こんにちは。テトです。
ついに! 米津玄師さんの楽曲がサブスクリプションで配信開始されましたね!
新作のアルバム発売と同時の公開だったので、驚きの瞬間風速がすごい!!!
今回はサブスク解禁されたということで、米津さん/ハチさんの隠れた名曲、佳曲を個人的に紹介していきたいと思います!
・YouTubeで公式がFullで公開している曲
・新作『STRAY SHEEP』の楽曲
は対象外としております。新作の5thアルバム『STRAY SHEEP』の全楽曲15曲については、こちらをご覧ください。
それでは、米津さんのおすすめ曲を公開順に挙げていこうと思います!!
テトのおすすめ曲
バウムクーヘン
ハチの同人アルバム『花束と水葬』4曲目の楽曲ですね。
このアルバムはかの有名な『マトリョシカ』を生み出す前に制作されたアルバムですが、この曲のほかにも『WORLD'S END UMBRELLA』や『clock lock works』など、当時から人気を博していた曲が入っており、その当時の空気感をうかがい知れるアルバムとなっております。
その中でもこの『バウムクーヘン』は私にとってお気に入りの曲であり、シンプルでありながらひとクセのあるリフのメロディライン、メルヘンチックでどこか胸が痛くなるミクの歌が聴きどころです。
私はこのアルバム発売当時からのファンではないですが、こうして再販し、サブスクで配信までしてくれる米津さんの心意気に感謝しながら、当時の雰囲気を味わいたい一作ですね。
病棟305号室
ハチの同人アルバム『OFFICIAL ORANGE』7曲目の楽曲。
この曲は純粋に曲がカッコいいですね。ギターのカッティングに至っては、米津さん随一と言えるほど。この点はアルバム『YANKEE』におけるロックソングに引き継がれていますね。
この記事を書くにあたって調べてわかったことですが、この曲は2009年に作られた『雨降る街にて風船は悪魔と踊る』のリメイクらしいですね。かなりホラー風味ですが、興味がある方はぜひ調べてみてください。米津さんの底知れないアレンジ能力もうかがい知れると思います。
このアルバムには他にも『マトリョシカ』『パンダヒーロー』『ワンダーランドと羊の歌』など、名曲が勢ぞろいしているので必聴の一枚です。
駄菓子屋商売
米津玄師の1stアルバム『diorama』3曲目の楽曲。
正直、私はあまりこのアルバムを好き好んで聴いてはこなかったのですが、それでもこのアルバムの序盤『街』『ゴーゴー幽霊船』『駄菓子屋商売』はめちゃくちゃいいですね。中でもこの曲は1st『diorama』2nd『YANKEE』らへんの初期の米津さんの魅力だと私が勝手に思っている「不気味でありながら陽気でなぜかスッと入ってくる」のが存分に詰まった曲だと思います。
メランコリーキッチン
米津玄師の2ndアルバム『YANKEE』5曲目の楽曲。
このアルバムはやはり4曲目『アイネクライネ』が野球の4番打者のごとく強く、『メランコリーキッチン』はその陰に隠れた次の曲というわけですが、まさに隠れた名曲にふさわしい曲となっております。
バンドサウンド溢れるこのアルバムの印象を決定づける曲となっており、LとRで分けられたギターのカッティングとゴリゴリのベースが聴いているだけでもう気持ちいいです。
ギターやベースを嗜む人なら一度は弾いてみたい(主語がデカい)曲であり、自分も昔何回か挑戦したことがありますが、弾けないです。弾けないのに楽しいです。
花に嵐
米津玄師の2ndアルバム『YANKEE』7曲目の楽曲。
このアルバム2曲目のピックアップですが、本当にこのアルバムは私の青春と言っても差し支えないくらい聴き込んだので、その思い出補正が強いです。
バンドサウンドのポップロックの理想と言ってもいいくらい聴いていて清々しく、今聴いていてもため息が出るくらい、いいです(語彙力)
今思えば学生時代、米津玄師でコピーバンドしたかったなぁと思いつつ、バンドではなくソロアーティストだから脳の選択肢に無かったんですよね。なんであの時こういう発想がなかったんだろうというのは、あるあるですよね。もっと発想力を柔軟に生きていたい。
こころにくだもの
米津玄師の4thシングル『アンビリーバーズ』B面の曲。
なんで米津さんが優しく語りかけてくれるような曲が沁みるのか、未だに分かりません。どんな成分が入っているんだろうか。
