れパの障害となるようなポケモン(ヒードランなど)に積極的に攻撃する。
④隙があればリーフィアがつるぎのまいを積んだり、メガリザードンYがねっぷうやかえんほうしゃを打つなど、晴れを活用して相手の上を取ることを意識しながら攻める。晴れターンをしっかり数えて動く。
※トリックルームには非常に弱いので、対策はカヴァラギ側@1のポケモン(ボーマンダの部分)に用意しましょう。
そして、最大の見せ場といえばレジギガスのウルトラダッシュアタック!!
決まったっっ!
(耐えられる……)
おわりに
今回はちょっと変わった構築を紹介しました。
2人で合わせて6体選出できるし、メガ枠やZ枠を2つ用意することができるというなんとも自由度の高いマルチバトルで暴れられる個人的には満足度の高い構築となりました。
相方のカヴァラギさんもドレディアのなかまづくりが決まった時には本当に心から叫んで喜んでいました。
合宿ではいろんな人がいろんなルールで試合をしてはそれぞれプロジェクターで放映していましたが、我々の試合の時が一番盛り上がっていたのでは無いかと思います。
Twitterでも我々の間でかなり話題になりましたし。
この試合は本当にバトルビデオで見れる方はぜひ見てください。頭おかしい試合ですが、充実したポケモンをしているなぁと思います。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
そして構築を考えて達成してくれたカヴァラギさんに大きな敬意を称したいと思います。
(ヘキサ)