B面で肩の力が抜けていて、サビがくだものの名前のみで歌われているのが、聴く者をリラックスさせてくれます。
ミラージュソング
米津玄師の3rdアルバム『Bremen』12曲目の楽曲。
このアルバムは全体的に聴いていてポップな曲が多く、この曲もその一つです。
ハネるリズムにシンプルな進行で、歌詞でも醸し出していますが晴れた日を瞬時にイメージさせてくれる曲。心も晴れていきます。
このアルバムのベストソングは『メトロノーム』一択で、取り上げる気満々でいたのですが、YouTubeで公開されていたのを思い出しました。でもいい曲だから紹介しちゃう!(ルール無視)
米津玄師 MV「メトロノーム」
ゆめくいしょうじょ
米津玄師の7thシングル『ピースサイン』B面の曲。
これも今回知ったことですが、この曲は2010年に発表されたハチの『沙上の夢喰い少女』という曲のセルフカバーらしいです。知らなかった……。ただのB面曲じゃないという肌感はあったのですが、そういうことだったんですね。
こちらがその楽曲。
ハチ MV「沙上の夢喰い少女」HACHI / Sajyo no Yumekui Syoujyo
『まちがいさがし』や『パプリカ』、そして前述した『病棟305号室』ではっきりと浮き彫りになりましたが、米津さんは自分の書いた曲を再構築するのが本当にすごいですね。常人なら元の曲に引っ張られたり、微妙になったりするものを、米津さんは何曲もサラリとやってのけてしまうのかもしれません……。
かいじゅうのマーチ
米津玄師の4thアルバム『BOOTLEG』6曲目の楽曲。
この曲は本当に、曲のテーマと米津さんのイメージが合致していていいですね。"人間と友達になりたい怪獣"という誰もが一度は耳にしたことがあるテーマですが、米津さんほどこのテーマを楽曲にしてしっくりくるアーティストはいないのではと思います。
森山良子さんの『今日の日はさようなら』の歌詞がところどころに引用されていますが、テーマ的に合唱曲の『怪獣のバラード』も意識していそうですね。
どちらも懐かしいですが、個人的に『かいじゅうのマーチ』を聴いて一番思い出すのは、Peter, Paul and Maryの『Puff, the Magic Dragon』ですね。
誰もが一度は小学校で歌ったり某教育番組で聴いたことのある曲だと思いますが、私はこの曲が大好きで、聴いただけで涙腺が緩んでしまいます。
この曲の儚さも裏付けされて、私はこの『かいじゅうのマーチ』が大好きです。
爱丽丝
米津玄師の4thアルバム『BOOTLEG』11曲目の楽曲。
『BOOTLEG』の中ではこの曲が一番好きですね。ライブツアー"HYPE"でこの曲が聴こえてきた瞬間は本当にブッ飛んだ。
東洋的な闇のあるシンセロックめちゃくちゃカッコいいですよね。レコーディングに参加し、プロデュースも行ったKing Gnuの常田さんとの融合が織り成す唯一無二のサウンド。
ラスサビ前はいつ聴いても鳥肌が立ちます。
また、この記事を投稿する前にヘキサと話していて「自分だったらあの曲入れるかな」と話してくれたので、ヘキサの考える隠れた名曲も2曲ご紹介したいと思います。
ヘキサのおすすめ曲
あめふり婦人
米津玄師の1stアルバム『diorama』5曲目の楽曲。
ギターのリフがかっこよくて、聴いていて気持ちいい。メロディーが2パターンなのに、伴奏の変化があって飽きないで楽しめる。好きなテンポで、聴いていて気分が乗る。
確かに、メロディーラインはパターンが絞られていて脳裏に焼き付くけど、2番以降で大きく伴奏を変えていて聴いていて楽しいですね。
私テトがこの記事で取り上げる10曲を決めるにあたって、この曲は最終選考まで残った曲なので、納得の曲選。
百鬼夜行
米津玄師の2ndアルバム『YANKEE』13曲目の楽曲。
なんかお祭り感で気分が乗る。曲調が好みで、歌詞も意味より音感が重視されている感じで聴いていて気持ちいい。
この曲は『YANKEE』が発表された当時からずっと私とヘキサと友達とのカラオケでの定番曲ですね。歌っていて気持ちいい。
ちなみにこの曲も最終選考に残っていました。米津さんのことになると、意外と気が合いますねぇ!
さいごに
ということで、ハチさん/米津玄師さんのサブスク解禁を祝して、今までCDを手に入れないと聴くことができなかった隠れた名曲を今回ご紹介してみました!
この機会に、米津さんの曲を片っ端から聴きまくってみるのはいかがでしょうか。